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あなたは部下を生き生きと働かせていますか?仕事と労働の違い

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2013.12.16

仕事と労働は意味が異なります。労働はプロセスであり、仕事は結果なのです。上司がそれを見極めて、部下を生き生きと働かせましょう。

仕事とは?

仕事というのはあくまでも作業です。人が働く事によって生まれた結果が仕事です。結果を求めなければならない時や、成果を判断しなければならない時は、この仕事という観点から考える必要があります。

仕事の内容はどうかとか、仕事の生産性はどうかとか、仕事の方法はどうかとか、結果的に生み出される成果に対してフォーカスする事が、仕事という発想です。

労働とは?

それに対して労働とはどういう風に捉えれば良いのでしょうか?労働は結果では無く、そのプロセスも考えなければなりません。つまり、働く事そのものといえます。

労働は人それぞれやり方や得意不得意が異なります。ですから適材適所という発想にもなりますし、働く事自体に意味を見出し、そこに自己実現を求めたりするのです。

そういう特色をしっかりと押さえておかなければなりません。また、働く事によって、その人が何かに貢献をしているという事もあります。そして貢献だけで無く、社会的地位を得る場合もあります。働く事によって社会との関わりあいを位置づけ、その関わり方にも影響を及ぼすのです。

さらに、労働は自分の生計を立てるものでもあります。自分の生計を立てつつも会社に利益をもたらす事によって、社会にも利益をもたらしているという考え方も出来ます。また、組織の中での労働は、上下関係が出来ます。上司や部下といった組織的な上下関係や、先輩や後輩という暗黙の序列もあります。

この様に、仕事と労働は違うという事を、上司という立場にある方はちゃんと知っておいて、部下のモチベーション管理をする必要があります。

仕事と労働のバランス

では、仕事と労働のバランスを考えてみましょう。もしも、仕事という考え方を重視し過ぎていた場合はどうなるのでしょうか?

成果ばかりの話になってしまって、人間関係もギスギスしているかも知れません。それでも組織は成果が出ている事だけに集中しています。職場環境が悪いために離職率が高く、人が入れ替わりしながらも、入社した人の最初の新鮮な気持ちだけに頼って成果が上がったとします。

そしてしばらくその会社で働いたあと、だんだん気持ちが萎えて成果が出なくなった頃には辞めてしまい、また新たに人が入ってくる。そして、しばらくの間だけ成果が出る。この様に人が使い捨ての様になったとしても、仕事という観点だけを見ると、成立してしまうのです。

逆に、労働という観点だけを見ると、働いている人は意欲的で、自己実現の場所にもしている。決まった給料があるから生計も立てられているけれど、成果に対する考え方が甘くて、生産性は低いと言わざるを得ない場合、事業の存続自体が危うくなってしまいます。

ですので、仕事と労働のバランスがとても大切になってくるのです。働く人が満足していても、成果が上がっていなければ事業は失敗ですし、成果が上がっていても、働く人が満足していなければ事業は失敗です。

上司としてのやるべき事は?

もしも上司という立場になった場合、自分のチームをどの様に導けばいいのでしょうか?当然上記しました様に、成果が上がるだけではいけませんし、チームが満足して働いているだけでもダメです。

ですので、上司の役割は、成果はちゃんと出させる。その上、チームにもやる気や満足を与える方法でチームを運営していかなくてはなりません。その両立が大前提となります。仕事に関しては、自動的に成果が上がる様な仕組みを整え、チームが自己実現をし、満足感に溢れながら取り組む方法も同時に必要です。

時々営業現場に見られる事が、上司も部下と同じ立ち位置で営業に行き、仕組みづくりを怠っている場合があります。仕組みづくりの参考のためや、現場の気持ちが分かるために現場に行く事は素晴らしい事ではありますが、そちらがリーダーの本職では無いという事は肝に銘じておかなくてはなりません。

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