本当にお金がない時にやるべき3つのこと。シーン別緊急対処法も紹介
新型コロナウイルスの影響による社会情勢の急激な変化は、多くの人の経済的状況に打撃を与えましたよね。
中には、お金がなくて困っている…もう本当にギリギリのところまで追いつめられるほどお金がない…というところまで陥ってしまっている方もおられるかもしれません。
また、日々の生活は何とかなっているけれど、急な出費に対応できないという方や、子どもの学費や、医療費などが払えるか不安ということもあるでしょう。
お金がないと悩むことは精神的にもとても辛いことですよね。
今回は、お金がない…助けてほしい…という状況に陥った時にまずやってほしい3つのことと、シーン別にみるお金がない状況への対処法をご紹介します。
お金がない…と気づいたときはまず収入と支出について現状把握を
お金がないとなると焦りますしストレスを感じますよね。特に目の前に支払い期限や大きな出費が控えているとしたらなおさらです。
しかし中には、お金がない…と漠然と思っていても、何にどうお金が足りないのかわからないという状況もあるかもしれません。
お金がないなぁとなった時にまず、やってほしいことは客観的に現状を把握するということです。
毎月の生活にどのくらいのお金がかかっているのか把握することが大切
お金がないという理由が、つい最近大きな出費があって貯金も何もかも使ってしまった…というのであれば原因が明確ですので対処もしやすいですが、なんとなくお金がない…節約していたつもりなのに気が付いたらお金がない状況になっている…という状態なら早急に対処が必要です。
その第一歩が、毎月の生活にどの程度のお金がかかっているのかを客観的に把握することになります。
家計簿をつけている方なら把握も簡単でしょうが、忙しくてつける暇がない…という方や、家計簿はなかなか続かない…という方もおられますよね。
家計簿はお金の流れを把握するのにとても便利なツールです。もし、家計管理に不安があるなら、スマートフォンアプリを利用したり、簡単にメモしたりなどでよいので今からでも家計簿をつけることを検討されてみることをおススメします。
これまでのお金の流れを把握するには、まずは以下の点を洗い出してみてください。
- 毎月の収入
- 毎月必ずかかる固定費
- クレジットカードや電子マネーなどでの利用履歴
- この1年間の突発的な出費
- 現在の貯金額と1年前の貯金額
まず、毎月の収入を把握しましょう。残業などが月にまちまちで、案外毎月の収入に差があったりするかもしれません。できれば半年程度はさかのぼってみて、一番手取りが少なかった時の金額、一番多かった時の金額と、平均の金額を出しておくとよいでしょう。
次にチェックするのが、毎月必ずかかる固定費です。住居費やローンの支払い、保険料、子どもの習い事などの教育費、通信費など毎月必ず支払っている項目と金額を整理してみてください。この時、毎月貯金に回しているお金がある場合はいったん外して考えます。
固定費の整理が終わったら、いったん、『収入-固定費』をしてみましょう。この計算ででた金額が、毎月の食費や交際費などの消費や貯金に『使えるお金』になります。
とはいえ、毎月家計簿をつけておらずレシートもない…となるとこれまでを振り返るのは難しいですよね。
そこで、次に見てほしいのが、クレジットカードや電子マネー決済の利用明細です。
クレジットカードや電子マネーは毎月利用明細を見る事ができますよね。特にインターネットやアプリで確認できるタイプの場合、数か月さかのぼってチェックする事ができます。
この利用明細を可能なら1年…難しければ半年程度さかのぼって見返してみましょう。
この時、先に固定費で挙げた項目は除外して、「生活費」と「個人的支出」に分けてみてください。
生活費に当てはまるもの | ・固定支出ではない水道光熱費 ・食費 ・日用品費 ・交通費 ・(家族に関する)交際費 ・(家族に関する)レジャー費 など |
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個人的支出に当てはまるもの | ・個人的な交際費 ・個人的なレジャー費 ・個人的な外食費 ・趣味にかかるお金 など |
明細を見ながらどちらに当てはまるかなぁと考えてみてください。数か月見ていくと毎月の傾向が見えてくるはずです。
また、もしキャリア決済を利用しているものがあればそちらもチェックしておきましょう。
そして、これらの金額を先に計算した『使えるお金』と見比べてみてください。
もし、この時点でマイナスなら単純に使いすぎです。日ごろの生活を改める必要があります。
ここでプラスになっている場合は、貯金に回している金額があればそれも引いておきましょう。
このお金を『残ったお金』と考えます。
では、次に考えるのがこの1年で出ていった突発的な出費です。
そして、最後にしてほしいことは、1年前の貯金と今の貯金額を比べる事です。
まず、1年前の貯金から、突発的な出費を引き、その金額と今の貯金額と比較しましょう。
金額が増えていますか?
