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高学歴で職務経験豊富な女性上司と上手に付き合う三つのポイント

男女平等社会となり、今では女性上司の職場も珍しくない。上司である女性は、些細な失敗をよく覚えている。意見が衝突すると、譲ってくれない事も多々ある。

女性だからという訳ではないが、正義の刃を振りかざしたまま、なかなか矛先を収めてくれない。そんな経験はないだろうか?

女性特有のプロセス重視を知る

よく男性は結果重視、女性はプロセス重視の見方をすると言われる。男性上司なら営業成績がポイントになるが、女性上司は成果を出すまでの努力を確認する。

今後の成果を考えれば、プロセス重視であることは正しいが、同じ営業で同じ成果を求める仕事ならば問題はない。しかし成果を利用し、次の成果を導くようなプロジェクト的な仕事では結果の方が大切になる事も数多い。

現実、女性上司である以上はプロセス重視で報告を認められることを認識しておく必要がある。成果を出すために、どんな努力をし、どんな工夫をしたかが、報告のポイントだ。場合によっては、結果が出ていなくとも努力という過程を報告すれば、理解を得やすい時もある。

一つの成功体験を作っておく

女性上司の方は苦労をした方が多い。男性社会で生き抜いてきたからだ。低く見られがちな社会で実績を残し出世してきた。実績を残したから成功体験のない者には上から目線にもなる。彼女たち自身が気を付けている事だが、何かの拍子に上から目線になってしまったりする。

また苦労して得たポジションだけに、人の上に立ち地位を守るとする気持ちも強い。そんな気持ちも手伝い、上から目線になってしまう。苦労し実績を残したことを十分に理解し対応する必要がある。

「女性上司は優しくて良いよな」と言う同期連中も多いが、優しさの向こうのプライドも忘れてはいけない。優しい女性上司に甘えてばかりでは、上司を助長させてしまうだけだ。

どんな小さな事でも良いから成功体験をしておくことだ。接待を仕切る。商談を仕切る。プロジェクトの一部をこなす。上司に些細な事でも仕事上で一目置かれなければ、高学歴で頭の良い女性上司の下での仕事は成功していかないだろう。

話す内容に気を付ける

彼女達は正論に疑問を持たずにいることも多い。自分が正しいと思えば、正義のこぶしを振りかざしたままだ。自分が正しいと思っており、過去の失敗も引き合いに出し論じてくる。

ここで気を付けたいのは、上司を納得させようと論じる時に、身近な例を引き合いに出し具体的に説明しようとすることだ。引き合いに出した例は、暗示している例を出したつもりでも、別の意味に取っている女性上司をよく見かける。

例えば、アンテナショップの内装で意見が衝突し、他店の身近な例を出したとする。単に方向性を論じるために挙げた例だが、上司は店内装飾の出来の悪さを取り上げてくる。方向性を論じるためなので、その店でなくても良いのだが、いつのまにか論点が変わってしまっている。よく会議で見かける流れだ。

彼女達は些細な事をよく覚え、些細なことが気になる。例を挙げるなら、よく考え選ばなければ、論点のすり替えが行われてしまう。場合によっては、あなたの業務センスまで問われることもある。

身近な例は、別の話になりやすい、という認識を持った方が良い。出来れば、身近でない例が良いのだが、判りやすさという点では難がある。よく検討し具体例を出したい。

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