カードローン利用時における、学生証の意外な存在感とは
学生の皆さんが何かのサービスを利用しようとするとき、よく学生証を提示したりしますよね。学生割引が使えるシーンなどもありますから、とりあえず提示しといて損はないものでもあります(笑)。
では、カードローンを使うときも学生証があれば手続きがスムーズに進むのでしょうか?学生でも使いたいという声が多いカードローンです。学生証が大きな効力を持つのならぜひ活用したいところですよね。
身分証としては申し分ないが…?
学生証をカードローンの利用手続き時に使うとしたら、それは身分証として使える可能性があります。それ以外で何か学生証に大きな効力は期待できません…。カードローンの金利に学割といったものもありませんので、学生証を無理に活用する必要性は薄いかもしれません。
ちなみに、この手のキャッシング審査における身分証としては運転免許証が一般的です。キャッシングの利用者としては主に働いている社会人がターゲットです。
学生だと利用できないというわけではないのですが、学生に焦点を絞って提供されているものでもありませんから、学生証よりは運転免許証の方が使い勝手がよいかもしれません。
あと、カードローンは未成年が使えるサービスではありません。そのため、未成年でも学生証を出せばカードローンが使えるというようなことはありません。そのような融通を期待して学生証を利用するのはよしましょう。
学生という身分の証明はそもそも不要?
一応学生であるということを伝えても構いませんし、聞かれることもあるかもしれませんが、カードローンの利用において「学生かどうか」ということはあまり重要ではありません。
繰り返しになりますが学割制度もカードローンにはないため、無理に学生という身分を証明する必要性がないのです。それよりも証明する必要があるとしたら「成人かどうか」ということの方が大きいでしょう。
そちらの方を重点的に調べられると思いますので、自分の年齢や生年月日を証明するものを用意する必要があります。それが学生証で証明できるならよいのですが、難しいなら運転免許証の方が早いかもしれませんね。
学生でもカードローンの利用のために絶対必要な条件
学生であるかどうかよりももっと重要な条件があります。先に挙げた「未成年かどうか」という点にあわせ、「収入があるかどうか」という点が非常に重要です。学生かどうかという点よりもはるかに重要なのはこの点なのです。
学生でもカードローンを利用できる可能性はありますが、アルバイトなど何でもよいのでとにかく本人に収入があることが絶対に必要です。
そしてそのことをきちんと証明できなくてはなりません。勤め先の連絡先も間違いなく申告しなくてはならなくなります。
あまりないと思いますが、高額キャッシングを求めてのカードローンなら収入証明書も必要になります。高額キャッシング希望ならそちらも用意しておきましょう。
もうわかりましたね。学生証よりもこちらの方がはるかに重要かつ絶対なのです。あらゆるシーンで活躍する学生証もキャッシング審査においてはあまり存在感がありません。
学生でカードローンを利用しようと思っている人は、学生証以外の証明書の類いを忘れずにご用意ください。