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あなたの姿勢は大丈夫?骨のバランスのズレによって起こるデメリット

「姿勢が悪い」ということは、小さいころ誰でも言われることではないでしょうか。姿勢が悪いというのは、猫背で背中が曲がっていたり、足を組んでいたり、どちらかの足に力を入れているなど、不自然な形である場合が多いです。

その姿勢をしている人はそれが楽な場合が多いのですが、実は体の構造から見てみると、体に余計な負担をかけている場合がよくあります。これによって起こるのが、年齢が増えるにつれ起こる慢性的な痛みや突発的な症状などです。

これらは、急にそうなったというよりも長年に蓄積によって起こるケースが多く、自分でもわけが分からないうちに起こりやすいです。ここでは、そういうことがないようにあらかじめ対処できる方法を紹介します。

胸を張る

背筋を伸ばすことは体に良いと思われがちですが、背中を反りすぎると体に余計な負担がかかってしまいます。胸を張ることを意識すると背中を反りすぎることなくちょうど良いところまで背筋が伸び、それでいて自信があるように見えるでしょう。

これも胸を張りすぎると不自然な形になり、体に余計な負担がかかることがあるので長くは続きませんが、あくまでずっとその姿勢で保つことが出来るぐらい、そして背筋が反り過ぎないところを意識してやってみてください。

これにより、骨の位置が正常なところにいくことに加えて、体の内部の神経や臓器などにも良い影響が伝わり、気持ちも変化するので、この姿勢で10年、20年と生活することが出来れば、影響は大きいといえます。

骨をロックしない

ロックというのは、足や手を伸ばしすぎて骨だけで支えることをいいます。手はそこまで使うことはないかもしれませんが、足は常に毎日歩くことに使っているので、ロックし続けていると骨に負担がかかります。

筋肉は伸張性や弾力性があるので、生活の負荷というのを活用することが出来るのですが、骨には伸張性や弾力性はないので、負担は直接ダメージになります。

骨折などをすると骨も筋肉と同じように太くはなりますが、筋肉痛などすぐに治るケースに比べて負担がかかりすぎるでしょう。なので、足も手も少し曲げた状態で骨ではなく筋肉に負荷がかかるような状態で生活することが理想です。

筋肉は負荷によって太くも細くもなり、その環境に適応することが出来るので、常に筋肉を意識していると、姿勢も良くなり適度な筋力もつき、魅力的な体になるでしょう。

片側に負荷をかけすぎない

これは、どの場所にもいえることで、例えば足を組んだり腕枕をしたり、横座りをするなど体の片側だけに負荷をかける行動は、長期的に見ると体のバランスを崩すきっかけになる可能性があります。

人間は常に重力によって地球に存在しているため、上からの圧力が体にかかっています。なので、片側に負荷をかけると重力によってより負荷がかかるので、バランスが崩れてきます。

スポーツでも片側だけに負荷をかけるものは骨折や疲労の原因になることが多く、普通の生活を送っている人でも長期的に見ると後々体に慢性的な障害として現れることもあります。

こういったことを防ぐには、普段からまっすぐな姿勢を意識して、片側だけに負荷がかからないように常にどちらにも同じく負荷がかかることを意識しているといいでしょう。

骨や筋肉の障害だけではなく、神経など目に見えないレベルでも影響を及ぼしているため、体に本来の元気が出ないのも片側に負荷がかかっているからかもしれません。

こういったことは、テレビやラジオ、雑誌などで取り上げられて知っているという人もいると思いますが、それをやり続けるのが難しいという人も多いのではないでしょうか。

特にすぐに大きな結果が分かるわけではないので、意欲も沸きにくく気づいたら元の状態に戻っていたという人も多いようです。逆にいうと、すでに何らかの症状を持っている人でこれらを試してみたところ状態が良くなったことを体験した人は続けられる傾向があるようです。

これまでの癖というのは中々取れないものですが、新しいものにする方法としては、それをやることによって長期的にどんなメリットがあるのか、短期的にどんなメリットがあるのか、ということを意識するといいでしょう。

例えば、短期的にいうと「元気が出る」「魅力が増える」「健康になる」などメリットを色々と見つけていきます。そして、長期的にいうと「障害が起こらない」「健康的に過ごせる」「誰かに迷惑をかけずに生活出来る」など、こちらも色々とメリットを見つけていきます。

このようにメリットを明確に沢山出していくことで、今のダメな姿勢よりも新しい良い姿勢をしたいと脳が認識するようになります。こうなると、新しい姿勢を取り入れやすくなるので、自分にとってどんなメリットがあるのか、それによって周りの人に与えるメリットはどんなことがあるのかなどを書き出してみてください。

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