不安を安心に変える!新しい職場で、人の心を掴むテクニックとは?
今いる住み慣れた環境から離れて知る人が誰もいない環境に飛び込むのは、非常に勇気がいる。職場での人間関係というのは、本当に難しい・・・。ただでさえややこしい人間関係において、仕事の上下関係まで出てくるのだから、その過酷さは計り知れない。自分の嫌いな人間が上司でも嫌だし、部下でもそれはそれでやりにくいと思う事もあるだろう。
しかし、もしテクニックで人間関係を円滑に出来るとしたら?貴方はそれを身につけたいとは思わないだろうか・・・。今回は、新しい職場での不安を少しでも安心に変えられる様な情報をご紹介したいと思います。
付和雷同しない事
新しい職場で真っ先に気になるのが、そこにいる人達と上手く付き合えるか?こういう問題が頭に浮かんでくる。その為か周りの反応や言動がいつも以上に気になり、自分というものが霞んでしまう感じがする。経験が多いほど、「今までの事」と比べてしまったりしてしまう。
職場に限らず色々なタイプの人間がいるので、自分の思う様には中々上手く行かないものだが、分かっていても疲れてしまうと思う。しかし、ここで注意しておかなければならない事がある。
それは、安易に他の人の意見などに賛同しない事だ。悲しいかな人間は信頼していたと思っていた人にさえ裏切られる可能性がある。ましてや新しく入った職場の人について表面的な部分しか見ていないのに、「円滑な人間関係」を意識するあまりに、なんでもかんでも共感したり、賛同の意を示さなくて良い。
逆にそれを継続してしまうと、本当の素顔が見えた時にも、こちらから離れて行くのが難しくなる。そういった人間は、基本的には自分の事しか考えていなのだから・・・。
全体の空気を読んで、臨機応変な対応を心がける
新しい職場では、基本的には皆、探りあいの状態の可能性が高い。中には物事を非常に打算的に考えている人もいる。簡単に言うと、周りには良いカッコをしていても、本質的には自分の評価の為にそれを好んで実行している人だ。非常に怜悧狡猾なので、対応に注意が必要だ。
ここでは全体の空気を良く読んで、臨機応変な対応をする事が自分を守る術だと心得ておこう。緊張や焦りから上手く対応出来ない時も、もちろんあるだろうが、ここは落ちついてどう対応するのが大人な対応なのか?を良く検討して答えて行きたい。
普段から周りを良く観察していれば、ある程度全体の傾向や雰囲気が掴めてくるはず・・・。後は、自分の基準をしっかりと持ってそれを曲げない事!
フラフラと流されて行く姿を性格の悪い人に悟られてしまうと、目の敵にされる恐れがあるので要注意だ。臨機応変な対応とは、こういった事を包括して対応して行く事だと認識しよう。
行動に一貫性を持つ事
これは、自分の基準をしっかり持つという事と重なってくるところでもある。結局のところ、直接的精神的ストレスを受けたり、間接的なストレスを受けたりしても、それに支配されてしまう事が自分にとって非常にマイナスな事だと思う様にしよう。
それをしっかりと理解出来れば自分の行動に一貫性が出てくるし、相手の対応にいちいち一喜一憂しなくて済む様になる。例え貴方が精神的に辛い状態だったとしても、相手は、全く何とも思っていないのだから・・・。
時には、怒っている感情・納得出来ない感情を言葉に出す
人間とは不思議なもので、自分に対して全く異なる意見を言う人や、話を聞かない人や折れない人には適度な距離を保ちたくなるものだ。それはこちらとて同じで、上手くそれらを利用する事によって相手との距離を保つ事が出来る。
すべての人間に好かれるという事は、天と地がひっくり返っても恐らく不可能な事だ。あまりにも話が通じない相手と真剣に話をしたところで、一向に前進しない・・・。それぞれ真逆の性質のあるものは、考え方次第では立場を入れ替える事も可能だいう事をここでは押えておきたい。
なにもかも他の人と合わせるというのが、人の心を掴む事ではないというのが分かっていただければうれしい。本当にレベルの高い人間は、人の悪口を言う前に自分の問題点を探しているし、愚痴や言い訳もしない。
逆を言うと、自分の事はさておき、人の悪口を平気で言う、相手の問題点ばかりを話のネタにする、愚痴や言い訳ばかりの人間は大人ではない。そんな人に自分がしんどい思いまでして同じレベルまで下げて対応する必要は全くない!
そんな事をしている時間があるなら、もっと自分磨きの時間に変更して行こう。時間は有限だという事を決して忘れてはならない・・・。