男女の恋愛事情。それぞれにおける恋愛観、考え方の違いとは
女性が多い職場に勤めていると、恋愛が彼女達にどの様な変化をもたらすかが、明瞭に見て分かる。女性として男性に見られたいと思うのは、男性と同じく本能であり、女性は、恋愛をし続ける限り多彩な美の花を咲かせる。
そして、日々その小さな変化に気づいて欲しいと思う願望を強く持っている。ロマンスに抱かれ、心の底から安心し、温まる事が出来る環境を求め、その温もりが永遠である事を夢見る。
その為、一度燃え上がった心の炎は、そう簡単には消えはしない。いや消せはしないのだ。恋愛に奥手な男性はともかく、恋愛をラブゲームと考える肉食男性は、女性の求める願望を実現し、女性を腕に抱く。
そして勝利のテーマソングにJAZZを流し、冷たい酒を飲みながら、寝ている女性を優しい目で見守る。そして一人、帰りの車の中で苦いチョコレートを食べた様な余韻に浸るのだ。しかし、どんな物語も長くは続かないのが世の常である。
勝ち誇ったのもつかの間、本当は女性が多くの主導権を握っている。
いつも通り、デートに出かけると、何故か暗い面持ちの女性。しばらく、様子を伺うも、これといった大きな動きもない。しかし、別れ際や、帰宅後のメールで、別れを告げられた人は多いのではないだろうか?結果、あんなに、自分に惚れていた女性が、すぐに離れて行き、追いかけよう物なら、ホコリの様にあしらわれる。
何故なんだ?今までの悪事を全て振り返り、恋のレジで一括精算しようとするも、時既に遅し。女性はすぐに他の男性と交際し、残った自分は、女々しく彼女の幻を手探りで掴もうとする。
最悪な場合は、自分の友人や先輩、後輩と言ったメンズ達が、レジに別のレシートを重ねて置いて行く。そして、恋のレジ店員に、高額な精算金額を言われ、毎日少しずつ悪事の精算をして行く事になる。
傷が癒えた頃に、また冒険したくなる。
日々、大きな外出もせず、、自宅で、頭を掻き毟り、寝返りで背中を痛める等して、悪事の精算金額の返済が、少なくなって来た頃、輝く季節にまた、キラキラした女性達が舞い降りる。
返済で疲れた体を温める陽の光。ストレスで減った髪を撫でる風。「まじでか?なんでやねん?」といい続けた口からでたらめな、AORソングの歌詞が出てきたら、もう大丈夫。
この頃になると、男性は、大きな経験値でレベルUPし、新たな休息を求めて、新たな冒険へ旅立つ。ここで、新たな旅立ちの前に、まず男女の求める事を再度確認しておかなければならない。
それは・・・「女性は安全なロマンスを求め、男性は危険があっても、ひと時の休息を求める」これに尽きる!!と言う事だ。そして、女性は、男性より遥かにレベルUPのスピードが早くそれに比例して、恋愛の忘却スピードも速い。
一方の男性は、倒したつもりの相手に倒され、お金を半額、もしくはそれ以下にされ教会に送られ、復活の呪文で蘇り、その後、初めてレベルUPする。蘇ってからの経験値獲得の為、忘却スピードはカセットテープの早送り並に遅いのだから・・・
恋愛の記録方法
恋愛の記録方法についても、押さえておく必要がある。会社の女性がこんな名言を残した。女は上書き恋愛、男は、フォルダ分け恋愛。
確かにと共感した。女性は、男性と別れて次の男性と交際すると、前の男性の事は、嘘だったんではないかと言う程、一瞬で忘れまた、何故あんな男性と付き合っていたのか分からないと言った言動をする。
一方男性はというと、前の女性と比較する事が多い気がする。あの子は、料理が上手かったが、エッチが下手だった。あの子は、ルックスは良くなかったが、気配りは最高だった等女性と男性の恋愛の仕方は、やはり大きく異なると思う。
まぁ、始めから分からないからおもしろい訳で、そこにゲーム性が含まれていると思う。傷つき、倒れそれでも、また相手を求めて、旅に出る死にかけてなお、また冒険したくなるのは、何故だろうか?答えは深いダンジョンに隠されたままだ。