増えているのであれば、『お金がない』という今の状況は、慢性的なものではなく必要な費用に対して払うのが難しいということなので、生活まで脅かすものではありません。
必要な費用が本当に必要なのかを考え、それが必要なものであるならば、ある程度貯金から出し、足りない分のお金を都合する方法を検討しましょう。
もし、金額が減っているのであれば、それは支出が収入を上回っているという状況に他なりません。
特に、『残ったお金』があるにもかかわらず貯金額が減っている場合は、固定費や特別費以外で現金での支出が多いということになります。
家計簿をつけていればそのあたりも把握できますが、そうではない場合、思い当たる範囲でいいのでどのようなものに普段現金を利用しているかも考えてみましょう。
まずは、ここを改善しないと、お金がない状況はいつまでたっても改善しないでしょう。
現状把握ができたら少しでも減らせる支出がないか検討してみよう
最近の収入と支出の流れを把握できたら、次にするのは、減らせる支出がないかどうかチェックすることです。
特に、固定費や、個人的な支出については減らしやすい項目もありますので、よく検討してみましょう。
毎月支払う固定費の削減は一度手続きをしておくと長期間効果的
固定費の中でも次の項目は削減しやすい項目でもあるので、ぜひ一度見直してみましょう。
- 電気・ガス
- 通信費
- 保険料
まず、電気やガスについてです。
自由化に伴い、それぞれたくさんの企業が業界に参入してきています。そのため今契約している所よりも安く利用できるところがあったり、電気とガスをセットにすることで割引サービスを行っているところも見つかるかもしれません。
日ごろからこまめな節電、節ガスももちろん大切ですが、基本料金自体を下げた方が削減の効率は良いので、ぜひいくつか見比べてみましょう。
見積もりサイトなどもありますので、活用してみることをおススメします。
次に通信費ですが、こちらも大手キャリアのほかにも、格安SIMや独自プランなど見直してみるとこれまでよりも安く抑える事ができるかもしれません。特に、もう何年も同じプランのまま利用している…という方はキャリアの乗り換え検討よりも前に、プラン見直しを行った方が良いでしょう。
複雑すぎてわからない…と思うかもしれませんが、スタッフに相談すれば細かく教えてくれるはずです。
そして、保険料も見直しをしやすい項目になります。近年はネット型保険も充実してきていますし、お子さんの成長などに合わせて必要となる保険や金額も変わってくることでしょう。
もちろん、掛け金が低いという理由だけで安易に保険に変更するのは危険ですし、これまでの病歴などから保険を変えたくても変えられないということもありますから、家族ともよく話し合い、十分に検討することが重要です。
保険の見直しについては、しっかりと補償内容と保険料、保険の種類などを検討し、判断が付かなければFPに相談するなどして後悔ないようにしましょう。
また、個人差が大きいので見直し項目には入れていませんが、住居についても一度考えてみることもおススメです。
賃貸の場合は特に、収入に対していまの家賃で適正か、今後も払っていけるのか…は一度家族で話し合ってみるのもよいでしょう。
持ち家の場合も、住宅ローンの借り換えなどで毎月の負担を減らすことができるケースもありますので、検討してみるのも悪くありません。
ただし、住居については変更すると生活に大きな変化を与えることになりますし、引っ越し代や新しい家の契約に関わるお金などまとまった金銭が必要となりますので、慎重に検討しなくてはいけません。
これらの項目は、変更手続きなど手間がかかりますが、一度行うと長期的に節約できることになりますので、ぜひ面倒くさがらずに見直してみてくださいね。
個人的支出が多い場合は日ごろの生活を見直すところから始めよう
支出を減らしたい!と思ったときにまず思い浮かぶのは何ですか?
食費や日用品費…など生活に直結するものを挙げる方もおられるかもしれませんが、まず見直してほしいことがあります。
それが個人的な支出です。
先ほど、現状を把握するために、クレジットカードなどの利用を『生活費』と『個人的な支出』に分けて計算をしましたが、これは結構重要なポイントになります。
例えばお小遣いを月に2万円現金でもらっていたとして、その2万円のほかにクレジットカードなどを利用して自分のために使っていたら、それは使いすぎといわざるを得ませんよね。
家計を適正に管理するには、『生活費』と『個人的な支出』はきちんと分けて考えなくてはいけません。
もし、個人的な支出を現金のお小遣いでも、クレジットカードでも利用しているというのであれば、クレジットカード利用分はきちんとよけ、お小遣いの範囲内でやりくりをするようにしましょう。
それだけで、個人的支出はかなり抑えられるはずです。
日々ちょっとした節約を意識するだけでもお金の流れは変わる
『生活費』も見直しの対象になります。
家族のためだから…と使いすぎていませんか?
