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中級者以上に!木材や構造で選ぶベースギター選びのポイント!

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2014.02.26

ベースギターを趣味として演奏したりバンドを組んでいる人も多いのではないでしょうか?ベースは非常に魅力的な楽器で、しかも初心者でも比較的入っていきやすい楽器でもありますが、始めての楽器を手にしてからもうしばらく練習を重ねてきて、現在の楽器が役不足になってきていませんか?

そろそろ新たな楽器を購入したいという方のために、自分の理想にあった楽器選びの観点を素材や構造などから解説していきます。

入門用の楽器、そろそろ物足りなくないですか?

楽器を始めて、技術や経験を上げていくうちに、現在の楽器が物足りなくなっていく事があります。

入門用の楽器でも問題なくライブもできますし、スタジオで音を出す事もできますが、やはり今よりも良い楽器を購入したいとか、自分の好みの音やジャンルに合わせて選んでいきたいという欲が出始める頃だと思います。

楽器は、いかに最初の段階で一つの楽器でも文句を言わずに弾き倒したかがとても重要なポイントになってきます。入門用の楽器であろうと、中クラス以上の楽器であろうと、まったくの素人が手に取れば違いはまったくわからないでしょう。

どれだけ上達したかによって、始めて新しく楽器を手にした時に、その楽器の良さがわかるというものです。ですから、楽器を始めた手のうちは四の五の言わずまずは入門用の楽器でもいいからしっかりと弾き倒して上達をすることが大切になります。

うまくなっていればなっているほど、新しい楽器の価値もわかり、それを買う意味もあるというものです。そして、新しい楽器を買う時に特にこだわりがないのであれば、今の楽器でじゅうぶんでしょう。

よりこうした音を出したいとか、こうしたジャンルで弾きたいとか、そうしたこだわりがあって初めて新しい楽器を選ぶ価値が出てきますし、より自分の好みのスペックの楽器を選んでいくために、様々な知識をつけていくべきです。

木材には多くの組み合わせや種類がある!ボディー編

楽器は、当然木材でできています。そしてエレキ楽器であってもこの木材の組み合わせや選択が演奏スタイルやジャンルに大きな影響を与えるでしょう。

まずはボディーから見ていきましょう。ボディー材には多種多様な木材が使われており、例を挙げれば数えきれないですが、主流となっている木材は限られています。アルダー・アッシュ・メイプルの3種類です。

アルダーは加工が容易で木質も比較的柔らかく、癖のないフラットな音が出る特性から、フェンダー系を始め非常に多くの楽器に使われています。

よく耳にするヴィンテージテイストな音を最終的に目指していくのであれば、アルダーは欠かせないでしょう。そして、ベースに最適な暖かみのある中音域も得意として再生してくれるので、ベースには最適な木材といえます。

つづいて、アッシュは非常に綺麗な木目が出ることからナチュラル塗装で使用される事が多い木材です。

木質は硬く、加工もアルダーより大変でしかも重いため、毛嫌いするプレイヤーもいますが、音の立ち上がりと芯がハッキリしており、バランスの優れた深みのある音が出ます。スラップを多用するプレーヤーや音数が多くて立ち上がり重視のプレイヤーには好まれる木材です。

最後にメイプルは、ボディー材としてメインで使われる事はなく、特殊なメイプルをアルダーやアッシュに貼り合わせて美しい見た目を演出するために使われます。

メイプルは基本的に木目はさほど出ないのですが、育ち方で様々な木目を出す魅力的な木材です。たとえばトラ柄や波のような模様がでるキルトメイプルや、鳥の目のような模様がでるバーズアイメイプル、独創的な模様を浮き出させるスポルテッドメイプルなど、多数の種類があります。

木材には多くの組み合わせや種類がある!ネック編

ネックの木材も色々な組み合わせが使われており、基本的にベースでは、ネックの主体となる部分をメイプルで加工し、フレットや直接指が触れる指板と呼ばれる部分に違う木材を組み合わせたりして使います。

メイプルの指板は、非常に音の立ち上がりと輪郭に優れており、アタッキーなプレイやスラップを多用するプレーヤーから絶大の人気を誇っています。

ローズウッドは、ギターベース問わず大部分の楽器に使用されている最もメジャーな指板で、音の立ち上がりはあまり鋭くはありませんが、そのぶん暖かみのある自然な音の出方をします。

音の輪郭やバランスにも優れています。そして、高級材としてエボニーという真っ黒な木材がありますが、現在では本当に真っ黒なエボニーはワシントン条約で規制がされてしまっているため、ほぼまったく採れません。

そのため、たいていは別の地方から採れた同種のエボニーをエボニー指板として貼るのですが、色は真っ黒ではないため、着色や塗装を施されている事がほとんどです。

エボニーと偽ってローズ指板を黒く着色したものも多いので注意が必要ですが、エボニーは音の立ち上がりが早く、それでいてメイプルよりも重心が低く、安定した音の鳴りが特徴で、非常にバランスもよく多くのプレーヤーから支持を得ています。

ピックアップの主な種類と組み合わせ

また、木材もさることながらエレキベースは機械を通して演奏をする楽器ですから、当然ピックアップというマイクの特性によっても音が変わってきます。

ピックアップは弦を弾く部分の下についている金属のマグネットがついた黒い長方形型の箱です。ピックアップにはシングルコイルとハムバッカー、スプリットコイルやスタックコイルと呼ばれるものがあります。

基本はジャズベースについているシングルコイルです。下から上までバランス良く出力してくれて、素直な音色が特徴です。

ザ・ベースの音と言えば、このシングルコイルですが、一方で2つ以上で組み合わされて使うことが多く、その理由として単体ではノイズが乗りやすいという欠点があるからです。

ハムバッキングのピックアップはそれに対策を施したもので、2つのシングルコイルが並べて一つの箱に入っていると考えてください。

それぞれのコイルがノイズを相殺してノイズレスなサウンドを作り出す他に、シングルコイル単体では音がか細くなってしまう問題を改善したのがこのハムバッカーです。ミュージックマンタイプなどに搭載されています。

そして、プレシジョンベースに搭載されているのがスプリットコイルというもので、これはシングルコイルを並べたというよりは、低音弦側と高音弦側にそれぞれ独立したコイルが二つ上下にくっついているものになり、構造はハムバッキングと同じでノイズキャンセル効果を得られます。

音は、ハムの方が甘くてミッドよりな音色になります。基本的にハムはあまり高域が出ません。そして、スプリットは比較的上から下まで再生しますが、やはりミッドに独特のポイントがあります。

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