> 雑学 > 人間はどこまで生きられるのか。寿命を延ばす新しい研究

人間はどこまで生きられるのか。寿命を延ばす新しい研究

人間の寿命は、昔に比べてどんどん長くなってきています。昔は医療もそこまで発達していなく、今では簡単に治せる病気で亡くなっていたりすることから、平均寿命は30年、40年とされていました。

ですが、今では男女合わせて平均寿命は80歳平均。しかも、100歳以上の層はどんどん増え続けているようです。これは、どういうことでしょうか。

全てを含んだ平均

80歳平均の寿命なのに、100歳以降が伸びているというと疑問に思う人もいるのではないでしょうか。なぜなら、この平均は幼くして亡くなった子供や途中で亡くなった学生なども全てを含んだ平均だからです。つまり、長生きしている人だけで平均すると、100歳前後になるということです。

中には110歳以上も生きている人もいたり、人間の寿命には驚くばかりです。それも、昔は40歳生きられるのが限界だと思われていたのに、今ではその倍を生きていることになります。そして、そうした常識を新たに壊すような研究もされているようです。

平均寿命150歳!?

 

これは、まだ実際に起きたことではありませんが、研究が進むにつれ平均寿命が100歳を超え、ややもすると150歳まで上げることが出来るかもしれないということが分かったそうです。

これは、幼くして亡くなる子や事故で亡くなってしまう人を減らすだけでも平均寿命は伸びるでしょうし、衛生面や精神的なものをより改善していくことで伸びていくでしょう。

その中でもやはり医療の発達というのが目覚ましいものがあります。平均寿命40年を打ち破ったのも医療の新しい開発のおかげで、どうしても治せなかった病気を治せるようになり、80年まで伸びたとされています。

今では、がんや心臓病、脳卒中といった厄介な病気で命を落とす人も多いですが、それが解決される日も来るかも知れません。実際、今では肌の一片から幹細胞などを複製するといった昔は考えられなかった研究も進められており、体の臓器を複製し、それを利用出来る日が来るかも知れません。

平均寿命150歳は大げさではなく、実際にこれまでも150歳近く生きている人は少ないですが、いたことは事実です。医療も科学も発達していない時代にそうした人がいたぐらいですから、これからの時代はそうした人が増えてくるのは現実的といえるかもしれません。

長生きの秘訣はいつの時代も同じ

かといって、長生きの秘訣が通用しなくなるかというとそうではありません。小さな国でほとんどの人が100歳近く、またはそれ以上生きている人達がいて、どの人も元気だそうです。

その人たちに共通することは、ストレスが少ない生活をしている、リラックスしている、栄養のある野菜や果物を食べている、運動をしているといった、昔から大切にされていることをただやっているだけのようです。

ですが、今の日本でこれを実現することは逆に難しい人もいるでしょう。ストレスを感じたいという人はいないでしょうが、仕事や人間関係でどうしても感じてしまったり、リラックスしたくてもノルマや結果などのために常に緊張状態にある人もいます。

そうしたストレスを緩和してくれるのは、化学調味料がたっぷり入った栄養とはかけ離れた味だけが美味しい食事。こうした食事をしながらも、平均寿命80年となると、平均寿命40年だった昔の人は怒る(?)かもしれません。

もちろん、摂生ばかりすることで逆にストレスを感じることも良くないでしょう。ストレスは、体にとって悪い影響があり、ストレスばかり感じていると色々な病気を引き起こす可能性もあるからです。そうならないためにはバランスが大切といえます。

最新の研究:800年まで生きられる!?

また、最新の研究では寿命を800歳まで伸ばすことが出来る可能性があるとされているものもあるようです。人間への影響をマウスで確かめる研究は多いですが、この研究もマウスに試したところ、マウスの寿命が8倍以上に伸びたという実績があるようです。

人間の体にも応用出来るとのことで、老化を著しく軽減し、若いままでこれまでの何倍も生きられるようになるというものです。まだ、正確に公正なものとはなっていませんが、どれについてもいえることは、若く、健康で、そして今まで以上に生きるという共通したテーマのもと、医療や研究が進められているようです。

こうした研究とともに身につけていきたいのが、心の管理です。なぜなら、寿命を伸ばすと聞いても全ての人が喜ぶわけではなく、そこまで生きたくないと思う人もいるからです。

こうした心のトラウマやストレスなどを解消しない限り、寿命が伸びることは苦痛以外の何物でもないというふうに捉える人も増えていくでしょう。80歳以降になって「人生これからだ」とワクワクして生きている人がいるのも事実。どうせ長く生きるなら、本来の自分の姿で生きたいものですね。

スポンサードリンク
スポンサードリンク