外食やレジャーなどは生活を潤すうえでとても大切な項目ですが、収入に見合わないほどの贅沢は避けなくてはいけません。
今月は先月よりも1,000円でも支出を減らそう…といったちょっとした節約意識が大切です。
何かにお金を使うときは『本当に家族にとって必要な支出か』をちょっと意識するだけでもお金の使い方は変わってくるものです。
日々、節約やお金のことを意識すればお金の流れも自然と変わってきます。
特に『何に使ったかあまり覚えていないけれどお金がない』という方の場合は、意識してお金を使うようになるだけでも効果が出やすいです。
生活に支障が出るほど無理して節約…は決して良い方法ではありませんが、生活の中で『使えるお金(予算)』と『使ったお金』を意識して買い物などができるとよいですね。
お金がないけれどどうしても必要な時に考えられる2つの方法
お金がない時に現状把握をして支出の見直し・削減を行うことは必須ですが、削減したからといってすぐにお金が増えるわけではありませんよね。
今、お金がなくて困ってる!というケースに陥ることもあるでしょう。
お金がないけれど、支払いなどでどうしても必要…というときにとれる手をいくつかご紹介していきます。
まず、おおきく分けると2種類です。
- お金を借りる
- お金を稼ぐ
では、それぞれもう少し詳しく見ていきましょう。
お金を借りるときは返済のことも考えて無理なく計画的に
まず、『お金を借りる』手段について考えてみましょう。
お金を借りる方法はいくつかあります。
- カードローンを利用する
- フリーローン・目的別ローンなどを利用する
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
- 生命保険の契約者貸付を利用する
- 質屋を利用する
- 親族などから借りる など
それぞれ簡単に紹介していきます。
- カードローンを利用する
あなたが働いているのであれば、おススメはカードローンの利用です。
カードローンの場合、審査はありますが利用について担保も保証人も必要ありませんし、限度額の範囲内であれば必要に応じて借り入れ・返済を繰り返すこともできます。
緊急性のある出費に対応できるので、できるだけ早めにお金を都合したい…という方は特に検討の価値があります。
カードローンの利用については、後述でも詳しくご紹介しますので、ぜひご参考ください。
- フリーローン・目的別ローンなどを利用する
できるだけ金利を低く抑えてまとまった金額を一度だけ借り入れしたい…という場合は、フリーローンや目的別ローンの検討も良いのではないでしょうか。
多くの銀行でも取り扱っていますので、なじみの銀行に確認してみるのも良いですし、それはちょっと恥ずかしい…となるのであれば、大手の消費者金融などでも取り扱いがあります。
また、カーローンや教育ローン、ブライダルローンなど目的別のローンも多数あり、カードローンに比べると限度額が高く、金利も低い傾向にありますので、明確に『〇〇のためにお金が必要』という場合は、ぜひご自分の目的に沿ったローンがないか探してみてください。
- クレジットカードのキャッシング枠を利用する
キャッシング枠がついているクレジットカードがお手元にあるなら、そのカードですぐにお金を借りる事ができます。
すでにキャッシング枠付きなら改めて申し込みをする必要も審査を受ける必要もなく、すぐにお金を借りる事ができますので、今すぐお金が必要という場合に便利です。
ただし、借りられる金額はショッピング枠の利用額に大きく左右されますので注意しましょう。
50万円のショッピング枠のうち、20万円キャッシング枠があったとしても、すでに、ショッピングのリボ払いなどで40万円利用していたら、借りられるお金は10万円が限度となります。
また、キャッシング枠がついていないクレジットカードの場合は、まずはキャッシング枠をつける申し込みをし、審査を受ける必要があります。クレジットカードによってはキャッシング枠自体対応していないものもありますので、まずはお手持ちのカードを確認してみましょう。
- 生命保険の契約者貸付を利用する
あなたが契約者の積み立て型生命保険に加入しているなら、契約者貸付が利用できないか検討してみるのも良いでしょう。
これは、解約払戻金の何割かを限度額に、借り入れができる制度です。カードローンよりも利息が低く、返済についても猶予があるので利用しやすいですが、借入金が払戻金を上回ると契約が解約される可能性もありますので注意しましょう。
- 質屋を利用する
宝石や、ブランド品など高価なものが手元にある場合は、質屋を利用してお金を借りるという方法もあります。質屋は、不用品販売とは異なり、借りたお金と利息を返済すればまた自分の手元に戻すことができます。
支払いができない場合は、質流れといって、そのまま質屋所有となりますが、質と買取では、買取の方が高額の査定が付く場合が多いので、利用はよく検討してからにしましょう。
- 親族などから借りる
どこからも借りる先がない…というときは、親族や知人などに頼むのも仕方がないかもしれません。
しかし、こちらは最終手段として考えできるだけ別の方法で何とかできないか検討してみましょう。
お金のために、大事な人間関係や人としての信頼を失う…という事態はできるだけ避けた方が良いですから、もし借りるなら、借用書などお金を借りていることを客観的に証明できるものを作成し、できるだけ早めに必ず返す努力をしましょう。
