恋愛嫌いな男なんてありえるの!?絶食系男子の特徴を理解しよう!
最近、「絶食系男子」という言葉がちらほら聞かれるようになってきました。ご想像どおり、「草食系男子」を発展させた言葉です。
「草食」は女性に対してガツガツとアプローチする(肉食系)ことのない、受け身な性格の男性を表現した言葉ですが、「絶食」というのはもう「彼女はいなくていい、いない方がいい」という主義の男性のことを表しています。
絶食系男子の考え方とは?
男として、いやオスとしてそれはどうなんだ!?と思っちゃいますが、実際に認知され始めているようですので、まあ、絶対数存在しているのでしょう。
マイノリティを批判するのは簡単ですが、その文化を理解することは自分の考え方の幅を広げます。これは悪いことではありません。そこで、今回この「絶食男子」の想いをご紹介します。
女性が嫌い、と言うわけではない
勘違いされやすいのですが、絶食男子は「女性がニガテ・怖い」という気持ちを持っているというわけではありません。また、性的に男性が好きというわけでもありません。両性ともに友達としてなら楽しくつるんで遊びます。
あくまでも避けているのは恋愛や性的な感情です。良く言えば煩悩を捨てた悟りの境地でしょうか。実際、絶食男子の同義語には「断食男子」や「ラマダン男子」(ラマダン:イスラム教徒が行う断食の習慣)とも呼ぶ人もいます。
恋愛しなくて大丈夫なの?
性的欲求が無い要因として、絶食系男子にはそれぞれはっきりとした自分の世界観・人生観を持っているということが上げられます。彼の世界にはパートナーの存在が無いのです。そして、その世界観を実現するために忠実に現実生活を送っています。
世界観がはっきりしていない人間は自分の行動に“迷い”や“ぶれ”が生じ、どうしても他者に頼る状況が出てきます。他者というのは無償の奉仕をしてくれる関係である彼女・妻のことです。そのために一般男性は誰かと恋愛関係を目指すのです。
個人に注目する限りは、論理的選択?
確かに今の日本社会では子孫がいなくても、自分が死ぬまで社会が世話をしてくれます。(問題は多々ありますが、少なくともそういう仕組みにはなっています。)文化的な人間生活には恋愛は必ずしも必須事項ではないのです。
思い起こせば、確かに恋愛なんて面倒なことばかりです。相手とケンカしたり、無意味に機嫌を取ったり。それに価値を感じないのはある意味論理的だと言えます。もちろん社会的には問題になるわけですが。
絶食系の人気を使う手はないのか!?
絶食系男子は女性には性的に見られることの無い安全な男友達として付き合えるので、ある意味人気があります。彼氏彼女の関係になることを気にせず、しかも女友達とは違った視点で気軽に相談事ができるからです。
ということは、一般男性としては逆に絶食系男子を装って女性に近づくという手もあったり・・・女性的には裏切られた感じがありますが、結果オーライであればきっかけとしては狙い所かもしれません。