自分本位を自分流と勘違いしている人が仕事で伸びない理由とは?
自分流と自分本位とは似ているようで違う
自分流というとなんだか格好よく聞こえますが、実は自分本位で周りが見えていないだけという人もいたりします。この、自分流と自分本位との違いとはいったい何なんでしょうか?間違ってしまいますと、とんだ人生の回り道になる可能性が大きいこの違いを理解しておいて損はないでしょう。
基礎や基本もしっかりと学んで、応用もできてから自分流を編み出すというのはいいでしょうが、基礎や基本を無視して初めから自分流と名乗ると少しばかり上手くいったとしても、必ず壁にぶち当たるでしょう。そこから基礎や基本を学べばいいのですが、どんどん違う方向に行ってしまう人も多いようです。
自分本位な人にありがちな特徴とは?
これは、どの分野の世界にも共通する事で、人生に置いてさえも共通する場合が多々あります。どんなに自由奔放な偉人だったとしても、基礎や基本はしっかりとしていたという人が殆どです。料理下手な人に関しても、基礎や基本を押さえていないという場合が殆どでしょう。
メチャクチャ不味い料理しか作れない人が、食事をするお店を開いたところで繁盛はしないでしょう。繁盛をしないという原因が、自分の料理の腕前にあると気づければまだいいのですが、お客の質や立地条件のせいにする場合も多々あります。
このように、自分本位の人は得てして自分に原因があるとはあまり考えないものです。自分流との大きな違いの1つとして、それを高めるという意識は無く、同じような意識を持った人達を探すという点があります。なので、傷を舐め合ったり、愚痴を言い合ったりするのが意見交流だと思っていたりもします。
なので、厳しい他人の指摘には一切耳を貸さないという場合が多いようです。
自分本位な人への指導方法と最終手段とは?
あたり前といえばあたり前ですが、それで結果が上手くいくという事は滅多にありません。たまに上手くいったとしても、人マネだったりしますので二度も三度もは続きません。
基礎や基本がしっかりしていないうちから、個性だとか自分のカラーを出したいと言っている人がいたとしたら、先々の要注意人物かもしれません。
また、すぐに自分のカラーを出そうとするやんちゃな人間でも、基本に素直に戻ることができる人間ならまだいいのですが、戻ってこられる要素が希薄な人間の場合ですと、半ば諦めたほうが賢明な場合もあります。自分本位というものは、ハッキリいうと甘えでしかありませんので厳しくしないと直りにくい傾向もあります。
まず、基本や基礎を甘くみていなければそういった発言も出ませんので、甘い対応をしてもつけ上がるだけという場合が多いでしょう。もしも、もう手遅れだ~という人が周りにいたら、なるべく被害が小さく済むといったような部署へ配置転換をしたほうが無難でしょう。