なぜ、音楽を聞くとやる気が出たりリラックス出来るのか?体のリズムとは
なぜ、音楽を聞くとやる気が出たりリラックス出来るのか?疑問に思ったことはありませんか?スポーツ選手でも試合前に音楽を聴いてやる気を高めたり、落ち込んでいる人も音楽を聴いて気持ちを癒したり、そう考えるとその人の状態に関わらず音楽は人に良い効果をもたらしてくれるようです。
体と音楽のリズム
とはいっても、全てが良い音楽なわけではなく、これを聴くと落ち込んでしまったりちょっと怖いと思うような音楽もあるかもしれません。逆にポジティブすぎる歌を聴くのが嫌いという人もいるでしょう。
年代によっても聴く歌が違い、演歌が好きな人もいればJ-POPが好きな人もいます。そして好きな音楽を聴いている時は、それまで気分が落ち込んでいてもそれが嘘のようにガラっと変わることもあり、緊張していてもリラックス出来たりと、色々な効果が期待出来ます。
リズムセラピーというものもあるほど体と心に音楽は良いとされていますが、それはなぜでしょうか。体は一定のリズムによって成り立っています。それは心拍数や代謝量、体の温度や呼吸など、どれもそれぞれ違ったリズムがあるようです。
これは体を構成している物質やエネルギーなどにも関係があるようですが、それは感情によって自分のリズムが確認出来るようです。
気分がパッとしない時ととても楽しい時だと気持ちが違いますし、好きなことをしている時と嫌いなことをしている時でも違い、それによって体と心にも影響します。
ストレスを感じるレベルが大きいほど病気になりやすかったり免疫力を下げたり、やりたくないことをしていればやはり心も晴れません。ですが、音楽を聴くことで感情を変えることができ、それによってリズムを変えることが出来るようです。
体のリズムを変える
体は一定のリズムで動いていますが、怪我や病気になると体の一部、または全体のリズムに影響があるようで、そのリズムの変化を元に戻したりよりエネルギーの高いものにすると、怪我や病気の改善も早まるといわれています。
癌になっても笑っていると癌細胞に効果があるといわれるのも、病気がちで落ち込んでいる状態と笑っている高いエネルギーの状態ではリズムが違い、それによって免疫力を引き上げたり病気に対応する反応もみられるようです。
大好きなことをしている人はそれをしているだけで病気が吹き飛ぶようなエネルギーがあったり、それが仕事に出来ればやりたくないことをしている人はストレスを感じているのに自分は充実した楽しさをずっと感じるかもしれません。
なので、付き合う人を考えるというのも人生のリズムに大切なことで、自分の好きなことを仕事にする決心をしたら、そこから嫌いなことをしている人より好きなことをしている人と付き合う時間を増やすほうが、その人たちから自分の理想とする人生になるための同じリズムを吸収することが出来るでしょう。
逆に、いつまでも一歩踏み出せなかったり居心地がよすぎて理想の人生に目を向けられないという人は、付き合っている人に依存しすぎているかもしれません。リズムを変えるのは人生にまで影響することといえます。
理想のリズムとは?
では、どういうリズム、エネルギーの状態でいるのが良いのでしょうか?それはその人がやりたいことをやったり行きたいところに行ったり、それによって楽しい、充実している、幸せといった気持ちを感じることが出来れば、高いエネルギーの状態といえます。
それがポジティブすぎてもネガティブすぎても過剰なエネルギーやエネルギーが低かったりと、そのバランスの悪さが感情のアップダウンをより引き起こすこともあります。
たとえば、やりたくない仕事をしている状態から休みに好きなことをした時の感情のギャップの大きさが、次の仕事が近づいてくるととても気分が落ちたりするのは、こうしたリズムの違いがあるからです。
逆にいえば、将来の楽しみがあれば今の嫌なことも頑張れるのも、こうしたリズムが関係しているといえます。ですが、やはり理想なのは今を楽しめる本当にやりたいことをやり、それに夢中になることではないでしょうか。
やりたいことをしている人が魅力的に見えるのもこうしたリズムによるエネルギーの高まりも関係しているといえるでしょう。また、感情は反射的なものでもあり、何かの出来事に反応して自分が望まない感情が出てくることもあり、それによっても周りに影響を与えることがあります。
常に影響を与え合っているのであれば、自分が好きなことをやっているエネルギーでいれば、他人に目に見えて貢献をしなくても、その姿を見るだけで勇気づけられる人、やる気が高まる人、癒される人など相手を変に振り回す形ではない影響を与えることが出来ると思います。