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今話題の「シェアハウス」の実態…現実のメリットとデメリット

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2013.12.26

今なにかと話題の「シェアハウス」。まあ、つまり現代版長屋ですよね。

それぞれの部屋はあるものの、同じ井戸やかまどを使い、共用スペースでみんなでおしゃべり…作りすぎたおかずは分け合って、それぞれの部屋のケンカや話し声は筒抜け。こんな江戸の長屋を現代にそのまま持ち込み、マンションで再現しようというのが本来のシェアハウスのはずなのですが…。

なかなかマンションの部屋の借り手がないオーナーさんが、広めのマンションの一室を無理やり薄い板で区切り、エアコンの風もダクトで無理やりつないでそれぞれの部屋に風を送り込む。部屋の中はベッドとテレビがなんとか置ける程度の広さで、住人のプライベート・スペースはベッドの上にしかない。

こんな、ただの詰め込み式のシェアハウスがどんどん増えてきています。これはシェアハウスではなく、単なる同居に過ぎないんですが…。

そこで、これからシェアハウスに住んでみたい、興味がある、という方に、失敗しないシェアハウスの選び方を少しお教えしたいと思います。

ひとつの部屋が独立していないところは絶対に選ぶべきではない

そもそも、はじめてシェアハウスに住むという人は、ちょっと想像がしにくいものですよね。

先述したように、ひとつのマンションの一室を無理に区切って分けている物件は、どんなに安くても選ぶものではありません

それは「シェアハウス」ではなく「同居」だからです。

家族が、せまい家に身を寄せ合って暮らしているならいざ知らず、ルームメイトは他人です。しかも男女入り乱れていますから、自分に害はなくても、他人同士がケンカしたり秩序のない生活の様子を嫌でも見なければなりません。それは大きなストレスになりますし、やはりネットカフェに住み込んでいるようなもので、気が休まりません。

では、どういう物件がいいのか?

ひとつには、カラオケボックスのようにワンフロアにいくつも部屋が並んでいて、部屋から出ると共用スペースである、というものがあります。

そして、ひとつの部屋はせまいですが、たいてい4畳はあります。人が生活するのに充分なスペースです。台所やトイレなどは共用ですから、いわゆる昔の「下宿」です。

音はダダ漏れ、シャワーやトイレの掃除は家賃に込みになっているか、担当制で住民が交代でやります。

当然、「下宿」とは違い管理人や住み込みのお手伝いさんなどいませんから、食事は自分たちでとることになります。エアコンやテレビなどは備え付けのところが多く、電気代、水道代など共用スペースのものも込みで家賃に含まれている場合がほとんどです。

また、共有スペースは台所くらいというところが多く、リビングや玄関スペースに靴や荷物を置いたり、ということは基本的にできないところがほとんどです。

さらに、もうワンランク上のシェアハウスになると、やっと「共同生活」らしくなってきます。

2階建てのマンションを一棟貸ししている場合が多く、そのマンションのすべてをシェアハウスとして当てている物件です。

それぞれの部屋はちゃんとワンルームとして機能しており、玄関も全員の靴が置けたり、納屋があったり、ゴミを出すところも専用の場所があったりします。

トイレ、風呂、台所の共有スペースのほかに、みんなで使えるリビングがあったり、集会所のような自由に住人が使用できるフリースペースもあり、ここには楽器やカラオケセットを持ち込んで時間貸しできます(予約制)。

台所も大きくスペースをとっているタイプがポピュラーで、大勢の分の食事をいっぺんに作ることも可能です。

こうなると、マンションをみんなで借りていつもパーティーをしたりといった生活のようで、また個人的な部屋はちゃんとありますのでやっと「シェアハウス」という様相になったと言えるのではないでしょうか。

このようなタイプでも、一ヶ月の賃料が4万円ほど(電気代、水道代等込み)ですので、都心でベッドひとつ貸されて夜行列車のようなスペースで生活をし3万から5万、というのは到底おすすめできません。

また、シェアハウスは簡単に借りられるということも利点であり難点のひとつでもありますが、安く家賃を上げたい外国人留学生が多く住むこともありますので、交流を持ちたい人は考えてみてもいいのではないでしょうか?

どちらにしても、シェアハウスと名がつけばどれでも同じタイプとはまったく限りませんので、充分時間をとって、いろいろなタイプの物件を見てまわってから決めたほうがいいですね。

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