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芸術とゴミは紙一重、自作のものを売るオークション出品者達

特に欲しいものがなくても、ヒマな時間にオークションサイトを眺める人も多いと思います。私もそんな一人です。

様々な出品物を見て、「あぁこんなものまで売っているんだ…」と楽しむのは、フリーマーケットに近いものがあるかもしれません。

まともなものを、まともな値段で売っているのを眺めるにすぎない、ウインドウショッピングなどより、よほど楽しかったりしますよね。

中には通常では考えにくいものも商品になっていますので、ここでいくつか紹介したいと思います。

芸術とゴミは紙一重!職人が作るプラモデル

やはり一番見ていて面白いのは自作のものです。街中の店舗ではまず買えませんし、ほとんどのものが一点ものですからね。物によっては芸術と呼べる物すらあります。

例えば、プラモデル!作る過程が面白いと感じる方もいれば、完成度の高い完成品を飾ることに喜びを見いだす方も多いでしょう。

まさに職人技!というような完成度の高いプラモデルには、5~10万円くらいの値段がつくことも珍しくありません。

それを見た私は、自作のガンプラ(ザク)を出品してみました。あぶく銭狙いです。塗装もしっかりしましたし、自作の中では一番奇麗に作れたと自負する作品です。

一応、買い手はつきました。値段は500円でしたが(笑)

やはり、素人の作品と職人の作品の差は明らかですね。

プロも顔負けの画力で勝負!イラストを売る方々

同じようにイラストを売っている方も多くみられます。有名なキャラクターをベースにしたものや、オリジナルのキャラクターのイラストです。

詳しいことは全く私にはわかりませんが、凄く画力の高い方の作品には、やはりそれなりの値段がつきますね。同人誌のノリのような作品が多いのが特徴です。

プラモデルのような高額とまではいきませんが、数千円以上で取引されているものも少なくありません。さすがに、私の画力ではチャレンジする気にすらならないジャンルです。

それなりの画力の人では相手にされない、ハードルの高さを感じました。

また、プロの漫画家が書いたとされるイラストに本人のサインが入っている物もありますが、これは偽物が多いそうです。いわば贋作ですね。

ファンの方ならば、大金を投じても欲しい!と思うかもしれませんが、よほど信用できる出品者でない限り、偽物を疑うことをお勧めします。見分けるのはなかなか難しそうですが…。

さすがにこれは売れないだろ?なんてものを出品していることもある

芸術もあればゴミも当然あります。私が目撃した中で、一番酷かった(笑えた)のは、「ぼくのサイン」です。もちろん出品者自らのサインで、有名人でもなんでもありません。

仲の良い友人にもらっても、そのままゴミ箱行きのレベルです。さすがに、誰も入札しなかったようですね。また、「ぼくの競馬予想」なんて商品もありました。

当然、素人の「こっちが金をもらいたいくらい」というレベルの競馬予想です。こういう心温まる出品は、個人的には嫌いではありません(笑)しかし当然、お金にはなりませんね。

アダルト系の出品で一稼ぎする輩もいる

昔、ブルセラというものがありました。女性が使ったブルマやセーラー服を高額で買う男性客が結構いたのです。

それと似たような形で、中古の女性服や下着が取引されています。もちろん出品者が女性とは限りません(笑)

むしろ出品者は男性が9割と言われているジャンルですが、まだまだこのような、詐欺に近い商法を行っている方も多いそうです。

当然ながら、騙されなれている客も多いようで、私には想像もつかないような、壮大なる駆け引きが行われていることも少なくありません。

「本当は男だろ!」
「失礼ね、私は女性です」
「ならば、その下着をつけた写真を見せろ!」
「それは、ちょっと…」
「やっぱり男だ!じゃあ直接手渡ししてくれ!」
「それは、ちょっと…」
「じゃあどうやって女性だって証明するんだよ!」(まだ諦めない)
「疑うなら入札しなくていいです」
「そういうことじゃないんだよ!」(結局、欲しいんです)

こんな感じです(笑)

性を商売とする場合、必ずつきまとってくる胡散臭さプンプンのジャンルですね。どこのおっさんが履いたかわからないパンツなんて、私なら無料でもいりませんけれどね。

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