お金を借りると、そのさきは返済が待っているということも忘れずに、返済計画もきちんと立て、無理のない借り入れが重要です。
時間や手間はかかるが着実に状況を改善するにはお金を稼ぐこと
『お金を稼ぐ』ことは、簡単ではありません。
しかし、状況を少しずつでも改善することにつながります。
- 不用品を売る
- 即日払いのバイトをする
- 副業をはじめる
- 転職を検討する など
上記は、お金を稼ぐまでにかかる時間が短い順に並べてあります。
- 不用品を売る
手っ取り早くお金を稼ぐ方法としてよく知られているのが、不用品を売ることです。
リサイクルショップに持ち込むのが一番早いですが、値段が思ったよりも低かった…というケースもよくあります。
必要な人にできるだけ高く売りたいという場合は、フリーマーケットに参加したり、フリマアプリやオークションサイトに出品をしてみるとよいでしょう。
ユーザーとのやり取りは手間ですし、売れないリスクはありますが、ものによっては、こんなものがこんな金額で!ということもありますので、お金が必要となるまでに時間がある方などは一度検討されてみてはいかがでしょうか。
- 即日払いのバイトをする
できるだけ即金でお金が欲しいという場合は、即日払いのバイトをするのもおススメです。新型コロナウイルスの影響もあり、働き方も大きく変化しています。
空いた時間に働くことができるような職業も増えてきていますし、隙間時間でバイトを探すアプリなども登場しているので、お住いの地域にそのような仕事がないか探してみるとよいでしょう。
- 副業をはじめる
副業が認められる会社にお勤めの場合は、副業を始めてみることもおススメです。手元に資金がなくても始められる副業もありますし、ノウハウなどもネットや書籍に多く出回っています。
- 転職を検討する
収入がどうしても低い…即日払いのアルバイトや副業をして補填をしたいけれど認められていない…このままだと生活が破綻してしまう…など、今の職業のままだと状況の改善が認められない場合は、転職を検討するのも良いのではないでしょうか。
ただし、すぐに今の勤め先を辞めずにできるだけ次が見つかってからやめるようにしましょう。
不用品を売ったり、即日払いのアルバイトをする場合は即日でお金を手にすることも望めますが、それ以外は、収入を得たり状況を改善するまでに時間がかかる可能性が高いと思っておいた方が無難です。
すぐに経済的に楽になることはありませんが、将来につながると思って地道に続けていくようにしてくださいね。
怪しい勧誘・違法な取引などは絶対に関わらないようにしましょう
お金を借りるにしろ稼ぐにしろ気を付けてほしい点があります。
それが、違法な取引などとの関りです。
- 闇金
- SNSなどを通じた個人間融資
- 名義貸し
- 闇バイト など
これらの行為は、犯罪へとつながってしまうリスクが高いものです。
一度かかわってしまうと人生そのものを追い込んでしまう可能性もあります。
どれだけお金がないと困っても、これらの怪しい勧誘や取引には絶対に関わらないように注意してくださいね。
最短即日で借りられる…今を乗り越えたい人にオススメカードローン
先ほどもご紹介した通り、働いている方が、できるだけ早く手間を少なくお金を借りたいのであれば、カードローンはおススメの方法です。
特に消費者金融の提供するカードローンは即日融資に対応しているところもありますので、とにかく1秒でも早くお金が必要という方にはうってつけの方法ではないでしょうか。
また、多くのカードローンでは周りの人に借り入れがわからないように連絡時に配慮をしてくれるなど対応をとっていて、誰にも知られずにお金がない難局を乗り切れるかもしれません。
もちろん、カードローンを利用するためには、審査を受ける必要があり、思うような結果が出ないこともあります。
即日融資も対応可能…働いている人におすすめカードローン5選
ここからは、できるだけ早めにお金を借りたい人におススメするカードローンを5つご紹介していきます。
※情報は2021年11月15日現在のものです。
- SMBCモビット
WEB完結申込を利用すれば、原則、郵送物・勤め先確認の電話連絡を避けて利用することもできます(利用には条件があります)。また、審査結果や契約内容によってはカードを受け取るときにコンビニなど自宅以外の場所を選択することも可能です。
利用できる人 | 満年齢20歳~69歳で安定した収入があり、SMBCモビットの基準を満たしている人 |
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利用限度額 | 1万円~800万円(審査の結果決定される) |
金利 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
即日融資 | 可能(申し込み後に専用ダイヤルに連絡する事) ※申し込みの時間帯・その他状況などによっては翌営業日以降となる |
WEB完結申込以外でも、勤務先などへの電話連絡を避けたいならあらかじめ相談すれば対応してもらえることもあります。
- プロミス
アプリローンや、ポイントサービス、優待サービスなど独自サービスも多いプロミスは初めて契約する方に対して、最高金利が他の大手カードローンよりも低く設定されています。
