ロシアの「元締め」…プーチンはなぜ大人気?知られざるエピソード
ロシアの元締め・プーチン首相はなぜこんなに人気があるのか?
日本でも大人気、ロシアのプーチン首相ですが、その人気の理由はなんなのでしょうか?
プーチン首相のエピソードを集めてみました。
もともとプーチン氏は旧ソ連の公安・KGBのスパイでした。当時大統領であったエリツィン氏が酒で倒れたあとの大統領代行を務めたのち、大統領選挙で大勝し、正式に大統領になりました。
名門レニングラード大学在学中、KGBを志すも、KGBはスカウト制で願書受付をしていなかったので、勉強しながらスカウトを待ち続け、見事KGBに目をつけられて逆スカウトに成功したのです。
そんな志の人、プーチン氏は実はめちゃくちゃおしゃべり好きで、子供のころも相当な悪ガキだったそうです。メディアに出るクールな表情は、そんなお調子者の一面を見せまいとする涙ぐましい努力の成果なのでしょうか?
酒もタバコもやらないという、ロシアでは奇跡のような鋼の精神の持ち主でもあります。
柔道と犬と猫をこよなく愛し、極寒のロシアで野良犬と野良猫をなんとか救済しようと動物収監所の建設をいっとき企画しましたが、人間を収監するほうが先だと気づき取りやめになったとか。
本当かウソか、プーチン氏の名言!?集
プーチン氏は、ジョークやユーモアをたいへん愛する人柄で、ついついインタビューなどでサービス精神を出してしまいます。
しかし、プーチン氏が言うとシャレにならないことが多く、またたく間に全世界に「真実の言葉」として知れ渡ってしまうことに胸を痛めています。
例えば…
インタビュアーに「人を殺したことがありますか?」と少々過激な質問をされたプーチン氏。
それに対し「それは、素手で、という意味で聞いているのか?」と答えてしまい、インタビュアーはクスリとも笑うことができなかったといいます。気持ちはわかります。
また、
「汚職するような政治家は、手を切り落としてしまえばいい。中世でそうだったように」とも言っていますが、プーチン氏が言うと「クビを切る」という言葉が文字通りに受け取られてしまうのも理解できます。
一方で、子供や動物をいつくしむ一面もフューチャーされるべきです。
ある式典で、プーチン氏に近づいた10歳の少年に対し、衆人環視の中、その少年のシャツをめくり上げ、おなかにキスをするという行為に出たプーチン氏。
どんなにフレンドリーなミュージシャンでもやらかさない奇行に走ったとして、大ロシア国内は一瞬騒然としました。
後日プーチン氏は謝罪と釈明として「かわいくてついやってしまった」と発言していますが、これなどプーチン氏の性格の裏表のなさをよくあらわしてはいないでしょうか。言い訳のしようがなかっただけかもしれませんが。
しかしプーチン氏のことなので、もしかしたら少年の腹の中に爆弾でも仕掛けられていないかと確認したのかもしれません。
また、無類の動物好きとして知られるプーチン氏は、大の日本びいきでもあります。
東日本大震災の際、多額の義援金を送ってくれたプーチン氏に対し、日本が感謝の意をこめてプーチン氏宛に秋田犬を贈りました。プーチン氏は大喜びし、犬に「ゆめ」という名前をつけて日々、深い雪の中を一緒に転がりまわっているそうです。
あまりにも嬉しかったのでしょう、日本からのお礼のつもりの秋田犬ゆめちゃんなのに、さらにそのお返しにと、翌月にふさふさ毛並のロシアンキャットを日本に贈ってくれたプーチン氏。その猫は「ミール」と名づけられていました。ロシアの言葉で「平和」という意味だそうです。
しかし、かなり突然の行動だったため、ミールちゃんの検疫にかなり手間取り、なんと約半年もの間、成田空港に足止めされて検査をされていたそうです。かわいそうですね。
ですが、現在はちゃんと秋田県知事のもとへ届けられ、知事室で元気に暮らしているということです。知事室で猫を飼ったりしていいのか、と思う向きもおありでしょうが、知事公舎ではミールちゃんが来る前までにすでに7匹の猫を飼っていたそうですから、前例はばっちりのようです。
いかがでしたでしょうか。プーチン氏の愛すべきエピソードはまだまだ数え切れませんが、もしもお時間があればパソコンで「プーチン 猫」と検索してみてください。プーチン氏の描いた貴重な猫のイラストが見られるはずです。そして、あなたはもっとプーチン氏のことが好きになるはずです。