読書とメモは一体型が効果的!カバーでつなぐインプットの技術
みなさんは読書するときどんなスタイルで読んでいますか?書店でカバーをつけてもらってそのまま読む、お気に入りのブックカバーをつけて読む、あるいはなにもつけずに素のままということもあるでしょう。
最近は電子書籍も相当に普及してきましたので、タブレット端末で読むスタイルの方もいらっしゃるでしょう。私はどちらの選択肢も用意しつつ、結局紙で読む方が多いアナログ派です。
さて、今回は読書によって情報収集(インプット)するのを前提として、道具としてのカバーやそのスタイルを考える記事です。
1 気になる情報をどうやってつなぎ止めるか
本を読みながらメモを取る人は多いと思います。でも移動中は即座にメモを取るのが難しいので、最初からメモをあきらめている人も多いかもしれません。
いいフレーズや新しい知見に出会って「あ、これ重要!」と思ってもどこかにつなぎ止めて置かないと忘れてしまうのが人間のつらいところです。
ですから、本と一緒に付箋を持ち歩き、気になった場所にどんどん貼ってゆくという手法も大いに活用すべきですね。
しかし、付箋を貼っても後から見返さない可能性は大いにあります。見返すには相応の抜き書き作業が必要で、結局は二次的にメモを取る必要が出てきます。面倒だと思っているうちにそういうこともしなくなっていきます。
それを解決するのに写真を撮るとか、電子化・全文検索を活用するという例もあります。でも、検索で解決させるならそもそも読書なんか必要ない気もします。
問題は読書という自分の「主体的行動」のうちに「学び」があって、それを自分の中にどうやって「定着(吸収)」させるかです。あまり合理化してゆくと結局なにも得られていなかったなんてこともありますから要注意です。
ですから、その場でメモが取れるならそのほうがいいのです。
2 読書ではすぐにメモができた方がいい
メモを取りたいのに書くものがないというような状況で、みすみす情報取得の機会を失うのなら、いつでもそれができるような読書スタイルを構築してやればいいと思います。
私はブックカバーに手帳(ノート)を融合させるという手法を使います。ペンホルダーつきのカバーを使えばいつでもメモが取れます。
この場合手帳はメモパッドでも小さなノートでもかまいません。携帯には薄い冊子タイプのものがおすすめです。これをカバーの片袖に収納しておきます。後は時系列にメモを取っていくだけですね。
3 どんなカバーで本とメモ媒体を一体化するか
カバーの選択肢をなにもブックカバーに限定しなくてもよいのです。手帳カバーなどにも色々と応用の利く物があります。以下にいくつか紹介してみます。
- ほぼ日刊イトイ新聞 ほぼ日手帳用カバー
- キングジム ノートカバー
- COBU ロディアケース
- プルンニー ブックパッカー
- ミドリ ペンホルダー
各種ポケットがこれでもかとついているので、ペンのほかメモやカード、付箋その他色々な物を一緒に携帯できるメリットがあります。また、手帳に挟めるうすいメモ帳も製品化されています。オンラインやロフトで入手できます。
サイズはA6・B6・A5・B5があって、文庫やビジネス書に対応可能です。これに本とメモパッドをつければいつでもメモを取れる読書ツールに早変わりです。
ペンホルダーが内側にあるので、出っ張りもなくスマートに収まるのが魅力です。文庫サイズ対応です。
ブックカバーとしてつくられているので、文庫から大判まで各種本のサイズに対応したラインアップがあります。
ざっとこんなところですが、調べてみると選択肢は結構あると思いませんか。ぜひメモが取れる読書でインプットを効率的に行ってみてください。