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名著が泣いている?ビジネス書を読むだけで実行しない人が多い理由

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ビジネス書が何冊も本棚にあるという人は?

社会人なので、ビジネス書くらい読んでいるよという人のほうが多いでしょうが、読んだけどそれっきりで実行には移せていないという人も多いのではないでしょうか?

家の本棚には結構な数のビジネス書が並んでいるが、これを全て実行に移せていたら今頃は・・・と思ってみたり。

確かに、言うのは簡単ですが実行となると簡単ではない事も多々あります。実行に移せない理由というのも人それぞれにあるでしょうし、いつでも実行に移せるからいずれやろうと思って、そのいずれがなかなか来ないという人もいるかもしれません。

いい事は書いてあるんだけれども、自分にはどうも向いてないような気がするといった人の場合は、自分に合うビジネス書が見つかるまでと思っていたら、いつのまにか書棚に大量になっていたということもあるでしょう。しかも、読み返してみたら同じような事ばかり書いてあったり・・・。

ビジネス書を読むのが目的になっていませんか?

これは新しいビジネス書だ!と思っても、読んでいるうちにいつもと同じパターンになったりとか、言葉は変わっているけれど内容はほぼ同じようなものだったりとか、最終的にやっぱり行き着くとこはココかぁと再確認で終わることが多いのではないでしょうか?

自分が知らなかったビジネスマナーや、専門分野に関しての知識などでしたら、読むことによって情報を吸収して役立てているという人も多いでしょう。しかし、ビジネスを成功させるには?または、成功者になる為には?といった類の本ですと、やはり上記のパターンの人のほうが多いでしょう。

成功する為にもっと近道はないのか?自分の知らない上手い方法がまだまだあるのでは?と思ってしまうのかもしれません。情報こそは力なり!と思ってしまい、情報収集の為に買うようになっていたり・・・しかも、読んだだけで情報収集としての役目は完了したと、そこがゴールになっていませんか?

読むだけで満足してしまい、成功に関する評論家のようになってしまいますと、口だけは達者になりますが実際には成功していませんので、じゃあアンタいくら稼いでるの?と聞かれたりしたら口ごもってしまい、お金が全てではない!とそれまでの話の論点をずらそうとしたり・・・。

読むだけで満足してしまっては、料理のレシピを見て作った気になっているのと変わりませんので、いつまで経っても出来上がりを見たり、味わったりする事はできません。行動に移せない理由がある場合は、行動に移せない理由をなんとかできるようなヒントが載っている本を読むのが一番の近道かもしれません

例えば、借金が多いから成功して早く完済したいという人は、今よりもいかに支出を抑えるかといった本か、借金を整理する方法といった本のほうが、借金の返済には現実的に役に立つという場合もあります。

読むだけで満足してしまっている人は、初めの一冊を買った時の気持ちを思い出すといいかもしれません。また、必要な知識は頭に入れてあるのだから、いつでも実行に移せると思っているうちは、いつまで経っても実行に移せないと思ってよいでしょう。

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