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やる気、出てますか?無気力の原因と解決法

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2014.03.09

最近、努力しても何をやってもうまくいかない気がする…そんな状況に陥っていませんか?こういった、無力感を学習することによって、後天的に無気力になる症状を、「学習性無力感」といいます。

今日は、学習によって無力感を感じる原因と、無気力にならないための対処法についてお伝えします!!!

1.恐ろしい無気力

まず、無気力になることがどれだけ恐ろしいことか、を説明いたします。無気力と大きく関連するのがうつ病です。無気力や意欲の低下は、うつ病の主要な症状です。

厚生労働省の2011年の発表によれば、全国の推計患者数は、95万8000人であるとされています。また、うつ病に類する「神経性障害、ストレス関連障害及び身体表現性障害」などうつ病に類する患者も57万1000人いるらしく、ほぼ100万人程度、うつ病に類する患者がいるようです。

さらに、うつ病者は、病気を隠したりするケースが非常に多いので、受診していない人まで含めればかなりの数に上ると言われています。

ちなみに、日本人の死因第1位の癌の患者は152万6000人となっており、うつ病者の数がかなり多い部類に入るということの指標になると言えるでしょう。ではうつ病になるとどうなるか。

先ほど、うつ病の症状として無気力を上げましたが、具体的に言うと、ベッドから起き上がれない、1日中泣いている、何も楽しめない、アイディアが一切でない、日本語が読めない(何が書いてあるのかわかるが、理解ができないらしい)というような状態になるようです。

上記したような状態になると、負のスパイラルに陥ってしまうことになります。無気力になる→うつになっていく→さらに無気力に→さらにうつ病に…というように。

さらに、無気力になると、ストレスのかかる割合が大きくなり、身体に対しても悪影響を与える、と言われています。実際に、コントロール不能な不快な状況におかれたネズミやサルは、胃潰瘍や癌などの発症率が高いとの研究結果が報告されています。

もっとも、このような実験が、複雑な人間社会についてまで、確実に反映しているとは言えない、との反論もあります。

2.学習性無気力

では、学習性無力感とはいったい何でしょうか。学習性無力感とは、日々の生活などの経験によって、「何をやっても無駄だ」と思うことによって、無力感を感じることです。読んで字のとおりですね。

では、どうして学習性無力感というものが生じるのでしょうか。ここに、興味深い実験があります。大学生の人たちを3グループに分けます。

第一グループは、非常に不快な音をヘッドフォンから出されますが、目の前におかれた箱にあるいくつかのスイッチを正しい組み合わせで入れると、不快な音を消すことができました。

第二グループは、第一グループと同じだけ雑音を聞かされましたが、目の前の箱にあるスイッチのどれを押しても雑音を消すことができません。

第三グループは、前半の実験では、何もされませんでした。その後、上記実験と似たような状況で、すべてのグループの人に、雑音を聞かせました。ただし、今回の実験では、つまみを左か右に回せば、不快な音を消せるというものでした。

このような実験をしたところ、第二グループの人たちだけが、雑音を聞き続けた人の数が多かったというのです。なぜこのようなことが起きたのか。

おそらく、第二グループの人たちだけが、最初の実験で何をしても雑音を消すことができない、と学習しており、次の実験においても同様に何をやっても無駄であると考えた、と考えられています。

3.解決策

では、どうしたらいいのでしょうか。我々にも、自分ではどうしようもないようなストレスというものが山のようにあると思いますが、我々はただ無気力になっていくしかないのでしょうか。

この点につき考えられる解決策としては、「自分は何もできない」とは思わないこと。すなわち、自信をつけることです。

もし、あなたが今「自分は何もできない」と感じている、もしくはそう感じることがあるのでしたら、まず、自分が「できる」と思うことをしてみてください。

なんでもいいです。大抵、自分の好きなことや、趣味であれば人よりもできることがあるでしょう。それか、新しい趣味に挑戦してみるというものもいいです。

新しい趣味でしたら、最初のうちは簡単で面白いことが多いので、それだけで自分の世界が広がり、自信を取り戻すこともできます。ほかにも、「自分は、能力不足である」、すなわち自分の能力は不変であると思わないことも重要だと言われています。

我々は、能力と努力との関係について、能力は不変であるが、努力は可変であると考える傾向にあると言われています。しかし、それは、実際のところ良くわからないというのが現状です。

たとえば、脳細胞は大人になると死滅すると考えられてきましたが、今日の研究では、大脳皮質などは再生するのではないか、とも言われています。

ですから、もし、無気力になってきた場合には、自信を取り戻すために、自分にできることを行い、自分の能力はまだまだこれから伸びる!と信じることによって、無気力でなくなる、と考えられます。以上、皆様が無気力にならないことを願いまして、筆を下ろそうと思います。

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