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人は誰でも超能力者。あなたでも超能力者になれる、というお話です

誰でも「超能力者」という言葉にあこがれたことがありますよね。超能力の中で一番人気があるのは、

人の心が読める「テレパシー」
どこでもパッと移動できる「テレポーテーション」
手で触らないのにモノを動かすことができる「サイコキネシス」

でしょうかね。実際に存在するのか?UFOみたいなもので永遠の話題なんでしょうね。

私の好きな本で「馬賊戦記」という本があります。朽木寒三が馬賊をやっていた小日向白朗本人から体験を聞いて書いた話です。この本の中で、白朗はなんと大本教の出口王仁三郎と中国の奉天で面談したことが書いてあります。

大正13年、蒙古での活動に、白朗に協力をしてもらいたいと奉天金竜亭の一室で面談したのですが、この時白朗が仲間に語った言葉です。「聖師と会っているところへ二人の巫女がお茶を捧げて来た。その二人の足が宙に三寸ほど浮いていたよ、あれは道教で言えば幻術だ」と言っているんです。

三寸というと・・・約9センチでしょうか、少なくとも白朗がトリックだと疑ったりせず、そういう世界があるという目で見たということです。

超能力とは?

人の能力を超えた力ということですが、分かりやすく言えば、人ができないことができれば超能力となります。昔、軍事探偵と呼ばれている人たちがいました。今で言えば諜報員でしょうか。外国の地理や文化に対しての知識がまったくない時代、戦争のためにも情報を得ておく必要があって、世界を探検した人がいました。

その中で、ビルマに渡った人の話ですが、地元の人に怪しまれないよう僧侶になって調査をしていたところ、子供が川に流されるのを見てそれを救ったそうです。

それを見た村人は驚嘆!大騒ぎとなりました。その村は「泳ぐ」という概念がなく、大人であれ子供であれ、川に流されるということは、向こうの世界に召されるということだったのです。つまり村人からすれば、子供は黄泉の国から帰って来た。助けた日本人が川を泳いだということは、鳥ではないのに空を飛んだ!に等しく、まさに超能力だったのです。

少し見えてきました。例えば暗闇の夜の世界は、魑魅魍魎の世界と窓や戸を閉めて朝まで寝るだけの世界だった時代に、夜でも平気で活動する人たちがいました。暗闇の夜を怖がらずに活動できる、そんな仕事を生業とする忍者は周りから超能力を持っていると考えられてきました。

文明が発展して情報が氾濫した今の世界ではちょっとなぁんだと思われるかもしれませんが、このあたりを整理すると、超能力者は意外と私達の周りにいるのかもしれません。

例えトリックがあるとしても、見事にマジックを演じられればそれはすでに超能力、マリックが有名になったとき、一部ではあれは超能力だと信じている人たちがいました。タネがナイ!と思わせればすでに超能力と言えます。

広義になりますが、100mを9秒で走ったらすでに超能力、真っ暗な夜、パワースポットを一人で平気で歩けたらこれも超能力。外国語を全く知らない環境の会社や組織の中で、一人だけ外国語が普通に話せたら・・・。

どんな状況でも、10分あればどんな女性とでも仲良くなれる演技と会話能力があれば・・・。ラーメンを5秒で食べてみせる・・・。そんな能力があればどうでしょ?字のとおりの「超能力」、あなたも持っていませんか?

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