自分の不満を社会の中で見つけて、ビジネスで成功する方法
成功するビジネスは、どうやって出来るのでしょうか。そもそもビジネスというと個人では到底出来ないようなことに感じるかもしれませんが、そんなことはありません。今では1円から会社が作れるようになれましたし、インターネットでビジネスを行うと経費を最小に抑えることが出来るので、昔に比べてリスクがほとんどない状態といえます。
ですが、もちろん失敗するビジネスもあります。といってもリスクをかけていないビジネスであれば失敗といっても利益が出ずに終わるだけというものもあるので、気軽に始めることが出来ます。では、成功するビジネスと失敗に終わるビジネスにはどういった違いがあるのでしょうか。
成功するビジネスは不満から始まる
成功するビジネスを見ていると、何らかの強い思い入れ、自分なりのこだわり、美学といったものが強くビジネスに主張されていることがあります。逆に失敗するビジネスというのは、たいした思い入れもなく、お金儲けがしたいから始めるというものが多いようです。
お金というのは強い動機のように思えて、やりたくない仕事をやっていたとしたらすぐにエネルギー切れを起こす程度の動機のようです。逆に強い動機というのは、どうしてもこれじゃないとだめだ、これじゃないと気にいらないというところから始まるようです。
自分が提供出来るものよりも低いレベルのものを提供している人を見て「もっとこうしたほうがいい」これをするのは自分だ!という強い動機があると、それを達成するためのエネルギーが出てくるようです。
これは、ビジネスの規模は関係ありません。というより、それだけ強い動機を持っている人は最初は小さく初めてもそれに共感する人が増えるにつれて自然と大きな規模になっていきます。それは、自分の中から出てくる愛情といえます。
愛情とニーズは違う
ですが、こう聞くと傲慢に聞こえませんか?今あるものに対して不満をいうことは傲慢と感じる人もいるかもしれませんが、傲慢と愛情を見分けて、愛情で進むことが出来ればビジネスは成功するでしょう。
ですが、傲慢で始めると長くは持たないか、成功したとしても不幸になる可能性があります。愛情というのは、純粋に自分が分かち合えることで自分も大好きなことであるのが愛情です。
傲慢というのは、自分がよく見られたいから自分よりもよく見られている人に対して嫉妬したり、出来もしないことを出来ると言ってしまうことを傲慢といいます。
これは、過去のトラウマから来ているものが多く、小さい頃、誰かが褒められているときに自分が不十分な感じがして、とにかく自分が良く見られるようになんとかしたいという気持ちによって出てくる行動が多いです。
これは、大人になっても癒されていない限り出続けるトラウマで、それが嫉妬や妬み、自慢や傲慢といったものにつながります。こうした動機からビジネスをスタートすることも出来ます。ですが、誰かに良く見られたいというきっかけで始めると、誰かに良く見られない時に不快な感情を感じます。
そして、誰もが良く見てくれるということはありません。そのたびに不快な感情を感じ、自分を責めるか周りを責めるかして、どんどんビジネスは衰退していきます。
これに比べて愛情でビジネスをしている人は、ビジネス自体を愛しているため、誰かに批判されても不快な感情を感じることはありません。誰かに良く見られたくて始めたわけではないからです。
なので、その幸せで情熱を持っている周波数に自然と自分にあったお客さんを引き寄せることが出来るようになります。たとえ、同じようなビジネスをしている競合がいたとしても、自分なりの特性や思い入れ、経験などを盛り込んでいるため競争することはなく、協力しあってどちらも幸せになることが出来ているようです。
役割を感じると休憩のサイン
ビジネスに限らず、仕事でも本来自分がやりたくて始めたことでも役割分担などをして、自由な気持ちを感じなくなることがあるかも知れません。人間は不思議と役割を感じてしまうと自由を失った感覚になり、幸せ感を味わえなくなるということがあります。
やっていることは同じでも、それをやる時間や範囲、量などを決められるだけで幸せ感を味わえないのはもったいないと思いませんか?そうしたときは、最初の自由な気持ちを感じるまで、調整してみましょう。
役割を感じたまま進めていくとどこかでバランスが崩れてしまいます。役割さえ感じなければ幸せなままやることが出来るので、愛情のまま進むために大切なことといえます。
大企業のオーナーの中には、元々自分がやりたくて始めたことなのに、大きくなりすぎて管理するには役割にはまらないといけなくなり、昔の幸せ感を感じられなくなった人もいるようです。
お金と幸せ。どちらを得るかはその人の自由ですが、人間の幸せの根元は物体よりも感情ということを考えると、死ぬまでにどれだけお金を稼いだかよりもどれだけ幸せな気持ちを感じられたかが大切ではないでしょうか。