自分は今何をしたいのか。夢を具体化するには自分の名刺を作れ!
今何をしたらいいのか、何をすべきかなど、人から言われて考えるものではないと思います。一度の人生、もっと自由であるべきです。したい事の無い人は不幸です。
「お金はありませんが、でもしたい事があります」
それでなくては生きて行く意味がありません。それでは、
「やる気、根気でやってみたい事がある」
という方、面白い方法をお教えしましょう。
例えば、自分は物書きになりたいとお思いの方、やってみたらどうです。物書きだと、仕入れもありませんから在庫が溜まって赤字倒産などという事はありません。全て自分の頭の中の想像力で書いて行けます。資源は頭の中です。
頭に投資するお金は幾ばくかは必要ですが、原稿だってその気になったらパソコンなんていりません。手書きの原稿で十分です。
せめて万年筆と原稿用紙、辞書代は必要かもしれませんが、これから続く物書きへの道を考えれば安い投資です。そして名刺を作るのです。名刺なんて三千円程も出せば立派な名刺が作れます。
仕事をしている人ならパソコン位持っているでしょう。パソコンで仕事をする事もできます。ホームページを立ち上げ、広告を取るホームページ仕立てにすれば広告代理店も夢ではありません。そして名刺を作ればいいのです。
これは具体的な夢を持たなければなりません。漠然とした夢では幻で終わります。しかし、その夢は何度でも変える事ができます。発想は自由です。
やりたい事が見つかるまで名刺を作って、まず文筆家なら文筆家、広告代理店なら広告代理店になりきる事が大事です。
そうするといつの間にか、そういう傾向の本を読むようになります。次第に知識が集まり、その業界に詳しくなってきます。そうなると占めたものです。
まず、自分の夢を具体化したいなら名刺を作った方が早道のような気がします。その名刺を人に渡すようになれば、身も引き締まって来ます。
家事手伝いの人も良いのではないか。もし家事手伝いの人がお金が欲しいのなら、肩書きを家政婦として名刺を作り、御用の在る時はお願いしますと名刺を配って行けばいいのです。
今の世の中結構何でも職業になり、お金を頂ける機会が増えて来ています。それを見逃す手はありません。名刺はパソコンでも作れますが、安っぽい物になるのでお薦めしません。やっぱり活版で刷った名刺の方が重みが出ます。
また、名刺を作る過程でも楽しめます。初めての名刺というのはワクワクするものです。ましてや自分のやりたい事の名刺を作るのですから、ワクワクドキドキは最高に気分の良いものです。どのようなデザインにするのか、字体は何にするのかなど、考えるだけで楽しいものです。
僕の友達でプータローを名刺にしている奴がいます。プータローに関して右に出る者はいないと言わんばかりにプータローを満喫しています。
もしそれが行き着くところお金になれば良いのです。一応名刺は自分の今の職業を表す物ですから、それがお金に変わっても不思議では無いのです。
まず、名刺在りきで良いのではないでしょうか。もしかするとその中から新しい仕事が芽生える可能性に繋がる発想が生まれるかもしれないのですから。