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不況に振り回されないパーソナルブランディングを構築する6つの方法その2

周りを見渡してみると、魅力的なお店から近くにあったのに気付かないお店まで、それは都会じゃなくてもあると思います。

やはりいつまでも人の頭に残り続けるのはしっかりとしたブランドで、それも時代の流れや不況に流されずに、独自の世界観や成長を見せファンを魅了し続けます。そのためのパーソナルブランディングを行う方法の4つ目から見ていこうと思います。

4.魅力的なストーリーを作る

どんなブランドでもその人、もしくは商品サービスなどの魅力的なストーリーがあります。そのストーリーによって集まる人が決まるといっていいほど、ブランドにはストーリーは重要です。

そのストーリーを聞いただけで惹かれるもの、心が掴まれて離せないようなものが作れれば、ブランドは自然に広がっていくでしょう。それだけ人はストーリーが好きで、小さい頃は童話や絵本、大人になってからは映画やドラマと、どんな人でもストーリーに囲まれているといえます。

そのストーリーは順風満帆なものではなく、このブランドが出来るまでにどんな苦労や大変な思いをしたか、そしてどんな人と出会いどんな成長を遂げてきたか、何がここまで知れ渡るブランドになるきっかけになったのかなど、「昔々、あるところに」というフレーズを聞いただけでその先が気になるほど、人はストーリー好きです。

自分では人に話すほどでもないと思っていることでも、それを聞いた人が感動したり驚くようなストーリーを持っていることはよくあることです。商品サービスのストーリーがあれば、信頼性がグンと高まり、そのブランドに対する思いが強くなります。

ブランドを支持する人の共通点はそのブランドに対する強い思い入れなので、そういった周りに流されないブランドになるためにはこうしたストーリーは必要不可欠で、それがユニークであればあるほど聞く人を魅了する力を持つようになるでしょう。

5.ブランドイメージに合うメディアを使う

せっかく魅力的なストーリーが出来ても、ブランドを伝えるメディアがブランドに合っていないものだと、ブランドを傷つけることになりかねません。

お客さんを集めるためならどんなメディアでも使って良いというわけではなく、ブランドをより強めて確たるものにするためには、発信するメディアの信用性や自分のブランドに合っているものを選ぶことが、他との違いになります。

たとえばどれだけ優秀なコンサルタントでも、副業専門の雑誌に載っていれば優秀なビジネスマンの目に止まることはなく、副業をしている人から安い依頼を受けたり、下手をすると自分の理想とするお客さんから信用を失うことにもなりかねません。

全く関係のないメディアに載ることはそうした戦略があるなら別ですが、たまたま載ったとしても意味がないかもしれません。ビジネス雑誌に載るような人が女性雑誌に載っても意味がないでしょう。

これは雑誌だけじゃなくラジオやテレビ、広告など信用性や将来性、それを通して広まることで自分のブランドにどういう影響があるかなどを考えて慎重に活用することが大切です。

間違って自分に興味がない人に対して自慢げに語ると、それが嫌みに聞こえて必要以上に批判を引き寄せることにもなりかねません。

逆に自分だけに興味がある人に信頼が深まるようなメッセージを投げかけると、よりファンが増えて口コミで広がっていくかもしれません。ブランドはむやみに広げるよりもゆっくりしっかりと成長させていくほうが適しているようです。

6.時代と共にブランドを成長させる

いくらブランドが時代や不況に流されないといっても、それが必要とされなくなったりあまりにもニーズとかけ離れているものであれば、何のためのブランドか分からなくなるかもしれません。

たとえば、どれだけ高級服のブランドだとしても、それを着ている人が高級感を感じず周りの人から変だと思われるようなデザインであれば、それを求める人も減っていくかもしれません。

それは未来を先取りしすぎても過去にしがみついてもダメで、あくまで今求めている人の手に届くような形にするのが理想といえます。

そのためには自分のこだわりや情熱に集中することと同時に、周りがどういうものを求めているのか、どういうものが手に入ると嬉しいのかというのも知っておくことが大切です。

ブランドに求めるのは気持ちの変化をより確実に起こしてくれるものなので、それに見合った提供がブランドの信頼性ともいえます。もし優越感という気持ちが欲しくて高級服を買っても、周りからダサいといわれたら、優越感ではなく劣等感を感じることになり、そのブランドのクレームにつながるかもしれません。

ブランドはそれを求める人の望んでいる感情の変化をより他の商品サービスより高い確率で起こしてくれるという信頼があるといえます。こうした方法を試していくと、より確たるブランド構築に繋がるでしょう。

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