仲良い同士で起業すると失敗しやすい?起業して成功するパターンとは?
起業することは、ある人にとっては夢であったり、ある人にとっては怖いことであったり。安定という言葉がないからそれに燃える人と近づきたくない人に分かれるようです。その中でも、仲の良い友達のような関係の人と起業をすると失敗しやすいといわれることもありますが、それはなぜでしょうか?
仲が良すぎるのが失敗の原因?
仲が良いから全ての起業が失敗するということはないでしょうし、場合によっては凄く仲が良いほうが成功するケースなど、それはビジネスモデルやその人の特性などを考えても一概にこれというものはありませんが、トラブルが起こるのは仲が良すぎることによっても起こりえるようです。
その例としては、仲が良いけどみんな同じようなほんわかしたタイプで、本当に言いたいことを言えなかったりしっかり管理するタイプの人がいなかったり、自分と同じようなタイプの人とは仲良くなりやすいですが真逆のようなタイプの人とは仲良くなりずらいとしても、起業にはそうした自分とは違うタイプの人がいて、全く違う目線から物を言える人がいるのといないのとでは全然違うようです。
また、役割分担や報酬体系などは、すでに社長と社員のような立場が出来ていれば納得出来ますが、全て同じ立場で始まるとそれで良いこともありますが、ややこしいこともありしっかりと決めないと後からモメることにもなりかねません。
仲が良いといっても表面的な仲なのか、それともどんな自分でも受け入れてもらえる仲なのかでは違い、表面的な関係だと嫌な面を見ることで関係が変わっていくこともあるので、注意が必要です。
才能を発揮し合えるメンバー
ですが、じゃあ仲が悪ければ起業は成功しやすいのかといえば、それは誰でもそんなことはないと思えるでしょう。
それは、それぞれ違った視点から物事が捉えられるという意味では自分と違った性質の人と付き合うことは良いことですが、あからさまに自尊心を下げたり怒りや恨みが出来る関係だと、それも深い付き合いに変えることは出来ますが、起業している間にそれが引き金になって失敗に繋がってしまうかもしれません。
また、どの人もノロノロしておっとりしているよりもテキパキしている人やまとめる人が一人いるだけでも違うでしょう。ですが、どれだけそうした性質が違う人を入れたとしても、どの人も自分が嫌いなことや苦手なことをしていれば、起業しても成功するでしょうか?
自分の才能を活かせるかどうかは、起業して成功するかどうかに結び付いているほど大切なことで、たとえ自分と同じような人がいてもそうじゃなくてもそれぞれ夢中になれること、それが相乗効果を発揮できるものであれば、自然と成功していくといえます。
経営者の中にはこれまでの経歴や成績を見るよりその人の持っている才能と仕事がマッチしているかを判断する人も多く、どれだけ学業が悪くてもその仕事に合っている人なら喜んで採用する人もいるようです。
それなら採用する側もされる側もメリットが大きく、仕事としても成功するでしょう。それは起業でもいえることで、仲が良いから一緒にビジネスをしようというのはただ自分のやりやすい環境を作るだけで、それよりはそれぞれ才能の掛け合わせを出来るメンバーを集めてチームを作ったほうが成功しやすいのではないでしょうか。
成功し続けることが大切
起業が成功するという基準は人それぞれで、とりあえず利益が出ていて赤字続きにならず、ビジネスを続けられるなら成功といえる人もいれば、目標の利益が出ないと成功といえない人もいるかもしれません。
ですが、取りあえず利益が出ることが成功といえるなら、それを続けることが大切で、ずっと成功し続けられるビジネスも中々ないようです。逆にいえば最初全然利益が出なくても、後から大きな成功を収めるビジネスもあれば、短期的な利益だけを追い求め続ける安定しないお金儲けをしている人もいます。
短期的に大きなお金を稼げても、ずっとお金を生み続けられるビジネスは少なく、自分の才能を活かしてずっと成長させ続けられるものやそれぞれの才能を掛け合わせたビジネスが理想といえるようです。
お金は必ずしも好きなこと、才能を発揮出来ることをしないと稼げないというわけではなく、何らかの活動で価値を生めばお金に繋がりますが、やはり好きなことじゃないと生みだし続ける価値が増えることは難しく、ビジネスで成功し続けるという流れに入ることは難しいようです。
逆に好きなことなら嫌でもそれをやり続けることで成功し続ける人もいて、中にはお金がどれだけ稼げてもそれを続けることに意識がいっているので、お金にはあまり興味がないという人もいるようです。起業は成功し続けることが大切といえるみたいですね。