夫婦でお金の管理をするのは、どちらのほうが向いている!?
他国の習慣が日本では当てはまらないのは文化の違い?
結婚したからには、お金の管理は妻まかせという人も多いでしょうが、最近は男性が管理をしたり別々に管理をするといった夫婦も若干増えているようです。欧米などは旦那さんが働いたお金は旦那さんが管理というのが今も健在のようですが、国によって文化が違いますからどちらが正解かという事ではありません。
欧米ではこうだからとか言っても何の説得力もないのは、フランスでは電車の中で化粧をするのが普通なので、日本でもおかしくないと言っているようなものかもしれません。
お金の管理が得意なほうがやればよい
まず、元々の文化や習慣が違う外国と比べてみてもあまり意味が無いともいえます。夫婦のお金の管理は、各夫婦で決めるしかありません。たまに親戚などから横槍が入るかもしれませんが、やり繰りの上手いほうがやったほうがいいのは言うまでもありません。
日本は女性がお金の管理をするのが一般的なので、うちも奥さんに任していたが気づいた時には散財されて貯金もスッカラカンになっていたという笑えないケースもあります。その逆もありますので、上手い下手を考慮せずに決めると大変な事にもなりかねません。
ちなみに、日本の旦那さん達はお小遣い制が殆どですが、欧米ではその逆の場合が多いそうです。まぁお金の実権を握っているのが旦那さんですので、仕方がないといえば仕方ない現象なのでしょうが、日本の旦那さん達のお小遣いが少ないという同じような不満が欧米の奥様方には多いようです。
こういった部分を見てみますと、本当のレディーファーストとは一体なんなのか?と考えてしまいますね。ま、これも文化の違いで考えたほうが答えが出やすいのかもしれませんが、話が横道に逸れてしまいますので・・・。
どっちも苦手な場合には、協力しながらやってみよう!
どちらもお金の管理が苦手だ~という場合には、夫婦が共に協力しながら管理をするといったほうがよいでしょう。二人で力を合わせる事によって、段々とコツが分かってくるというか、分からなければ破産になってしまいますので頑張りましょう。
二人で協力しながらお金を管理する事によって、お金の流れの透明化という利点もありますので、あながち効率が悪いとも言えないかもしれません。
結婚前に決めておいたほうがいいお金の管理の約束事とは?
次に、どちらかにお金の管理を任せたとしても、いつでも家計簿や通帳を相手に開示できる環境を作っておいたほうがよいでしょう。いくら夫婦は信頼関係が大切とは言っても、現在の状況がどのようになっているのかを知る事によって安心感も深まるし、先々の計画も立てやすいからです。
こういった約束事は、結婚の前に決めておかないと後からの変更は難しい場合もあります。なあなあにしておくと、こんなはずではなかったというような後悔をしてしまう結果にもなりかねませんので、しっかりと結婚前によく話し合っておきましょう。