ハイスペックPC並みに頭を使って平均年収600万円をつかむ方法3つ
あいまいさを許容する
パソコンとは、ひとりの天才が人の脳のクセを考慮してデジタルに置きかえているものですが、そこに搭載されていない機能に「あいまいさを許容する」という機能があります。
この機能はどんなに素晴らしいパソコンにも備わっていません。私たちはビジネスにおいてゼロイチで考えがちです。ゼロイチの最たるものがマニュアルです。しかしマニュアルに書いていないことに臨機応変に対応できる男が上司に好かれたりもします。
マニュアル外のことをさっとやろうと思えば、あいまいさを許容することです。つまり、「ちょっとわからないこと」「今すぐ答えが出ないこと」をずっと頭の中で飼うことです。
これは脳が非常に苦しいので、多くの人は嫌がります。しかし、わからないことをずっと頭の中で飼っているとそのうち答えは必ず出ます。この思考の訓練があなた自身を救います。
脳科学的に証明されていることですが、ここでそれを具体的に説明する余裕はないので説明を割愛しますが、わからないことを諦めないことが600万円の秘訣です。
無理な発想は瞬時に捨て去る
この景気が悪い時にエステをわざわざやろうという奇特な人がいました。彼はベッド数を1店舗1台にしました。部屋を区切れば2台は入ります。これだけを見るとベッド数1台というのは、当初から売上をみすみす半分捨てているように思えます。
しかし、3店舗に合計6台のベッドを置いて6人のスタッフを管理するのは無理であると彼は判断をして、1店舗1台=3店舗3台=スタッフ3人でスタートしました。
結果的に、連日満員です。スタッフもお客さんも回転率を考えるというよりも「プライベート空間のようなゆったり感」が心地よく、延長料金がかなり稼げるようです。無理をしないこと。無理な発想を瞬時に捨てて安全パイをとることです。
数値化することを習慣化する
サラリーマンの人で、なにかあれば上司がすぐに数値を出せと言ってかなわないと思っている人も多いと思います。世の中、すでに数値でもって人を説得するのは当たり前になりました。
しかし、数値が必要な本当の理由は「具体的に比較できる」からです。自分の手の指を広げて、親指から小指まで何センチありますか?
これを知っていると、メジャーを持参していなくても物のサイズをすぐに測れます。「ああ、ノートPCの横のサイズは約40センチね」とすぐにわかります。(テンキーが右側についているノートPC)。
ノートPCは持ち歩く人が多いので、今のカバンはすべてPCのサイズを考慮してつくられます。よってPCより大きなカタログは嫌がられます。カバンに入らないから。
指を広げた時の長さを知っているだけで、いろんなサイズを測ることができて、頭の中で他の物のサイズと「すぐに」比較できます。比較をすることで、「ただ数値を知っている」のではなく、物事を(思考を)立体的に組みあげることができます。しかもその場で。
平均年収と自分の年収の比較。平均摂取カロリーと自分の摂取カロリー。こういうものをすべて数値で把握しましょう。そこからたくさんの物が見えます。それが「あと100万円多く稼げる」アイデアに繋がるのです。