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仕事シゴトしごと!頭がパンクしそうな時に役立つ思考の整理整頓法

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ビジネスマンというのは、会社の中で上司から指示された仕事をこなしていくのがライフワークとなっていますよね。しかし、例えば同僚が突然転職したり異動したり、病気や事故にあってしまったりすると、一気に仕事の負担が増えてしまいます。

会社の事業縮小や経費削減のために今までよりたくさんの仕事をふられることもあれば、単純にあちこちの上司や同僚から、仕事を放り投げられることもあります。

納期や繁盛期が丁度重なって、間の悪いことに突然大量の仕事が舞い込むことだってありますよね。

そんなふうに仕事シゴトしごとの毎日を送っていると、図らずも頭がパンクしそうになってしまうことがあります。しかし完全にパンクすることすら出来ない厳しい状況の中、何とか復活するために出来る思考の整理整頓法について、皆さんにご紹介させていただきたいと思います。

人間の処理能力とは

ビジネスマン、というよりも人間の処理能力にはどうしても限界があります。しかしここが限界です、とそれぞれの部分がひとりでに注意用のアラームを鳴らしてくれる訳ではないので、頭がパンクしそうになる時は、一気にパニックになってしまうのです。

そんな人間の処理能力を考えるにあたって、まずは自分のことをパソコンに見立ててみましょう。

皆さんの普段の処理能力というのは、パソコンで言うところのCPUとメモリ、ハードディスクによって構成されています。CPUというのは、皆さんが本来持っている思考能力の高さや要領の良さなどを指します。

そしてメモリとハードディスクですが、頭がパンクしそうになっている時というのは、この二つに不具合が起きている場合が多いのです。

パソコンも、メモリは短期的に情報を記憶し、実際に作業をする時に使われます。ハードディスクはこれまでのデータを溜め込んでおくために使われています。

これらを人間に置き換えてみると、メモリというのはその人が仕事をするために、書類や計画表を広げることの出来るまっ平らな机です。ハードディスクというのは、これまでの自分の経験や仕事に必要なもの、そして不必要なものも含めて全て放り込まれている倉庫です。

人の処理能力というのは、倉庫の前にデスクがあり、そこに実際にあれこれと作業をする存在、CPUがいるという形になっています。

仕事が忙しすぎて、もしくは一度にやるべきことが多くなりすぎているという時、人の頭の中にいるCPU自体はそれほど困ってはいません。

しかし、仕事をするために資料を広げるデスク、メモリの大きさが足りなくなってしまい、CPUはどの仕事をデスクから叩き落とせば良いのか、どの仕事を新しくデスクに乗せれば良いのか判断出来なくなってしまうのです。

よしんばデスクの上に全ての仕事が乗ったとしても、びっしりと、そして雑然とデスクの上にぶちまけられた資料を参照することは難しいですよね。それぞれの資料は別の仕事のものですから互換がききませんし、一つの仕事を手に取ると、他の仕事が手に取れなくなってしまいます。

そうこうしている内にどんどん仕事が外からやってきて、デスクには到底仕事を乗せられなくなってしまうと、CPUはもう嫌になって、デスクの上の仕事も床にぶちまけてしまうのです。

ここまで来たら思考停止というか、パニックの状態になってしまっている訳ですが、頭がパンクしそうな時というのは、ほとんど仕事をぶちまける直前まで行っています。

そこで落ち着け落ち着けと自分に言い聞かせようとしても、現実問題デスクは狭いし、仕事は次々とやってくるのですから、落ち着くことなど出来ません。

必要なのは、散らかっているデスクの上を片付ける方法です。

頭の中のデスクを片付けよう

人手を増やすことが出来れば良いのですが、自分一人に割り振られた仕事をしている時はそうもいきません。そこで、机の上を片付けるためにもう一つデスクが設置されたら便利ですよね。

一時的に仕事を別のデスクに置くことが出来れば、その分元からあったデスクの上を綺麗にすることができます。一つ一つの仕事を選別して、綺麗に並べ直すことも出来るでしょう。

そのために効果があるのは、今抱えている仕事を全てリストアップしてしまうことなのです。

頭の中で、もしくは小さな手帳を使って、大量の仕事と格闘しているから短期的な記憶容量、つまりデスクが足りなくなってしまいます。それならばいっそ、大きな紙やパソコンのメモ帳を開いてデカデカと仕事の一覧を作ってしまいましょう。

そうすれば、取り敢えずどの仕事から始めるべきなのかを、一歩引いた視点から見ることが出来るようになります。

頭がパンクしそうな時、それ以上詰め込むのは逆効果です。むしろ頭の中にあるものをどんどん外に出すことを考えましょう。会議室を借りきって、声に出しながら仕事を整理するのも効果的です。

体と手を動かし、リストアップすれば自然と思考は整理整頓されて行くのです。

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