出来る大人は結婚式で恥をかかない!ご祝儀マナーを知ろう
大人の常識です
ある程度歳を重ねると、突然に増えるお知らせがあります。結婚式のお誘いなどです。具体的には大体25前後になる頃でしょうか。まるで封が切られたかのように送られてくるんです。
もちろんそれはめでたい事なので、喜ばしい事ではあるのですが、特に若い人の場合、気をつけなくてはならない事があります。それが、ご祝儀の額についてです。
これは一定の額ではなく、関係性や、また縁起の観点から、ある程度の相場がそれぞれに決められていたりするんです。
親しき仲にも礼儀あり。ちゃんとした額を包まなければ、例え近しい友人や親戚相手であっても、失礼にあたってしまいます。いち大人の男なら、その辺もちゃんと弁えておきたいですよね。
縁起の良い数字
まずは、数字の観点から見ていきましょう。相場もさることながら、結婚などのめでたい席には相応しくない数字と言う物が一般的に知られているので、これは知っておくべき常識と言えます。たとえ若いご夫婦あての祝儀でも、皆多くは知っている事なので気をつけましょう。
その数字とは、偶数字などの””割る””事が可能な数字です。割る事が可能と言う事は、別れを連想させるものとなるため、相応しくはないんです。
また、「死」や「苦」を連想させるものとして、4と9も、例え奇数字であっても避けるべきとされています。
相場を知りましょう
そして一番難しいのが、間柄によっての相場の違いです。妥当な額として、よく「3万円」が挙げられますが、実は送る相手との関係性の距離によって、その額が全てでは無くなったりもするんです。例えば……
・兄弟姉妹なら「5万円」(40代ともなると5~10万前後となる事も。)
・いとこなら、20代で「2~3万円」、30代なら「3~5万円」、40代なら「5~10万円前後」
・甥の場合も、いとこの相場と同様です
・職場の部下なら「2~3万円」
・上司なら「3~5万円」
と言った風になっています。
常識知らずは恥知らず
別にお金が渡せたらそれでいいじゃないか。そんな風に思っていては、大間違いです。古くから礼儀やしきたりを重んじてきたこの日本で生活する上では、たったのそれだけが出来るか出来ないかで、あなたの度量が測られてしまうのです。
あなただけでなく、あなたのパートナーや家族などにも、同様に恥をかかせてしまいますよ。胸を張って、自身を持っていつでもお誘いに参加してもいい様に、あらかじめ覚えておくと良いでしょう。