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「卵活」は少子化対策に本当になるのか!?あなたはどう思いますか!~前編~

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2014.04.12

少子化対策で未婚の女性にも「卵活」案が出ています。晩婚化が進む昨今、若い内に卵子を凍結保存しておいて、結婚する気になったらその卵子を結婚する愛する男性の精子を体外受精して高齢出産も可能にするということらしいのです。

初期費用は70~80万円ほどで、2年目以降は1年間卵子1個を凍結保存するのに1万円と聞きました。不妊治療の専門家によると、1度の体外受精で成功するとは限らないので、1人10個ほどの保存が必要だそうです。

すると毎年10万円ほどかかるということになります。初期費用は親が、その後の冷凍保管費用は10万円ほどならOLのボーナスでできそうです。でも、これで安心してますます晩婚化が進みそうではありませんか?

高齢出産について

不妊治療の専門医は卵活を有効な方法と容認しながらも、加齢による影響も大きいと語っているそうです。随分ぼやけた表現ですが「加齢による影響」とは、高齢出産のリスクということだと思います。

もちろん産婦人科の医師と連携して慎重に出産に臨むのでしょうが、なんだか大変そうです。体外受精は、3つ子以上の子供が生まれやすいとも聞きます。

若い内に「卵活」で若い卵子を十分に凍結保存しているので、好きな時に子供が産めるというものではないように思うのです。若い元気な卵子で体外受精ができたとしても、子宮だって老化するということを考えているのかと私は疑問に思います。

35歳以上高齢出産が難しいのは、排卵しにくくなるという問題もありますが、妊娠した後出産までの母体の安全も考慮しなければいけないのです。

さらに、高齢出産の場合、胎児が低体重児になりやすく、また異常早産の危険もあり、産むのも育てるのも命がけなのです。子宮の中で10カ月胎児を育てるには羊水の入った10kgにもなる子宮を支える筋力も必要です。

歳を重ねるほど、カルシウム鉄分ビタミン他体の中で作られる必須脂肪酸というも減少していくのに、妊娠中は胎児に栄養をとられてしまうのです。母体の栄養分補給も大変になってしまいます。

出産は胎児をお腹の中で10カ月無事に育て、自然分娩が一番安全なのです。高齢出産は異常分娩の危険が高く、切迫流産・早産や妊娠中毒症のリスクも高くなるそうです。早産だと低体重児となり、病気や奇形の可能性も高いのです。分娩時の母体のリスクも高まります。

「卵活」は、不妊治療の努力の甲斐あって高齢出産してきた女性の苦労を軽く見ている気がします。体外受精しても子宮に着床率は40代では1割と言われているそうです。何度体外受精を試みても失敗するストレスで精神的にまいってしまう女性もいるのです。

私の友人は10年不妊治療をしてやっと妊娠することができました。10年の努力が実ったので「この子を流産させないように!」と周りが心配するほど神経質となり、心を削り、身を削るような思いで日々過ごしていました。

しかし、洗濯物を干そうとしただけで切迫流産になりかけ、妊娠23週位で入院し、絶対安静状態で帝王切開にて出産しました。

また、生まれたら赤ちゃんを育てるのも大変です。夜中に何度も授乳しなければなりません。赤ちゃんを抱っこして出かけるにしても、オムツやミルクセットを抱えて移動です。とにかく育てるにも体力が必要です。

高齢出産した女性は、幼稚園で若い奥さんに苛められたり、ママ友の人間関係に悩むことも多いと聞きます。

幼稚園で運動会に参加しても、パパは若いパパ達と競争しなければなりません。とにかく育てるのには体力が必要です。このように出産育児以外のさまざまな悩みもあるのです。

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