利用できる人 | 20歳以上69歳以下で安定した収入があり、プロミスの審査基準を満たしている人 |
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利用限度額 | ~500万円(審査の結果決定される) |
金利 (実質年率) |
4.5%~17.8%(新規契約者) |
担保・保証人 | 不要 |
即日融資 | 最短1時間 ※申し込みの時間帯・その他状況などによっては翌営業日以降となる |
初めてプロミスと契約し、所定条件を満たすことができれば、初回利用日の翌日から30日間、利息0円が適用されます。
- アコム
アコムの無利息キャンペーンは契約日の翌日から30日間となりますので、契約してすぐに借り入れしたいという人に適しています。
利用できる人 | 20歳以上69歳以下で安定した収入・返済能力があり、アコムの審査基準を満たしている人 |
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利用限度額 | ~800万円まで(審査の結果決定される) |
金利 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
即日融資 | 可能 ※申し込みの時間帯・その他状況などによっては翌営業日以降となる |
アコムでは初めてカードローンを利用する方の心配や不安を和らげるために、ホームページやコールセンターが充実されていて、何かあれば気軽に相談できます。
- アイフル
アイフルの無利息キャンペーンも、契約日の翌日から30日間となります。
利用できる人 | 満20歳以上69歳までで、安定した収入・返済能力があり、アイフルの審査基準を満たしている人 |
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利用限度額 | 1万円~800万円(審査の結果決定される) |
金利 (実質年率) |
3.0%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
即日融資 | 最短25分(優先審査を希望する場合、申し込み後に専用ダイヤルに連絡する事) ※申し込みの時間帯・その他状況などによっては翌営業日以降となる |
アイフルのおススメポイントは、申し込みの時に原則として自宅や勤務先に電話での連絡をしないということです。できるだけバレずに借り入れしたいという希望がおありの方にピッタリではないでしょうか。
- レイクALSA
レイクALSAは、無利息期間が契約日の翌日から、30日・60日(WEB申し込み限定/契約額200万円まで)・180日(契約額200万円までで、適用額は5万円まで)の中から選ぶことができます。
利用できる人 | 満20歳~70歳で安定した収入があり、レイクALSAの審査基準を満たしている人 ※日本居住(日本の永住権を持っている)の人 |
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利用限度額 | ~500万円まで(審査の結果決定される) |
金利 (実質年率) |
4.5%~18.0% |
担保・保証人 | 不要 |
即日融資 | 最短60分 ※平日21:00・日曜18:00までに契約手続きを完了することが条件 ※その他状況などによっては翌営業日以降となる |
8:10~21:50(毎月第3日曜日のみ8:10~19:00、年末年始は除く)の間にインターネットから申し込みをすると、審査結果を最短15秒で知る事ができます。
世帯で慢性的に収入が少ない人は国の制度を利用することも検討しよう
職を失ってしまった方や、病気などが理由で働くことができない人、介護に追われる人など世帯全体で慢性的に収入が著しく少なくて、生活自体が苦しい…正直来月生きていける気がしない…住むところを失うかもしれない…という状況の場合は、今すぐに利用できる国の制度がないか調べてみてください。
生活困窮者自立支援制度は生活に不安がある人を支援する制度です
職を失って働くところがない…社宅だったので住む場所を失ってしまった…など、生活していくうえで困っている人に向けた支援が『生活困窮者自立支援制度』です。
相談窓口が全国各地域に開設されていて、支援員の方が、個別のケースに応じてその人に最適な支援計画を立ててくれます。
主な支援項目は以下の通りです。
自立相談支援事業 | 生活に対する不安を一人一人の状況に応じて支援員が相談に乗り、自立に向けての計画やアドバイスをします。 |
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家計改善支援事業 | 家計の現状を客観的に把握し、家計の立て直し計画を立てます。支援や融資などが必要な場合は関係機関へつながりを作ったり、あっせんします。 |
一時生活支援事業 | 住むところがない方や拠点が不安定な方に衣食住の支援をしたり、就労し自立するための支援をします。 |
住居確保給付金の支給 | 住むところを失う恐れがある人に一定の条件のもと、家賃相当分の金額を一定期間支給します。 |
生活困窮世帯の子どもの学習・生活支援事業 | 生活困窮世帯の子どもに対して、進学や学生生活に関する支援を行ったり、親御さんに対するサポートを行います。 |
