男性が電車に安心して乗るために「男性専用車両」は必要か否か~後編~
男性も痴漢冤罪の恐怖から守ってほしい!
このような防ぎようの無い痴漢冤罪の被害から男性だって守ってもらいたい、と思う男性が「男性専用車両が欲しい」と心から願う人が出て来ても仕方が無いかもしれません。
男性は不運にも痴漢に巻き込まれたら反論のしようが無いというのはかわいそうだと思います。もし家族が痴漢の冤罪を着せられたら、どれだけ悔しくて、何が何でも汚名を晴らしたいと願うでしょう。「それでもパパはやってない」と信じる妻子の気持ちも痛いほどわかります。
だったら「男性専用車両を作るべきなのか!」と思うかというと、私は本末転倒だと思います。痴漢は卑劣な犯罪だと思います。痴漢をした男性はしっかりと罰を受けるべきだと思います。しかし、冤罪で痴漢の汚名を着せられるなんてあってはならないことです。だから、警察がもっとしっかりと慎重に犯人識別検査をして、有罪か無罪かの物証を取るべきだと思います。
痴漢被害者の証言を頭から疑うのは、本当に被害に遭った女性にとっては二次被害となりますのでやってはいけないことですが、狂言痴漢をした女性はもっと卑劣だと思います。だから警察が鑑識で犯人識別検査をしっかりやるべきだと思います。そうすれば狂言痴漢の被害に遭う男性も減少します。
でも、狂言痴漢をするような女性は本当に稀で卑劣だと思います。だから一層、男性にも狂言痴漢なんかに負けずにスキを作らないでほしいのです。
痴漢と言えないように鞄を胸に抱えていれば女性に触りようも無いのです。おまけに鞄が電車の扉に引っ掛かるとか、電車から降りるとき鞄が他人の間に挟まって出られないなんてトラブルも解消できます。
でも、本当に痴漢の被害にあって恐く恥ずかしい思いをして、トラウマになって人ゴミに行けなくなったり、電車に乗れなくなったり、男性恐怖症になったりする女性だっているのです。狂言痴漢する女性よりも痴漢犯罪の数の方が圧倒的に多いのです。だから女性専用車両が必要です。
だからといって、女性専用車両に乗らない女性は痴漢されてもいいわけではありません。女性専用車両に乗らないと女性は身を守れないなんて女性だって不自由なんです。だから女性だけが優遇されているわけではありません。
今の時代、男性より女性の方が強い時代ですから、弱い男性にとっては本当に男性専用車両が必要な人もいるかもしれません。でも、不公平に文句を言う前に痴漢行為をする男性を恨みましょう。痴漢サイトに女性を装って投稿し、狙った女性に痴漢をさせるような卑劣な行為をした男性がいることに注目して欲しいものです。
そういう男性がいるから、善良な男性までもが女性から攻撃されるのだということを。そのような悪徳男性がいなければ、事故で女性の体に触れてしまっても事故だとわかってもらえると思いますよ。
だって会社の満員エレベーターで女性の体に触れても痴漢騒ぎにならないと思いませんか。満員電車と条件は同じですよ。しかもエレベーターで男性の手は気をつけ状態です。それでも痴漢騒ぎにならないのは、会社のエレベーターで痴漢する人なんていないと信じられているからです。
文句を言うなら不道徳な男性に言いましょう。「被害にあった善良な女性の精神的苦痛を考えたら、手を上に上げる位なんですか!」と私は思います。雨の時等男性に不便を強いているとは思いますが、「男性ならそんなことに文句を言わない女性を守る精神を持ってほしいな」と思います。