嫁姑の争いに煩わされたくないなら懐の深い女性を妻に選ぶべき!?
長い人生です。結婚を考えた女性が自分の母親と上手くやってくれるか嫁姑問題が気になる人は少なくないのではないでしょうか。
嫁姑の争いに煩わされたくないなら懐の深い女性を妻に選ぶのではなく、実は「妻への感謝を忘れない」あなたの愛が、あなたを愛し結婚した女性を、そういう妻に育てるのです。具体的に説明しますね。
同居を始めるなら、絶対に初めからですよ!
最終的に両親の老後は同居して面倒をみたいと思っている男性と結婚するなら、初めから同居するのが一番楽なんですよ。
もし夫婦だけの家庭を初めに持ってしまうと、新米奥さんは自分流の家事のスタイルができてしまいます。その後、改めて同居を開始すると、家事全般、することなすこと姑と対立してしまいます。
しかし、新婚旅行から帰って初めから同居をすると、初めから姑流に嫁がしつけられます。初めのうちは嫁も妻として慣れない事ばかりなので、姑の言う通りにするしかないのです。つまり一家に妻が2人いても、妻とアシスタント妻ですから、キッチンを仕切る妻はあくまで姑1人なので対立することはあり得ません。
そして、「嫁とはこういうもの」という意識が嫁の中にもできあがります。夫婦2人暮らしのような自由な時間を知らないのですから、姑との生活をことさら窮屈に思うこともないでしょう。また、慣れないうちは他人の家のようなものですから、何もかも姑に聞かないとわかりません。
そこで姑とのコミュニケーションを嫌でも取らなければなりません。聞き上手・甘え上手な素直なお嫁さんなら姑とうまくいくでしょう。
開き直って、評価を期待せず、姑の嫌みももろともせず、最終的には姑に「できの悪い嫁ほどかわいい!」と思わせるほど徹底して姑を頼れる嫁ほど賢い嫁なのかもしれませんね。
「嫁」という職種で働く妻には、共働きとして夫の気配りが必要です!
同居では、両親の生活と息子夫婦の生活のプライバシーやルールはしっかりと決めておく必要があります。その辺は嫁の立場から言いだすことはできませんので、夫のあなたが、あくまであなたの希望として両親にお願いしましょう。
くれぐれも「嫁をかばって言ってるのね!」と母親に思われないようにする工夫が必要です。よほど工夫しないと通常、母親の意に反することは「嫁が息子に言わせている!」と母親は思いがちです。だからこそ、あなたの機転で嫁姑の関係が円滑に進むかどうかがかかっているのです。
あなたがいくら仕事で疲れていても、妻だって「嫁」という仕事であなたより労働時間は長いのです。労働基準法に守られているあなたとは違い、休憩も報酬も全く無いのですから、妻の肩を揉んであげたり、マッサージくらいはしてあげましょう。
その間に妻が口にするストレスは聞き流していても良いのです。女性は聞いてもらえるだけで満足しますし、マッサージ付きだと気持ち良くて、言葉にするストレスも体のマッサージで癒されて、疲れと一緒に吹っ飛んでしまうものです。その日のストレスは、その日のうちに解消させてあげましょう。
それが妻の笑顔を守り、あなたの生活の平穏も守ります。
実家が近い場合のルール
実家がスープの冷めない距離にあるというのも、半同居や2世帯住宅のようなものです。抜け駆け的にいつ姑がやってくるかわかりません。
朝早く、お化粧も掃除も洗濯も中途半端な時間に突然やってこられては、その時の妻の姿や部屋の様子が日常の妻の様子と思われがちです。これでは嫁の立場がありません。
しかし、朝「電話をして来て下さい」と言うと、いくら妻が夫を通してお願いしても嫁が姑の来訪を嫌がっているのがバレバレです。それなら、夫が出かける時間にはせめてお化粧して着替えている状態にしておきましょう。
寝る前にある程度部屋を片付けて、お洗濯やお掃除の途中で姑が来たとしても見苦しくないように朝だけでもがんばってもらいましょう。同居をしていたら当然やるべきことなのですが、別居の場合、姑が帰った後は自由なのですから、とにかくあなたが妻に誠意を込めてお願いしましょう。
その代わり、あなたが母親に鍵を渡すようなことだけはしないということを妻に保証しましょう。これは、親とは別居であり、夫婦の家は夫婦の城なのだという事実を保証することになります。
しかし、独り暮らしの時、息子の部屋の鍵を持つ事を当たり前としていた母親は、鍵を渡さないということは、結婚したら急に息子が嫁側につき、自分をないがしろにしたような気がして憤慨するかもしれません。そんな時は、「家庭を持ったのだから、もう息子ではなく、一家の主だということを認めて欲しい」とお願いしましょう。
でも、「親なんだから、いつ来てもいいよ」ということも忘れずに伝えましょう。妻の方の親に対してもこのルールは平等です。このような息子からのお願いなら親として息子の独立を認めないわけにはいきません。
また、「妻が留守にする可能性もある」ことも伝えましょう。そうすれば、朝早く来るか、電話をしてくるようになるでしょう。買い物に行く時間、習い事の時間、パートの時間等を伝えておくのも一つの手です。
このようにして妻がいない可能性のある時間帯を伝えておくことで、妻に自由な時間を確保してあげることができるのです。そのようにして妻の自由を守るのは夫の役目です。
妻は本当に習い事やパートへ行かなくてもいいのです。その時間帯になるべく妻には友達に会ったり、妻の実家の親と会ったりしてもらいましょう。もちろん自宅で昼寝をしていても構いません。
嫁が息子の働いている時間に昼寝をしたり、女友達と遊びに行ったり、実家の親と出かけたりする、ということに対して姑は良い顔をしないものです。だから、嫁にも上手に振舞ってもらうのです。
そして可能なら、たまには姑と会って出かけたり、おしゃべりしたりする時間も作ってもらえるように、夫は妻に心を込めてお願いしましょう。そして、あなたはその埋め合わせをすることも忘れずに!
姑の相手をしてくれたことに感謝の気持ちを示すのがコツです。何も特別な事である必要はないのです。あなたが妻に対し感謝の気持ちを忘れさえしなければ、あなたの笑顔が見たくて妻もあなたの親を大切にしてくれます。
これが夫婦の愛というものです。
実家が遠くて正月やお盆休み等大型連休に帰省する場合
妻の実家が近い場合は、妻は普段親に会い放題なのですから、この帰省の時期だけは妻にがんばってもらいましょう。
夫の両親も年に数回の息子夫婦や孫たちの来訪なのですから、優しくしてくれるはずです。本当は、このように距離を置いて良い関係で優しくお付き合いする方が良いのかもしれません。
但し、孫は妻の実家が近いと、どうしても近い祖父母の方になついてしまうものですから、その分夫の側の祖父母には、スカイプやメールで孫との関係をより近くしてあげる気配りも必要です。
そもそも夫が妻を大切にし、仲の良い夫婦なら、妻は愛する夫の親の気持ちを自分の親と同じように考えるものです。自分の親が望むことは、それ以上に夫の親も望むと考えてくれます。
妻があなたの親を大切にしないのは、あなたが妻をないがしろにしているからです。いざとなったら親の面倒を看るのは妻なのだということを考え、日頃から妻を大切にしていたならいざという時にあなたの親はないがしろにされることは無いのですよ。