就労準備支援事業 | すぐに就労することが困難な方へ半年~1年程度の時間をかけて就労に向けた能力の習得や就労準備のサポートを行います。 |
就労訓練事業 | すぐに一般的な就労することが困難な方へ個別就労支援プログラムに沿って長期的なサポートを行います。 |
これらの支援を受けるためには、収入や資産状況に関して一定の制限があるものもありますので、まずはご自分がどの支援を受ける事ができるか、お住まいの地域の相談窓口に相談してみてください。
他に借りられるところがない…『生活福祉資金貸付制度』の検討を
カードローンや銀行などから借り入れを目指したけれど、収入などが原因で借り入れできるところがどこにもなかった…そんな状況の時に、検討してほしいのが『生活福祉資金貸付制度』の利用です。
利用できる貸し付けの種類は4種類です。
総合支援資金 | 生活支援費・住宅入居費・一時生活再建費 |
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福祉資金 | 福祉費・緊急小口資金 |
教育支援資金 | 教育支援費・就学支度費 |
不動産担保型生活資金 | 不動産担保型生活資金・要保護世帯向け不動産担保型生活資金 |
窓口は地域の社会福祉協議会となっていますが、申し込みから審査、実際の融資までには一定の時間がかかります。
また、利息や利用できる貸し付けの種類、借り入れ可能金額、返済方法などは、それぞれに異なりますのでまずは相談してみましょう。
働くことがどうしても難しい…そんな時は生活保護を受けられるかも
働くことがどうしても難しく、収入を得る事も難しい…そんな状況になってしまった場合、最後の砦として『生活保護』という制度があります。
要件を満たしているかどうかは、きちんと審査をされますので、まずは地域の福祉事務所に相談をしてみましょう。
憲法でも、私たち日本国民は健康で文化的な最低限度の生活を送る権利を認めています。
国の支援を受けるのは、恥ずかしい…と思うかもしれませんが、生きていく方が重要です。
また、NPO法人などでも生活困窮者に対する支援を行っているところがありますので、いきなり窓口に行く勇気がない…という場合は、そういった支援先の利用も検討してみてはいかがでしょうか。
シーン別…お金が必要なのに足りないときのリスクと対処法
これまで、お金がない時にできる対処法や、利用できる制度をご紹介してきましたが、ここからは、お金が必要な目的別にお金が払えなかった時のリスクと、リスクを避けるための対処法を簡単にご紹介していきます。
住居費・光熱費・通信費・ローン返済・学費などは支払いの緊急性大
まずは、支払いが滞ると比較的リスクの高いものについてご紹介していきます。
- 家賃や住宅ローンなどの住居費
- 電気ガス水道などのライフライン費
- 携帯電話の代金など通信費
- すでに借り入れしているローンの返済
- 子どもの学費
これらは、支払いされないままだと、日常生活に大きな影響を与えてしまうことになります。
- 家賃や住宅ローンなどの住居費
支払いが滞った時のリスク | 最悪の場合住むところを失う |
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対処法 | ・カードローンなどで借り入れをする ・支払先に相談をする ・収入を増やす ・受けられる支援制度がないか考える など |
まず、賃貸住宅の家賃であれ、住宅ローンであれ支払いが滞った場合、待っている最悪のシナリオは住む家を失うということです。
お金を払わずに住み続けることはできません。
特に住宅ローンの支払いの場合は、支払いが滞って数か月たつと信用情報が大きく傷つきます。督促も届くようになり、最後に待っているのは競売です。
このような事態に陥ってしまう前に、できる事をやりましょう。
今月だけ支払いが厳しいのであればカードローンで借り入れをしたり、即日払いの仕事や不用品を売るなどして乗り切ればよいのですが、毎月厳しいということであれば、まずは、支払先に相談をしてみましょう。
住宅ローンであれば毎月の返済額を減らし期間を延ばすことができるかもしれませんし、賃貸であれば家賃交渉や支払いについてなんらかの譲歩をしてくれるかもしれません。
そのまま放置しても状況は改善しませんので、何らかの手を打ちましょう。
- 電気ガス水道などのライフライン費
支払いが滞った時のリスク | 数か月滞ると供給が停止される |
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対処法 | ・カードローンなどで借り入れをする ・収入を増やす ・支払先に相談する ・受けられる支援制度がないか考える など |
現代社会を生きていくうえで、電気・ガス・水道のライフラインは欠かせないものですよね。
こちらの支払いが滞ると、まずは『支払いが確認できません』といった旨の通知が届きます。それでも支払われないと『〇月〇日までに支払いをしないと供給を停止します』のような連絡が来ます。
期日までに支払われなければ、そのまま供給が停止されてしまうのです。
再び利用できるようになるには、お金を支払うしかありません。
対処法としては、借り入れをしたり稼いだりしてお金を作り支払いをすることと支払いについての相談をしてみる事などです。
