カフェオレについて知っておきたい!喫茶店で使える豆知識&雑学
喫茶店では必ず見かけるカフェオレというメニュー。
皆さんもよくご存知でしょう。また、多くの方が実際に注文することもあると思います。
しかしあの飲み物、いったいどういうものかご存知でしょうか?
ここではカフェオレについてちょっとした雑学をご紹介したいと思います。
女性と二人で喫茶店に入った時に、「使える」話になるかもしれませんよ。
カフェオレとはフランス語である
私達日本人には、いまいちなじみのないフランス語ですね。caféはそのままコーヒーを意味し、laitとは牛乳のことを指します。
そしてauは、英語でいうところの&です。
「コーヒー」「&」「牛乳」、これがカフェオレです。
「なんだ!コーヒー牛乳じゃん!」と思った方も多いでしょう。
その通り、コーヒー牛乳なのですよ。カフェオレというと、なんとなくお洒落な感じがして、コーヒー牛乳というと野暮ったいイメージがあるのは否定できませんが、中身は全く同じものです。
以前、自宅に遊びにきた女性に「何か飲む?」と聞いたら、「アイスカフェオレが飲みたい!」と言うので、雪印のおなじみのパックに入っているコーヒー牛乳を、ドンと出したら、「これじゃない!」と言われました(笑)。
「いやいや、あなたが頼んだのは、これですよ」と言っても納得しません。
無知とは怖いものです。
では、カフェラテとはなんなのか?
カフェオレがコーヒー牛乳ならば、これはいったいなんなのでしょう?
カフェラテは、元々イタリア語です。そして、caffe latteと書きます。
caffeはコーヒーを意味します。latteは、牛乳を意味します。
そうです、またまたコーヒー牛乳です。
実はコーヒー牛乳をフランス語で言ったり、イタリア語で呼んだりしているだけなのですね。
世界中の皆さんが、コーヒー牛乳が大好き!ということがこれでわかりました。
ちなみにアメリカではなんと呼ぶのか、というと、それはカフェオレだそうです。
アメリカにも外来語という概念があり、スシ・テンプラと同じように、カフェオレというフランス語が、自然と受け入れられているようですよ。
ここで一つ疑問が出てくる。カフェラテの味は明らかに違う!
カフェオレともコーヒー牛乳とも、全く味が違うということに。
「これがコーヒー牛乳とは、俺は認めないぞ!」という方が出てきても不思議ではありません。
そうなんです、実はカフェラテは、コーヒーに牛乳を入れては作られていません。
エスプレッソに牛乳を入れたものが、カフェラテと呼ばれるものなのです。
先ほどまでの話と矛盾していそうですが、そうではありませんので注意!
イタリアでは、通常コーヒーといえばエスプレッソのことを指すからです。
それが普通なのです。
日本で「お茶!」といえば、緑茶が出てくるようなものです。
ですから味は違えど、コーヒー牛乳であることには違いありません。
ただし、日本ではコーヒーに牛乳を入れたものをカフェオレ、エスプレッソに牛乳を入れたものをカフェラテと区別しています。
ではエスプレッソとは何なのか?
これは、コーヒーを約二倍に煮詰めたものです。
ですので、カフェインの量は同じでも飲み物としての量は少なく、頼んだ時になんとなく損をした気になりますね(笑)。
学生時代に、生まれて初めてエスプレッソを頼んだ私は、
「こんなに少ししか入っていないなんて絶対におかしい!」
と思ったものです。
このエスプレッソ、元々は列車の「急行」という意味もあります。
当時の列車の運転手は、駅に停車している間くらいしか休息時間がありませんでした。
その短い時間で多くのカフェインが取れるように、コーヒーは濃く煮詰められたなんていう逸話もあります。
個人的には結構、眉唾ものの話だと思いますけどね。
さて、カフェオレ、カフェラテ、エスプレッソとお洒落っぽい飲み物をご紹介しました。
この知識を女性との喫茶店でどう活かすかは、あなた次第です。
「博識でステキだわ!抱いて!」
となるか(まず、ならないと思いますが)、
「どうでもいいことよく知ってるな…」
と呆れられるか…使いどころが難しい知識でもありますね(笑)。