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相手に違うよと伝えながらも相手を不機嫌にしない方法とは?

正解とも不正解とも言えない場合にはどう答えていますか?

こんな経験はないでしょうか?どう考えても相手の意見や答えが間違っているんですが、あまりにも相手が自信満々で言っているので違うとハッキリ言えないとか、上司や目上の人なので、ハッキリ言うと相手の面目を潰すことにならないだろうかと思い言えなかったり・・・

ハッキリ言わなければいいと思う人が大半でしょうが、どうしても意見を求められることもあるかと思います。

「そのとおりだと思うよ」とか、「仰るとおりだと思います」というような同意でもいいですが、後から本当は間違いだと知っていたことがバレたりすると逆効果になってしまう場合もあるでしょう。

相手の機嫌を損なわずに上手く答えるには?

じゃあ、どう答えればいいんだよ!という人もいるでしょうが、要は当たりでもハズレでもないが限りなく当たりに近いのでは?というようなニュアンスの言葉で濁すという方法もあります。

そんな言葉や言い回しがあるのか?と思うかもしれませんが、実際にあったりしますので覚えておいて損はありません。

例えば、「東京は大阪の隣だよな?」と聞かれたとします。この問いに対して、正解とも不正解とも言わず相手の機嫌も損ねないようにするには、「当たらずとも遠からずでしょう!」という返しがあります。

当たってはいませんが、正解に凄く近いと思いますよ~流石です!といった感じでしょうか。

後から本人が地図を見て、ぜんぜん隣じゃないじゃないか!と言ってきたとしても、大阪とニューヨークとの距離を考えたら、同じ日本国内で新幹線ですぐですから隣といえば隣のようなものですよと返せばいいだけです。

こういう場合にも使えますよ!

この、「当たらずとも遠からず」という言葉は、言い回しをもっとフランクにしたりする事によって目上の人だけではなく使えたりもしますので、こういった言葉の逃げというものは覚えておいて損はないでしょう。また、こちら側から答えるのにも役立ったりします。

例えば、仕事に関する場合において、まだ数字をハッキリと言ってはいけないという状況があるとします。それでも、同僚などがしつこく聞いてきて「言えない」と言っているにも関わらず、次はこのぐらい?といっていろんな数字を言ってきたとします。そこで、「当たらずとも遠からずだね」と答え続けるという訳です。

最後には、ハッキリ言ってよ~と言われるかもしれませんが、だから最初から言えないっていってるじゃないかと言えますし、ただ言えないというばかりよりは時間も稼げるという訳です。

相手は近かった!と勝手に勘違いして、次はこの数字とどんどん言ってくるでしょうが、返答は変わりませんからね。

このように、まだまだ便利な返し言葉や言い回しというのは沢山ありますので、そういった研究をしてみるというのも面白いかもしれませんね。

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