> お金・投資 > 暮らしに快適なオール電化と太陽光発電を考える!経済的な生活を!

暮らしに快適なオール電化と太陽光発電を考える!経済的な生活を!

2014y03m21d_163520708

私たちの生活を経済的で快適なものにする暮らしのシステムに、オール電化というものがあります。近年では賃貸物件などにも多く導入されるようになり、とても便利で快適な暮らしができます。そして、オール電化と併せてここ最近非常に国内で伸びているのが太陽光発電の普及です。

オール電化とは?

オール電化とは、その名のとおり電気で家庭内のエネルギー全てをまかなう形式のことを指します。オール電化によってとても経済的に生活をすることができるのは、ガスを使わないからです。

暮らしの中のエネルギーには、大きくわけて電気とガスの2種類があるでしょう。電気を使用することで家電や照明を利用し、ガスを使うことでコンロの火や給湯器、暖房などを機能的にまかなっているのです。

こうしたことからも基本的に熱を直接持たせるのに一番適しているのはガスであり、ガスの使用は生活の中で当たり前になっていますが、電気よりも単価が高く、冬場の使用量に合わせて電気とは比べ物にならないほど高額になってしまうのも、ガスの欠点です。

オール電化では、ガスを使用せず全てのエネルギーを電気でまかなうことで火を使ったりガス爆発の危険性が無くなり、安全性が増すとともに、経済的な生活を送ることができるとても便利な選択肢なのです。

各地に広がる太陽光発電の広がり

また、近年とても伸びてきているものに太陽光発電があります。震災後から現在の電力会社と供給のあり方に疑問を抱く人が増え、さらには緊急時でも必要な電力を得られるには、電力会社に頼りきった電力供給ではなく、自給自足のエネルギーライフを考えなければいけなくなってしまっているのです。

そして、その方法の一つが太陽光発電というわけです。太陽光発電では自然エネルギーを利用しての発電で、特に太陽の光で発電するので、空気を汚さず余計な場所をとらずに発電していくことができます

太陽光パネルは、大規模なものから小規模なものまで変幻自在に製作できますし、太陽の光が差す場所であればどこでも発電していくことができます。設置の費用も比較的容易に一般家庭で購入できるレベルですし、設置をしてしまえば管理の手間もさほどかからないことから、とても有効な自給自足の発電方法として期待されています。

また、この広まりは一般家庭にとどまらず、メガソーラーと言われる大規模なソーラー発電施設など、電力会社や発電のあり方もより危険性が少なくて環境を汚さないものへとシフトしてきています。

オール電化のメリット

オール電化に話は戻りますが、オール電化のメリットは沢山あります。まず、ガスを使わない分、光熱費のランニングコストが経済的に済むことです。もちろん電気代は高額になりますが、ガスよりも原価が低いですからトータルで考えて両方のエネルギーを使用するよりも安上がりです。

各種料金には基本料金というものがありますから、オール電化であれば基本料金が電気だけで済みます。また、ガスは非常に危険なエネルギーでもあり、部屋に充満すれば静電気などで爆発を起こしてしまいます。コンロで使用する火や暖房の火も、扱い方を間違えれば死に関わる大惨事となってしまいます。

その点電気は、比較的安定していて安全なエネルギーですから、扱いも容易で危険性も極めて少ないと言えます。また、家電製品は電気を使用するのが基本となっていますから、ガスストーブではなくて電気ストーブやパネルヒーター、エアコンなどは全て電気を使用して動くものです。

特にエアコンは、冷房や暖房など、効率的に部屋の温度管理をすることができます。電気を直接利用して熱をおこしているわけではなく、電気でファンを回して半導体の力で空気中の暖かい空気だけを効率的に取り入れているため、直接エネルギーを熱に変換する仕組みの暖房と比べても非常に経済的で済みます。

太陽光モジュールの設置と併せて広がるオール電化の広がり!

オール電化は電気代が高額になります。とはいえ、ガス代と比べても非常に経済的であることは間違いないのですが、これが賃貸ではなく一軒家であれば、相当なエネルギーを電気のみに頼ってしまうことになります。そこで電気料金をより安くする必要が出てくるのです。

もちろんガスを使用するよりは経済的なのは間違いありませんが、もしこの電気代すらも安くできれば、すごく大きな光熱費の節約になるのではないでしょうか?そこで太陽光発電がより注目されてくるわけです。

太陽光発電を利用して発電した電力で家庭内の電気を運用すれば、はるかに光熱費が節約されます。特にオール電化であれば電気代も高額になりますから、その電力を少しでもまかなえれば、ガス代はゼロになって電気代も通常の家庭以下に抑えることができるのでとても経済的です。

そうしたことから、近年の太陽光発電モジュールの設置にあわせてオール電化の設備工事を推奨している業者も少なくないです。太陽光発電で発電できるのが1日の家庭電力をまかなえる量になるかどうかは天気や環境などによっても変わってきますが、少なくともオール電化で太陽光モジュールを設置すれば、光熱費が高額になることはなくなります。もし、ソーラーローンなどを組んで設置したとしても、毎月の光熱費が浮く分、月々の返済もさほど負担にはならないでしょう。

太陽光発電の課題とオール電化で経済的な生活をするには?

こうした良いところだらけに見える太陽光発電とオール電化ですが、まだまだ課題も多いのが事実です。太陽光発電は、発電効率が他の発電方式と比べて圧倒的に悪く、まだまだ国内の主要電力をまかなっていったり、家庭の電力を完璧にカバーするようになるには改良が必要です。

そして、一般家庭で購入しやすい値段とは言っても、まだまだ数百万円規模でコストがかかります。このコストをいかに低額にしていくかや、より発電効率の高い新たなシステムが誕生することによって、新しいものは高いというのが定説ですから、今後もっとより良い太陽光発電の方式が普及していくには時間がかかりそうです。

また、オール電化は一見経済的で便利に見えますが、全てのエネルギーを電気でまかなっているという部分が長所にもなり、短所にもなります。それぞれのエネルギーには得意分野と負得意不得意があるからです。

得意分野であれば効率よく利用できますが、電気の不得意分野は、暖房であったり給湯器などになります。モノを直接熱するのが苦手になり、給湯器は大きなタンクとセットで、そこに水を溜めて一気に暖めることでなんとか給湯器としての機能を果たしています。当然、一気にお湯を使ってしまうと温めるのにも時間と電気代がかかります。

給湯器のお湯は、お風呂にお湯をはる時などでもない限りはなるべく節約して、一気に使わないことで電気代を節約していけますし、タンクが空になってしばらくお湯が出ないということもなくなります。

スポンサードリンク
スポンサードリンク