年下夫が年上女性を射止めるためのハンディ克服法!~後編~
年上女性を射止めるコツは?
年上女性を射止めるコツは、年下である事をハンディがあるように思うのではなく「若さ」を武器にありのままの自分をみせましょう。同年代よりも多少精神年齢が高かったり、男らしかったり、男気があったりすれば、それだけでいいのです。若いのに頼れると思ってもらえれば満点なのではないでしょうか!
年上相手に背伸びは見え見えですからそれは逆効果なんですよ。年上女性は、伊達に12年生きているわけではないのですから、背伸びや無理している事はすぐにばれてしまいます。私の夫の場合、付き合っている間に山のように高いプライドを徹底的にこれでもか、と言うほどまでに粉々に砕かれたと言っています。
「人聞きが悪い・・・」と反論したいのですが、そういえば、喧嘩の時に「反抗期なの!?」とか「ガキンチョが何言ってるの!?」「子供子供、そんなの相手にしないも~ん」と言って無視した事が多々あったような微かな記憶も無きにしも非ずです。
それに、ちょっとでもビジネスマナーでおかしいと思った時に口を出すと、プライドが傷つくのか大喧嘩になります。聞く耳持たずに逆切れでした。でも、
「会社の上司にもそんなふうに言うの?10年経ったら自分がどれだけガキだったか分かるわよ」
「それでも、あなたの上司は私と同じ考え方よ。あなた世代の考え方は部下や後輩にしか理解されないわ」
「誰かが引っ張ってくれないと独りでは頂点には行けないのよ」
等々、私の言葉が響いたそうです。私の夫の場合、プライドは山のように高いのですが、甘え上手で愛される性格という特技を持っているようです。だから、会社でも私と同年代の男性の先輩や上司にも妙に可愛がられています。私との結婚前のお付き合いでバブル世代の特色を学んだのだそうです。
また、12歳も違うと、喧嘩になって勝つのはまず不可能です。伊達に12年に生きていません。ただでさえ女性は口が達者なのです。それに「年の功」が加われば、屁理屈だって壮大なものになるのです。どうせ謝るのなら逆切れするより「負けるが勝ち」で女性を上手に立てていた方がお得です。
それに年上女性を好きになった以上、顔や性格だけでなく、尊敬すべき所もあるでしょう。そういう部分は素直に敬って聞く耳を持っていた方が結構お得な事も多いんですよ。
そもそもバブル時代の女性は、企業で3ヶ月から半年は徹底的なビジネスマナーを中心に企業研修を積んでいます。働かないでお金を貰って研修して身についたビジネスマナーはそれなりにすごいものです。
今それを身に付けている若者はいませんので、それだけでも同僚との差別化ができるのです。だって、30代男性の上司は皆さんバブル時代の研修を積んできた人々なのですよ。ですから、上司の心理が分かれば企業で椅子取りゲームに勝てるというものです。
年上女性を射止めるコツは年上女性の意見を素直に受け入れる事です。年上彼女に男のプライドをちらつかせても、ほとんどが恥の上塗りで、最後は逆切れするしかありませんよ。逆切れしてどうにも引けなくなって破局なんてバカらしいと思いませんか?
そんなことにならないように、年上女性とお付き合いするには「負けるが勝ち」の精神を持ちましょう。そして、12年の人生経験に張り合うような馬鹿な真似も止めましょう。どうしても男のプライドが邪魔するならあなたは年上女性とお付き合いする資格はないのです。そして、年上女性の知識を利用して上手に出世していきましょう。
現パナソニックの創始者である松下幸之助さんの奥さんのむめのさんも年上女房だったそうですよ。彼は明治生まれの男性なのに、毎日会社で起きた事を妻のむめのさんに全て話して、妻に意見されたら素直に従ったそうです。
男尊女卑の習慣があった明治時代に夫が妻に会社のことを話したり、妻がそれに意見したりなんてあり得ない事です。それでもむめのさんは現パナソニックの陰の創始者とも言われている位、夫を叱咤激励して陰で支えていたそうです。そして生涯おしどり夫婦だったそうです。
年上女性を射止めたいなら、あなたも松下幸之助さんを見習いましょう。年上女性は「アゲマン」の素質を多いに持っているのです。