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本当は助けて欲しいのに大丈夫と強がりを言ってしまう人の心のサインとは?

男は弱音を吐いてはいけない。そんなことを教わりながら育った人もいるかもしれません。女性でも強気で人を引っ張っていくように育てられた人もいるでしょう。

そして、新しい学校や職場で出会う人の中には今まで会ったことがないような強気で自立している男性女性を見たことがあるかもしれません。ですが、そうした人ほど自分で何でもやろうとして人に頼ることが苦手で、本当は助けて欲しいのに大丈夫と言ってしまうこともあるようです。

本当に大丈夫?

「大丈夫、これくらい!」それは本当に大丈夫でしょうか?「ちょっと手伝ってくれる?」と誰もが言えたらみんな楽かもしれませんが、なんでもかんでも自分でやろうとする人からすればそれは難しいことかもしれません。

逆に頼りすぎている人は自分で行動することを学ぶ必要もあるかもしれませんが、そのどちらもバランスが崩れると人生が生きづらくなるようです。

よく聞く言葉で「人は一人では生きていけない」といわれますが、これは当てはまるところもあると思います。そしてこれを頭で分かっていてもその場になると中々頼めないという人も多いと思います。

人によっては「そこにある塩とって」というだけでもかなり人に頼っているという人もいれば、毎月30万円おばあちゃんから仕送りをしてもらっている大人の人もいて、人それぞれ頼るレベルが感覚的に違うようです。ですが、大丈夫と言いすぎて本当は助けて欲しい気持ちを隠していると、いつまでも苦しいままかもしれません。

バランスが取れると心の平安が生まれる

自立して何でも自分でやることが幸せや心の平安を生むのでしょうか?それは効率や成果を上げることによって得られる一時的な優越感や達成感だけかもしれません。

そして、自立して依存している人が受け入れられないタイプの人は、自立しているタイプの人と一緒にいると楽しい感じがするかもしれませんが、依存っぽい人と一緒にいるとイライラしたり攻撃したくなったり、逆にパワフルでポジティブになる人もいるでしょう。

どれだけ実績があっても凄い人でも周りの人と理解し合えないのなら、そこに心の平安や幸せな感じが生まれないかもしれません。それは小さい頃に感じただけで大人になってからは感じず、仕事や家庭でほんの少し感じて、でも自分らしくなくまた自立か依存で過ごすようになる人もいると思います。

いつも他人とバランスよく接することが出来れば、その分人間関係で幸せや心の平安を得ることが出来るでしょう。逆にバランスが悪いと人が怖くなったりイライラしたり、変にポジティブになったり人に会いたくなくなったり、180度違う生活になると思います。

人を怖がりながら生活するのか、それともバランスを取ろうとして相手と共感しながら過ごすのか、それは仕事でも家庭でも、自分の中でもバランスを取ることは周りの評価のために頑張り続けることよりも大切なことかもしれません。

本当は助けて欲しいのに大丈夫と言ってしまう人は、頼ることで周りから変な目で見られたり頼りない奴と思われた何らかの経験があるので、今人に頼ることが怖くて出来なくなっていると思います。

そろそろ本音を言ってみる

これまで頑張って自分の力だけで生きてきたと思っている人は、心の中では苦しいと感じていながらも周りの人に助けを求めることが出来ずにさらに悩んでいるかもしれません。そして、それを言うことで過去に体験した嫌な気持ちが蘇ってくるのが怖いと思っているかもしれません。

ですが、過去はどんな人にもあり、その過去から今の自分が出来ているのは恥ずかしいことでもなんでもありません。逆に過去があるからこそ本当の自分であるといえるでしょう。

そして、その過去と違う行動をすることが偽物の自分になるわけではなく、それも自分だと分かっていながら過去を引きずらないことも自分ではないでしょうか。

特に大丈夫を2回繰り返す人ほど無理をしている、逆に言えば助けて欲しいサインを言っているかもしれません。周りに心配をかけさせたくないと思っているのは過去の自分がそう思いこんでいるだけで、意外と周りの人は他の人を助けたいと思っています。それによって助けた側も喜ぶ人の顔を見て嬉しくなるものです。

その時、自分の気持ちがガラっと動いて涙が出たり元気になったり、ほんわか優しい人柄になったり今までと違う自分に変わるかもしれませんが、そんな色々な自分を体験することで自分の幅が広がり、受け入れられる人も増えて、自分と同じ立場にいる人の気持ちが分かり、より沢山の人と心のバランスが取りあえて心が安らぐ信頼で繋がった人間関係を築くことが出来るようになると思います。

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