自己啓発やビジネスを教える人の中で一流と二流を見分けるには?
自己啓発やビジネスなどを教えている人の中で、一流と二流、三流の違いは同じことを話しているかいないかということでは、意外にも中々見分けられないことがあるようです。
それが実際に会って接するのではなく、ブログやメールなどではなおさら分かりにくく、とてもいいことを話している人でも、実際に会ってみたら思っていた人と違ったということはよくあるようです。
情報、知識を話す人
情報や知識はその分野に興味があり色々調べれば、だれでも知ることが出来ます。
自己啓発やビジネスだけじゃなく色々な分野でも言えることですが、本やセミナーからそうした情報や知識を学ぶ事ができ、それについて話すことが出来れば情報や知識を伝えることが出来ます。
全く知らない人からすればためになる内容になるし、色々な情報を組み合わせてオリジナルなものにすることも出来ます。
そうした情報や知識を集めて教えている人の中にも沢山の人から支持されている人もいます。
ですが、そういう人が必ずしも一流かといえばそうではないのは、実際にそれらの情報や知識を実際に自分でやっているかどうかで判断出来るところもあります。
例えば、コミュニケーションについて教えている人がコミュニケーションがうまく出来なかったり、感情について教えている人が感情に振り回されていたり、恋愛について教えている人が恋愛が得意じゃなかったり。
もちろんそれが悪いということではなく、それらの情報や知識を教えることが楽しくて自分らしいと感じるならそれをやることに夢中になれたりわくわくを感じることも出来るでしょう。
ただ、そうした情報や知識を話す人の中にもそれらを実践している人とあまりしていない人がいて、その両者が話すことには違いがあることがあります。
実際に体験した人の話にはオリジナリティがある
どういう違いがあるかというと、実際に体験したことがある人の話はリアルに感じたり、実体験から話すことが出来るので、よりオリジナリティがあるということです。
例えば、健康についての知識にしても、野菜を食べると体に良いですよということは誰でも本を読めば伝えることが出来ます。
ですが、実際にそれをやった人は野菜ばかり食べていても辛くなって、もう少しこうやって工夫した方が長続きすることが分かれば、その人の体験からしか伝えることが出来ないオリジナルな知恵になります。
情報や知識は又聞きしたもので伝えられますが、知恵は実際に自分が体験したもので、それは人それぞれの体験によって変わります。
本やセミナーから得られることも知恵ですが、それを実際にやってみて、自分の性別、環境、職業、状態、経験してきたこと、感じること考えることなどは人それぞれ違うので、少しは違った知恵に変化するのではないでしょうか。
例えば、大工をしている人もセミナー講師をしている人もビジネスでお金を稼ぐという面からすれば同じ知恵かもしれませんが、それぞれ特徴ややり方などが全然違うので、それらの経験を通してお金を稼ぐという共通点はありながらもそれぞれの分野で違った知恵を伝えることが出来ると思います。
一流の人はオリジナルな知恵と経験がある
一流と二流、超一流と一流どんな分け方でもいいですが、その分野で有名な人、多くのファンがいたり何かの歴史を作ったり偉業を成し遂げている人たちには、同じことをしている人たちとは違うところがあるようです。
それは、オリジナルな知識と経験が他の人より豊富で、さらにその分野で情熱があり夢中になって没頭出来る人は、その好奇心と自信でどんどん先に進んでいくようです。
途中で止まる人は、その分野が得意で他の人より上手く出来たとしても、何らかのテンプレートや、先にやっている人を見て進むことが出来ますが、オリジナルで追求するほど好奇心が湧いてこない、そもそもそれが好きなことではないかもしれません。
好きだと好奇心が湧いてきて、その好奇心がどんどん進む原動力になり、たとえ先に何かを達成している人がいなくても、自分の才能を組み合わせて独自のオリジナリティを生みだしている人もいます。
自己啓発やビジネスに関することを話す人の中にも情報や知識を教える人、それらをベースに自分の経験も織り交ぜて、さらに他の知恵も組み合わせている人など色々な人がいる中、どの人から教わるかによって自分にも影響が変わってきます。
自己啓発など人生をよくすることに関しては、それに依存的になる人を悪用する人もいて、目に見えない世界をいいことに好き勝手に人を操ろうとする人もいて、そうした人を見分けるのも大切です。
一流と二流、どちらから学びたいでしょうか?そして自分が一流二流になるならどちらがいいでしょうか?どちらも自分で選択出来ます。