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目を大切に~すっきりする疲れ目の解消法~

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現代人にとって、疲れ目はよくあることであり、かつ、天敵です。目が疲れてくることによる作業効率の低下は、仕事や勉強にも悪影響を及ぼします。
疲れ目を一挙に解決する方法について、ご紹介いたします!!!

1、目が疲れるとは

まず、そもそも「目が疲れる」ってどんな状態を言うのでしょうか?

実は、目が疲れている状態というのは、眼球そのものが疲れているというわけではありません。疲れ目は、目の周りの筋肉が疲労・硬直化して起こる現象なのです。

ですから、まずは、目は目の周りの筋肉が緊張しないように使うこと、緊張してしまった場合には、緊張をほぐすといったことが、対処法となります。

2、目だけが疲れるわけじゃない

さらに、疲れ目を感じている方は、その他の筋肉についてまで、緊張をさせているケースが非常に多いです。

過去の経験に照らし合わせてほしいのですが、あなたは目が疲れたと感じるとき、いったいどのようなことをしていたでしょうか。おそらく、以下のようなことであると思われます。

例えば、長時間勉強をしていた、長時間パソコンをしていた、長時間ゲームをしていた…

このように、一定の姿勢で一点を見つめるような状態をずーっと続けることによって、目の周りの筋肉や、肩、腰、背中などの筋肉が硬直化してしまいます。

体というものは、全体の調和で成り立っていますから、目だけ解消しようとしても、肩や腰、背中などの筋肉が緊張したままでは、十分な効果は得られません。

ですから、目のことばかりに気を取られずに、体全体の疲れを解消する、という意識でもって、目の疲れも解消するようにしましょう。

3、温めるor冷やす

では、以下に、疲れ目を解消する具体的方法を書いていきましょう。

まず、効果的なのは、目の周りを温めることです。

上記した通り、疲れ目の原因は、眼球の周りの筋肉の疲労です。この筋肉の疲労を解消させるために、目の周りを温めるのです。

こうすることによって、眼球周りの筋肉の血行が良くなります。血行を良くすることによって、疲労物質の代謝や、栄養補給を促進するのです。

一番気持ちいやり方は、やはり、蒸しタオルを作って目に乗せること。蒸しタオルの作り方は、

①タオルを濡らし、絞る
②ラップにくるみ、電子レンジで温める
③大体1分ぐらい、使用するレンジで調節する

です。

こういったタオルで目を温めることを、疲れ目になりきってしまう前に行ってください。そうすることで、疲れ目そのものを防止できます。

また、目が充血するなど、炎症を起こしていると思われる場合は、冷やしてください。炎症の原因は様々ですが、血流が良すぎる場合があります。

そのような時は、冷やすなどして、血行を抑える必要があります。血流を抑えるためです。
ですから、温めたり冷やしたり、を自在に扱って、目の保養に努めてみてください。

ただし、あまりに症状がひどいときは、自分で冷やしたりなどせず、眼科等に行ってください。

4、マッサージ・体操

次に、眼球周りを指でマッサージします。これも、血行を良くするためのものです。目の周りのツボを押さえて、目の血行を良くしてみましょう。

代表的なツボは、目と目の間の部分(晴明)や瞳の下の骨のくぼみのところの(承泣)等です。これらのツボを押さえることで、血行を良くし、目の筋肉の代謝を良くします。

また、目の体操をすることで、目の筋肉の血行を良くすることもできます。やり方は以下の通りです。

①まず、目を強く瞑ったり、開いたりを5回ぐらいします。
②次に、眼球を上下左右、ななめの方向に10回程度動かします。
③最後に、眼球を時計回り反時計回りに5回程度動かします。

このようなマッサージや体操を疲れ目になる前にすることで、疲れ目を予防できますし、仮に疲れてしまった後でも効果があると考えられます。

さらに、目だけでなく、肩、腰などもマッサージや体操をするようにしてください。例えば、1時間に1回の割合で席を立ち、肩を回したり、腰を回したりするだけでもだいぶ変わります。

このように、体全体の筋肉の緊張をほぐしてください。

5、生活習慣

最後に、生活習慣の観点からする、疲れ目の改善をご紹介いたします。

まず、睡眠はしっかりとってください。どれだけ温めたりマッサージをしたりしても、そもそも体が疲れていてはどうしようもありません。

しっかり、6-7時間は寝るようにして、目を休ませてあげてください。仮に眠ることができないとしても、目を瞑って休めるということも大切です。

また、食事にも気をつけましょう。筋肉の疲れを和らげる、ビタミンBの摂取、目の水晶体に必要なビタミンC、網膜に必要なビタミンAなどを摂取しましょう。

上記のビタミンを摂る方法としては、豚肉、レバー、ピーマン、卵などを食べるよう心がけてください。

6、疲れ目はサイン

疲れ目は、体を労わってほしいというサインである、と考えて下さい。そして、自分を大切にし、疲れ目をできるだけ予防、解消していってくださいね。
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