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サラ金からの夜逃げ、有名なわりに実行する人が少ない理由

サラ金と夜逃げというのはよくセットで語られますね(笑) ドラマなどの影響もあると思うのですが、自分が今サラ金を使っていて「夜逃げできたらなぁ」と空想することはあると思います。

サラ金と聞くと「夜逃げ」という言葉がパッと浮かぶ人は多いのではないかと思うのですが、実際にサラ金から夜逃げする人っているんでしょうか?

いなくはないが、失敗するケースが多い

夜逃げなんてフィクションだよと思っている人も多いと思います。その感覚は非常に健全なもので、夜逃げなんてするものではありませんが、実は本当に夜逃げをする人はいます。

それこそドラマの中の話のようですが、サラ金の取り立てから逃れるために雲隠れする人はいるのです。ちょっと驚きですよね…。

じゃあ夜逃げってやろうと思えば可能なのか。そう思えてしまいますが、いえ、最後までしっかり確認しましょう。夜逃げすること自体は誰にでもできますが、やり続けることはほとんどできません。夜逃げする人はいても、結局失敗に終わるケースが多いのです。

それも当然ですよね。社会の中で生きている人間ですから、どこかしらでつながりはあるものです。それらのつながりを全部断ち切って逃げるなんてそんな簡単な話ではありません。どこかでつながりがあって、そこから足がつくケースがあります。

また、本当に夜逃げしようと思うなら住所も移せませんからね。それらのことを思えば、夜逃げなんてそう簡単にはできません。

夜逃げ失敗!借金はどうなる!?

もし夜逃げに失敗してサラ金につかまってしまったらどうなるのでしょうか?闇金などでないなら報復に暴力を受けるといったきな臭い話になりませんが、厳しい対応を取られることは確かです。

夜逃げに失敗したら借金返済をまた求められるようになるわけです。夜逃げしている間、借金の扱い上はずっと滞納を続けていたということになっていると思います。

つまり夜逃げにチャレンジしている期間が長いほど滞納期間も長くなるわけで、その期間分だけ滞納の罰則金で借金が膨れ上がっているわけですよね。

元から返せていなかった借金+夜逃げ期間中に膨れ上がった借金を全部返済することを求められるのですから、かなり厳しい状況です。

まともなサラ金なら債務者に暴力を振るったりはしないでしょうが、信頼は完全に失っているのは確かです。融通や恩情を期待することはもうできないでしょう。膨大な借金を前に途方に暮れることになるのがわかりますね。

夜逃げ以外の解決策を模索しよう

本当に夜逃げする人もいることはいると分かったと思います。リスクが大きいわりに不確かな方法だということもわかりましたね。サラ金からの夜逃げという行為がイメージ的に有名であるわりに実行する人が少ない理由もわかりますね。

夜逃げしたいくらいに困っているのなら、夜逃げ以外の方法で解決策を模索した方がよいでしょう。何とか借金を返しきれるように頑張り、それでも無理なら任意整理や自己破産など、夜逃げなんてしなくても解決できる方法はいくらでもあります。

借金返済で困っていると視野が狭くなるのもわかります。「もう夜逃げしかない…」と短絡的な思考をしたりせず、もっと現実的な手段を選ぶようにしてください!