電気もガスも水道もすでに利用している分に対しての支払いですから、本来『払えません』は通用しませんので、注意しましょう。
- 携帯電話の代金など通信費
支払いが滞った時のリスク | ・通信が止められる ・強制解約される ・新規の契約ができなくなる |
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対処法 | ・カードローンなどで借り入れをする ・収入を増やす ・支払先に相談する など |
携帯電話の利用料金など通信料の支払いが滞った場合も、ライフラインと同じです。支払いに関する通知と、利用停止に関するお知らせが届きます。
期日までに支払われない場合は、電話や通信などの機能が利用できなくなってしまうのです。
とはいえ、Wi-Fi環境があれば利用できるのも事実です。今は電話機能が使えなくても、Wi-Fi環境さえあればアプリで通話もネットもできるので、別に困らない…と思うかもしれませんが、だからといって支払いの義務がなくなるわけではありません。
そのため、別のキャリアで新規契約しようと思っても、契約ができない…いわゆるブラック状態になってしまうのです。
携帯電話必須の現代にこれでは困りますよね。
支払いが難しいなら、まずはその旨を契約先に相談し、カードローンの利用や不用品を売ったりするなどして都合をつけて支払うようにしましょう。
- すでに借り入れしているローンの返済
支払いが滞った時のリスク | ・信用情報が傷つく ・差し押さえなど債権回収される |
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対処法 | ・カードローンなどで借り入れをする ・収入を増やす ・支払先に相談する ・債務整理を検討する など |
すでにカードローンなどを利用していて、その返済のためのお金が足りない場合、数か月滞納すると、信用情報に傷がつきます。
このような事態になると、家族や職場にローンを滞納している事実を隠すことは難しいでしょう。
返済しているローンの種類によっては家族関係に亀裂が入らないとも言い切れません。
まず、支払いが難しいとなって時点でローン会社に連絡をしてみましょう。返済期日を延ばしてくれたり、一部入金を認めてくれるケースもあります。
また、できるだけ避けた方が良い方法ではありますが、今月だけ…とかならお金を借りて返済するという方法も取れます。ただし、慢性的に返済できないのであればこの方法は悪手なのでやめておきましょう。
どうしても返済する当てがない…おそらくこれから先も返済できないという場合は、債務整理も検討してみるべきです。
債務整理は、任意整理や個人再生、自己破産などですが、返済の負担を減らすことができます。
債務整理を行うと、しばらくはクレジットカードやローンの契約が難しいというデメリットはありますが、返済しきれない借金をいつまでも放置はできませんよね。
借りては返す…という地獄の自転車操業に陥ってしまう前に、手を打つことが必要なのです。
- 子どもの学費
支払いが滞った時のリスク | 最悪の場合子どもが学校に通えなくなる |
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対処法 | ・教育ローンなどで借り入れをする ・支払先に相談をする ・収入を増やす ・奨学金が利用できないか検討する ・受けられる支援制度がないか考える など |
子どもの学費は何が何でも払いたい…そうお考えの方も多いのではないでしょうか。
なぜなら、私学や義務教育以降の学校の場合、学費が支払えない状況が続くと、子どもが退学となってしまう可能性があるからです。
教育ローンを組むことができればそちらから支払うことができますが、難しい場合は、まずは学校に相談してみるのもよいでしょう。利用できる救済措置や奨学金などの案内を受ける事ができるかもしれません。
また、生活が困窮していて学費が払えない場合は、受けられる支援制度もありますのでお住いの自治体に相談してみることもおススメします。
医療費・ペット治療費・引っ越し・車検代・歯科矯正費用などについて
普段の日常の生活に直結しているわけではないけれど、突発的に大きな金額が必要になるシーンはありますよね。
- 医療費
- ペットの治療費
- 引っ越し代金
- 車検代
- 歯科矯正費用 など
こういった費用の支払いが難しい場合、どうすればよいのでしょうか。
- 医療費
支払いができない時のリスク | 最適な医療を受ける事ができない |
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対処法 | ・限度額適用認定証や高額療養費が利用できるか確認する ・医療ローンなどで借り入れをする ・加入している保険で請求できるものがないか相談する ・支払先に相談をする ・受けられる支援制度がないか考える など |
医療費が支払えない場合、やはり大きなリスクとしては最適な医療を受ける事ができない可能性があるという点です。
あの時、適切な処置をしてもらっていたら…と後悔しても遅いのです。
あわせて、医療保険に加入しているのであれば、請求できるものがないか相談をしてみることもおススメです。
また、医療ローンの申し込みも検討してみましょう。銀行などで取り扱っていますので、まずは相談してみてください。
どうしても支払いが難しい場合は、病院や利用できる支援制度がないかお住いの地域の自治体などに相談をしてみましょう。
