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あっという間に過ぎる日々「ジャネの法則」を打ち破る最も簡単な方法

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子供の頃は1年がすごく長く感じていたものですが、大人になると1年はあっという間。ふと気がつくと会話の中に「あれ、もう10年前だっけ?」なんて会話に驚いたりすることもあります。

記憶が残っていることに驚くというより、意識しない間にそんな一昔の時間が流れてしまっていることに驚くわけです。実はそれちゃんとした法則があるんです。

ジャネの法則とは?

年をとるほど時間の経過を早く感じてしまう心理的現象は「ジャネの法則」と呼ばれます。

ジャネーの法則(ジャネーのほうそく)は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価されるという現象を心理学的に説明した。

ジャネはこのような表現をしています。表現をしました。

「人が感じる時間の長さは自分の年齢の逆数に比例する」

例えば10歳の子供が感じる1年の時間は30歳の大人は1/3の時間感覚で過ぎていくということです。

その根拠としては30歳の大人にとっての1年は人生の30分の1であるのに対し、10歳の子供にとっての1年は人生の10分の1であり1年の価値が違うということが考えられています。

その具体的な数値が正しいかは検証できませんが、長い・短いの時間感覚は年齢で変化することが当たっているのは経験上間違いないでしょう。

新しい経験を多い時間が長く感じる?

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時間の感覚は、その時間内にした新しい経験の量に関係しているらしいということは実験で確かめられています。

同じ時間でたくさんの枚数の街の風景写真を見せると、少ない枚数の写真を見た人に比べてその経過時間を長く感じるといいます。これは初めて訪れる場所へのドライブで、行きよりも帰りが早く感じることでも経験していることでしょう。

年をとるということは、どうしても新しい経験が少なくなってしまいます。10年以上続けている仕事はルーチンワークとなり、毎日代わり映えがしません。

たまにあるイレギュラーだって、これまでの経験と極端には変わらない(想定の範囲内)ということが普通でしょう。これが心理的に1年間が短く感じてしまう原因なのです。

ジャネの法則を打ち破れ!

しかしこのジャネの法則はあくまでも「過ぎた時間は短く感じた」であって「これから過ごす時間は短く感じる」というわけではありません。

この1年間、積極的に新しい経験を積んでいくことができたなら子供の頃のように長い一年間を過ごすことができる可能性があるのです!

ジャネの法則を打ち破ったとき、その1年間はあなたの人生にとって重要な1年になっていることは間違いないでしょう。年始め、そんな目標を立ててみるのはいかがでしょうか?

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