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誰かの一声で奇跡が起こる!大事故を防いだ集団の力の素晴らしさ~後編~

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2013.08.21

8分の遅れの事実があっても、美談がこのままで完結しますように!

この「南浦和駅のホームでの救出時の電車を押す写真」は誰が撮ったのでしょうか。それはわかりませんが、この写真を撮った人に感謝です。こんなすごい事が現実に起こるなんて感動的です。感動をおすそ分けされた気持ちです。

少なくとも「皆がするから、しょうがないや・・・」というような思いで電車を押しているような人はいない気がします。皆の体が思いっきり傾き過ぎているように思います。力の限り女性を助けたい一心で、善意だけで電車を押しているようにしか見えないのです。

この感動と同時に感動に水を指すような事も思ってしまいました。だって、電車を遅らせると1分単位で賠償金を請求されると聞いていたからです。

そんな無粋な事は考えたくありませんが、感動したのはこの車両に乗り合わせた人達だけで、この車両の乗り継ぎ電車の遅れでもしかしたら何か迷惑を被った人がいるかもしれません。その人にとっては重大な遅れとなってJR東日本に苦情や賠償を請求するような事態となった人もいたかもしれないからです。

しかし、彼女は自分のミスでホームの隙間に落ち込んだのでは無く、満員電車で降りるときに人の波に押されて体が浮いたまま車両の外に追い出され、車両を出る瞬間、その周囲の力から解放されてストンと落ちたという事も考えられます。

事実、私は朝8時の大阪環状線でそのような目に合った事があり、ホームの隙間に落ちないかヒヤヒヤ状態で下ばかり見て大阪駅に降り立った事があります。私は幸運にもホームに降り立つまで浮いたままでしたが、この女性はホームにはまってしまったのかもしれないとも思うのです。女性のミスでホームに落ちたと判断されないように願うばかりです。

それにもしかしたら、サラリーマンの通勤時間帯だったら、背広や鞄を持って車両を押したのではこんなに力いっぱい押せなかったかもしれません。もっといえば、車両を押しながら体力が無くて体調を壊すような人も出てくるかもしれません。

それが、幸運な偶然が重なって、体力のある若い学生さんのような人が多かった事、女性が「女性専用車両」に乗っていなかった事等々、とにかく彼女は助かったのです。

どうか、不幸にもホームの間に挟まってしまった女性に賠償金が請求されるような事がありませんように。JR東日本さん、どうか美談を汚さないでくださいね。

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