- ペットの治療費
支払いができない時のリスク | 最適な治療を受ける事ができない |
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対処法 | ・ペットローンなどで借り入れをする ・収入を増やす ・加入しているペット保険があれば請求できないか相談する ・支払先に相談をする など |
ペットは家族の一員と考える方も多いですが、残念ながらペットの治療に関して人間のような公的な保険適用はありません。
全額自己負担となります。
金額も大きくなってしまうことがあり、支払いができないとなると、ペットに適切な治療を受けさせることが難しくなってしまうのです。
最近はペットローンを取り扱っているところも増えていますし、ローンやクレジットカード払いに対応している動物病院も増えています。
もしペット保険に加入しているのであれば、請求できないかの確認は必ず行いましょう。
- 引っ越し代金
支払いができない時のリスク | 引っ越し業者に頼むことができない |
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対処法 | ・自力で引っ越しをする ・カードローンなどで借り入れをする ・収入を増やす など |
何らかの事情で引っ越しをしなくてはいけない場合、引っ越し費用が支払えないと、待っているのは自力での引っ越しです。
これはなかなか時間も体力もかかり大変ですが、一人暮らしの引っ越し程度ならできないこともありません。
あまりに荷物が多かったり、家電製品を繋げる作業を頼みたいから引っ越し業者が必須…という場合は、カードローンなどで借り入れをするか、引っ越し費用が稼げるまで引っ越しを延期するか…などの方法をとる必要が出てきます。
引っ越し業者の費用はピンキリですから、見積もりサイトなどでしっかり比較してできるだけ負担の少ないところを選ぶようにしましょう。
- 車検代
支払いができない時のリスク | 車検が切れて公道を走れなくなる |
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対処法 | ・自分で車検を通す ・カーローンや分割払いなどで借り入れをする ・収入を増やす など |
車検って結構費用が掛かりますよね。特にディーラーに頼むと、手厚い分、あれもこれも…となって予想より高い金額になってしまうこともあります。
もし、車検費用が払えない…となると、車検に通すことはできません。そうなると車検が切れてしまい、その車に乗って行動を走ることができなくなるのです。
車検が切れた車に乗って行動を走ることは違法行為となりますので絶対にやめましょう。
少しでも車検を安く通したいなら自力で通すのも一つの手段ですが、ある程度の知識が必要となります。車検は車の安全を確認するためのものですから、素人がチェックしてOKだから車検に通るなんていうこともないのです。
修繕箇所が見つかれば、修理後再度手続きをする必要がありますので手間も時間もかかります。
車検の業者によっては、カーローンの利用や分割払いなどの利用ができるところもありますので、金利などを比較して利用の検討をしてみるのもよいかもしれません。
- 歯科矯正費用
支払いができない時のリスク | 最適な医療を受ける事ができない |
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対処法 | ・デンタルローンやカードローンなどで借り入れをする ・支払先に相談をする ・収入を増やす など |
歯科矯正にかかるお金は高額ですよね。しかも、都度払いの場合、途中で支払えないからやめた…となるとそれまでの努力も支払った金額も無駄になってしまう可能性だってあるのです。
歯科矯正費用が高額なのは、基本的には自由診療となるためで、その値段も歯科技術もピンキリです。
満足いく医療を受けるためには、デンタルローンやカードローンで借り入れをするということを検討してみるのもよいかもしれませんね。
また、厚生労働大臣が認定した施設にて、認められた目的での歯科矯正治療の場合に限り保険適用となるケースもありますので、例えば顎変形症で手術をしてそれに伴う歯科矯正治療などの場合は、通院している歯科に確認してみましょう。
今回の難局を乗り切ったら…お金に困らないように日ごろから対策を
なぜ『お金がない』と感じるのか理由がわかれば、対策もしやすいですよね。
社会情勢もめまぐるしく変化している中で、収入が下がってしまったという方もおられますし、マスクやアルコール消毒などこれまであまりかからなかった衛生費に否が応でもお金をかけなくてはいけなくなってしまった…ということもあるでしょう。
今回を乗り切ればあとは何とかなるかもしれません。
しかし、いつまた同じような状況に陥ってしまうかもわかりませんし、次は乗り切れないくらい大きな波が来るかもしれません。
今回の事を教訓にこれから先、万が一またお金に困る状況になった時に少しでも良い方向へ持っていけるよう、今からでも日ごろの生活を見直し、収入を安定させ、ローンなどの借り入れを減らす努力が必要ではないでしょうか。
収入と支出のバランスを整え、多少の困難が来ても対処できるように少しずつでも現状を改善するための行動をとることが大切です。