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環境音にこだわって仕事をクリエイティブに!環境音の意外な役割とは

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2014.06.29

仕事は静かな場所で行うもの。あなたはそう思っているのではありませんか?

何かと騒がしい職場では自分のもつ本来の能力は発揮できていない、もっと静かな場所で仕事をすることができればいいのに・・・なんて。隣で同僚が議論していたり電話対応している声はどうも集中を阻害されがちです。

しかしそれはどうやら勘違いのようです。ある程度の騒音は作業の生産性を上げる効果があるという研究結果が発表されています。騒音というとマイナスイメージが強いので、自分の周りの音という意味で「環境音」と呼びます。

環境音は邪魔なのか?

環境音は自分の興味が向けられた音以外の音のことです。例えばパソコン作業など音とは関係ない作業をしているのであれば、音はすべて環境音となります。

それは誰かの話し声であったりBGMであったり、さらには外から聞こえる車の音や工事の音、そして風の音、雨の音のような自然の音などなど、とにかく全部です。

耳栓などで耳を塞げば、環境音はある程度は0に近づけることができます。ノイズキャンセラという仕組みを持つヘッドホン機器を使って本当に聞こえなくすることだって可能です。

しかし生活上は不意に誰かからに声をかけられることがありますし、安全上も聴覚情報はあった方がいいでしょう。特に理由のない限りは、環境音は消すことを考えずに我慢する、気にしないでおく方が懸命だと判断されています。

環境音に関するこんな研究結果が!?

しかし、この環境音を積極的に活用しようという考え方があります。アメリカで環境音に関する研究調査結果が出されています。

50デシベル(デジベルは音の大きさの単位)程度の静かな環境(例えば図書館など)で作業をするよりも、70デシベルのノイズがある環境(カフェなど)の方がクリエイティブになる(創造性が高まる)というのです。

ただし85デシベルの高レベルのノイズになるとクリエイティブは発揮できなくなります。適度なノイズ、つまり環境音は作業の生産性を上げるのに重要な役割を担っているということです。

どうして集中できるのでしょう?

具体的な心理的メカニズムを説明しましょう。人間はある程度感覚が阻害される状況に置かれると、いま興味を向けている内容をしっかり把握しようと、よりそちらの方に集中を高めるという行動をします。

例えば何か考え事をしている最中に環境音によって思考が阻害されると、その環境音に負けないように脳は「いつもよりしっかり考えよう!」という状態になるのです。

「騒音の大きさより脳の集中力がやや勝っている」そんな環境音は、いつもより集中が増している状態だと言えます。とはいえ、環境音が不快な音だとそっちの方に気を取られてしまうので集中できず作業の効率は下がることでしょう。

自分の過去を思い出してみると、音楽を聞きながら勉強した方がより集中できる(気がする)ということを学生時代に経験している人は多いと思います。しかしその音楽が自分の趣味に合わないものであったなら、まったく集中できなかったはずです。

環境音を流すWebサービスを活用しよう

環境音を活用するためにカフェで仕事をしよう、というのは職種によってはなかなか難しいことでしょう。オフィスで自分の好きな音楽を聞くというのも今の日本では難しいかもしれません。そこで活用したいのは、雨音や風の音、調整されたノイズ音などを再生できるWebサービスです。

アクセスしてリンクをクリックするだけでいろいろなパターンの環境音を流すサービスが数多く存在します。検索してみるといろいろありますので、自分の状況にあったサービスを試しながら見つけてみましょう。

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