お金を貯められない方に贈る、貯金を成功させる絶対普遍の真理とは
収入より支出を減らす事を考えましょう。すべてはその考え方に終始します。考えれば簡単に分かる事なんですが、気づかない盲点でしょう?たとえば仮に月収20万円だったとして、生活するのに21万円使っていたら貯金はなくなる一方で、どんどん生活は苦しくなり、次第に借金を重ねて破綻するだけです。
当たり前の事なんですが、この点に注意して生きる事で分かるひとつの真理があります。それは・・・自分の生活水準に見合った暮らしをする事です。お金がないのに、無計画にマイホームをローンを組んで買ったり、子供をたくさん作ったりするから、いくら稼いでもお金が貯まらないという状態に陥るのです。
どうすれば防げるか。その時の感情ではなく論理的に考え動けば、計画が狂う事は圧倒的に少なくなります。考えたつもりだったというのは考えていません。だから家を買い車を買いという事をしているわけで、貧乏生活から抜け出せない状態になっているのです。
まずはそれを認めましょう。考えるのはそこからです。たとえば、家や車って本当に必要でしょうか?確かにこの時代に車を持っていない家などほとんど知りません。しかし、マジョリティ(大多数)がそうするからといって、それが絶対に正しいとは限りません。
実際、私は車は持っていませんし、自転車で生活しています。温泉に行くのにも片道1時間ほどかけて自転車で通っています。車を買うと維持費やら燃料費などで年単位で計算すると恐ろしい額になるはずです。まずそういった自分からお金を奪って行くものに対して本当に必要なのかをもう一度じっくり考えてみてください。
私は、必要ありません。自転車と車を天秤にかけた時に、私の場合圧倒的に自転車の方がメリットがあるからです。まず車検などの維持費がかからない。燃料費もかからない。折りたたみ式なのでどこにでも持っていける。時速20kmから、速い時はそれ以上は出るのでスピード的にも十分。
私のケースだと2時間の有酸素運動ができ、健康にもよく、ダイエットもでき、筋トレにもなります。これだけ読んでもまだ「車を買えない負け惜しみだろ」とか言う人が本当にいるのか疑問です。車の利点は私にとっていろいろ運べるくらいですが、これも自転車+リュックがあれば解消出来ますし、引っ越しなどの時は業者に頼むか、レンタルしますので車はまったく不要です。
遠出をしたければ、これだけ公共の交通機関が優れた国も珍しいですし、運転しなくていいので電車やバスの方が長距離は圧倒的に楽です。もう一度聞きます。本当に日本で車を所有する理由はありますか?お酒を飲むと乗る事さえできませんし、最悪な事態が起こってしまったら責任を取る事すら出来ず一生その罪を背負って生きなければいけません。
自転車なら、ゆっくり運転すれば人の命を奪う事まではありません。車はただの一例として挙げましたが、あなたのすべての支出を家計簿に書き出してみてください。そして家族みんなで相談しましょう。不要なもの、絶対に必要ないものはとことん支出リストから削除していく。
ローンや何年縛りのような毎月自分からお金を奪って行くようなものを持たない。子供の塾は本当に必要ですか?勉強だけはさせないと子供達の将来が不安だ、という親の精神安定剤のために高い月謝を払っているのならそれも無駄なお金です。やりたくなければ子供はどれだけ強制されてもやりません。
自分の元に入ってくるお金よりも、使うのを減らしましょう。そうすれば必ずお金は貯まって行きます。細かい金額の節約というのはほとんど意味がありません。たとえば、地元のスーパーより車で15分かかる隣町のスーパーに50円安いキャベツを買いに行くのは、絶対にだめです。
まずガソリン代だけで50円以上使っていますし、往復30分という時間で50円しか利益を出せないのは、節約モデルとしては最悪です。それは節約ではありません。ただの時間とお金の浪費です。おそらく人は、自分の生きた価値というか、自己証明というか、そういったもののために、帰るマイホームや自分の箱を欲しがるのかもしれません。
車もおそらく同じ理由です。そして多くの人が自分の家を持ちたがります。それを否定する気はありません。ただお金を貯めたいのであれば、一括で買えないようなものを買うべきでは通常はありません。
私は、今のパソコンはローンを組んで買いました。仕事でどうしても必要だったし、その機会を逃すと大きな損失になると判断したからです。英断だったと思います。なのでそういう場合は仕方ありませんが、車やマイホームをローンを組んでも買わなきゃいけないなんて理由はおそらくひとつもないはずです。
何を優先順位の一番に挙げるかです。お金を貯める事が目的なのであれば自分からお金を奪う物は絶対に排除し、不要なもの、他で代用出来るものは代用する。みんなが持っているからといってあなたも合わせる必要などどこにもないのです。
そして自分の生活水準に合わせる。それだけで確実に今よりも安心安定した老後が過ごせます。お約束しますよ^^