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手間をかけずに視力を回復させる毎日のちょっとした習慣!

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現代人の生活習慣病の一つとして数えられる近視ですが、近年の生活習慣から低下は避けられません。しかし、それに歯止めをかけていかなければ視力低下による様々な弊害が出て生きてしまいます。毎日ちょっとずつの努力で視力を維持していってみませんか?

視力低下は眼精疲労が原因!

現代人のもはや生活習慣病となった近視は、体質や遺伝に関係なく誰しもが抱える問題となりました。その理由として、眼精疲労による目にかかる負担が大きくなっていることが上げられます。

目を長時間酷使して疲れてくると、たとえ眼鏡をかけていてもコンタクトをしていても遠くが見えないといったような経験はありませんか?これは、眼精疲労によるものです。そして、それが長期化したことによってどんどん視力が悪くなっていっているのが現代人なのです。

そもそも現代のものの見方は、人間に本来備わっている目の機能の一部のみを酷使するような形となってしまっています。目でものを見る時には通常、そのものの距離や位置に合わせて最適にピント調節や眼球の運動がおこなわれるのですが、近年のようにテレビにパソコン、スマートフォンなど、近くで一点を見つめてばかりの生活では、ピントを素早く調節したり目の周辺の筋肉を使って眼球を最適な位置に合わせるという作業が必要なくなり、代わりに一点をずっと見続けるという自然界ではあり得ないものの見方に目を酷使してしまっている状況なのです。

環境に適応する力の逆効果!?

また、現代人の近視化が進んでいる理由として、もうひとつ大きな原因があります。そして、それは人間に本来備わった環境適応能力という便利な機能の逆効果なのです。

私たちに備わっている環境適応能力は、新しい環境に慣れたり、多少の変化でも柔軟に適応していくことのできる便利な能力で、クラス替えをした時に、最初のうちはソワソワしていても1週間もすれば、その空間に当たり前に馴染んでしまうのなんかが、まさにその環境適応能力のたまものだと言っていいでしょう。

しかし、これが逆に現代人の視力を近視化させていってしまっているのです。現代人は近くのものをずっと見続けることが多いため、そういう使いかたに慣れていない本来の目では非常に負担が大きくなってしまいます。そこで、現代的なものの見方でも目が疲れないように適応してしまった結果、近視という生活習慣病となって現れてしまっているのです。特にスマートフォンやパソコンなどのネットワーク端末が普及してからというもの、近視化は深刻になっています。

普段から目をいたわって酷使しない!

これからの時代でより目をいたわって長く視力を保っていくには、目を必要以上に酷使しないようにすることがまず第一です。ついつい長時間同じものを見てしまいがちですが、たとえばパソコンと1日中にらめっこをしているような仕事に就いている人は、目をいたわってあまり長い間パソコンの一点を見続けないようにしてください。とはいっても仕事を放ったらかしにするわけにはいきませんので、適度に目線をそらして遠くを見るとか、窓の外にピントを移すようにするだけでも違います。

そもそも人間にとって目は、外界からの情報収集の大部分を担うとても大切な情報器官ですから、これが衰えていくといい事はありません。目が疲れている時にそれとなく手のひらでまぶたの上から目を触ってみてください。おそらく冷たくなっていると思います。目の酷使によって筋肉が凝り固まって血行が不足するのも、目にとってとても良くないことです

仕事中は目をつぶって手のひらで暖めてあげたり、帰宅してからホットタオルや入浴をするなど、目を休める時間が大切です。特に現代人は、仕事ではパソコン、合間は携帯電話の画面、帰宅してからはパソコンに携帯にテレビと、四六時中目を酷使してしまっていますから、目を休めてあげる時間も大切です。

目の体操とストレッチで機能を維持する

また、目は当然ですが目だけでものを見ているのではありません。目の周りにはいくつもの筋肉があって、これらの筋肉によって眼球が最適な位置や向きに来るようになって初めてものにピントを合わせることができるのです。

しかし、一点ばかりを見ていることによって、目は酷使しているものの、こうした筋肉はほとんどお留守になっていますから、どんどん衰えていって必要な時に使えないということになってしまいます。

目の体操とストレッチを普段からそれとなく習慣にしていくことが大切です。上下左右をそれぞれしばらくの間見つめていたり、目を思いきり見開いてから目を強く瞑ってみたりと、目の周りの筋肉を効率よく動かしていくことを意識して使うべきです。

そして目の体操やストレッチをする場合にも筋肉は当然使いますから、あまり酷使しすぎるとよくありません。待っているのは眼精疲労と肩こりだけです。そこで毎日数分程度にしてそれを習慣にしていくことが大切です。これだけで視力が回復したという人もいっぱいいます。

ブルーベリーのサプリメント

そして最後になりましたが、ブルーベリーに含まれるアントシアニンが目の疲労回復や視力低下を抑止するのに効果的だということはすでに知られているかと思いますが、現代ではサプリメントで便利に摂取できる時代となりました。

筆者が子供の頃は頑張ってブルーベリージャムをパンに塗って食べたりしましたが、サプリメントで効率的に摂取できるのです。サプリメントは非常に手軽で素早く水だけで飲むことができて、20日分、30日分と長く続けていくことができますのでおすすめです。

視力回復に必要なのはアントシアニンだけでなく、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの必須栄養素も大切になりますから、基本はやはりバランスのとれた食生活と、摂りきれない栄養素はサプリメントでうまくとっていくと、視力だけでなく心身の健康の基盤としてもとても重要です。

些細なことかもしれませんが、視力が今後も延々と落ちていくのか、いま歯止めをかけて回復に向かわせるのかでは大きな違いがあります。うまくいけば視力を効果的に回復させていくこともできますので、私たち人間に必要不可欠な視力を頑張って維持していきましょう。

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