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仕事が手につかない、やるべきことが始められない人のタイマー活用法

2014_1_8

ビジネスマンの皆さん、毎日働いていて、もしくは自宅で勉強などをしていて、何だか仕事が手につかない、どうにもやるべきことだと分かっているけれどなかなか始めることが出来ない。

そんな悩みをお持ちの方はいらっしゃらないでしょうか。やらなければならないこと、仕事だとは頭では分かっているものの、どうしてもやる気が出ない、手が動かない。そういう時だって時にはありますよね。

しかし、そうは言っても時間は待ってはくれませんし、仕事も納期が迫ってきます。何としてでも行動に移さなければならないのですが、やっぱりどうしても動けない。
そんな時、皆さんはやるべきことをやるための対処法を持っていますか?

そんな時の対処法はばっちりだ! という方も、そういう時どうしてよいか分からない、という方にも、今回一つの方法をオススメさせていただきたいと思います。

仕事が手につかず、やるべきことが始められない時は、タイマーを大いに活用しましょう。

出来ない自分を否定しない

人間の精神というのは、非常に繊細で複雑です。人間には非常に高いレベルでの環境適応機能、つまり慣れという能力が備わっていますが、一方で枕が変わっただけで眠れなくなってしまう繊細さも持ち合わせているのです。

そして仕事というのは、そんな慣れを時に超越してしまうほどの、ストレスのかたまりのようなものですよね。勉強にしたって同じです。

そもそもの話、動物を狩猟で手に入れ、そこら辺になっている木の実や果物を食べていた人間には、パソコンを操って大きな金額を動かす仕事をするだの、スキルアップのために勉強をするだのといった面倒な仕事が嫌になるのは当然のことなのです。

ですから、まずは仕事が手につかない自分、やるべきことだと分かっているのに始められない自分を責める気持ちになるのはやめましょう。ネガティブな考えというのは、際限なくまたネガティブな感情や考えを呼び込んでしまいます。

真面目な人ほど出来ない自分を否定したくなる気持ちが強くなってしまうのですが、自分を否定したところで何が始まる訳でもないのです。人間なのだからこんな時もあるさ、と自分の不調を楽観的に受け止められるように肩の力を抜きましょう。

自分のことを自分で否定していると、人間というのは不思議なもので、いつの間にか自分の能力にリミッターをかけてしまいます。その結果、今まで何気なく出来ていたことが突然出来なくなったりしてしまうのです。

我々は仕事や勉強のために生きている訳ではありません。生活し、人生を楽しむために仕事や勉強をしているのです。目的が逆転してしまうと、どんどん自分で自分を追い詰めるようになってしまいますので、不調な時は過度に落ち込まないように気を付けましょう。

やる気がなくても問題ない

そして、人間というのは別にやる気がなくても仕事が手につかなくても、能率が悪くても手を動かすことは出来るのです。

やる気がないから出来ないというのも一つの事実なのですが、やる気が無くても出来てしまうのがこれまでの習慣、自分が刻み込んできた慣れというものなのです。

どんなに気落ちしていても、いつもため息をつきたくなるような気持ちでも、毎日朝目覚めて支度をし、ご飯を食べて職場にやって来ている訳です。そこまで習慣で出来ているのですから、やりたくないことだって、その気にならなくても出来るのです。

ですから、無理にやる気を出そうだとか、気合を入れようだとか、これは必要なことなんだから、と自分に言い聞かせる必要はありません。これまで出来ていたことなのですから、放っておけば心のエネルギーが充填されていき、またそのうちやる気も出てくるものです。

手が動かない時は、作業として割り切ってしまいましょう。そのために使えるのがタイマーです。

タイマーを有効活用しよう

人間というのは、必要に迫られるとどんな状況でも体を動かすように出来ています。そして、やる気がでない、始められないという時は、別に追い詰められている訳ではないからこそ、何もせずにぼうっとしてしまうのです。

しかしそんな状態でも作業をすることは意外と出来ます。ここで活躍するのがタイマーで、時間がわかりやすく経過する、もしくは残り時間が減っていく、ということを意識することで、追い立てられるような気持ちになり、ゆっくりでも手を動かすことが出来るのです。

とにかく、やる気がでない時は、自分の仕事や勉強をする時に、いちいちタイマーを起動するようにしましょう。ネットで使えるものでも、腕時計でもスマートホンのアプリでも何でも構いません。

出来るだけシンプルに、時間が動いていくことが分かるものを使うのがポイントです。いざ作業を始めると、人はそれに集中するように出来ています。気がつけば思っていたより手が動いていた、ということになるのです。

作業的に手を動かすスイッチとして、タイマーを使うのがオススメです。

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