仲良くなりそうになると距離を置いてしまう、、、その理由とは?
最近、友達がいなくて寂しい思いをしている人が増えているようです。その中には「友達はいなくても平気」という人もいますが、仲良くなってからなぜか距離を置きたくなるという人はいませんか?
そうなると、深い仲の友達が出来ずいつも表面的な人間関係で、どこか虚しさがある生活になります。その状態になる理由とそれを解決する方法をみていきましょう。
近づきすぎると傷つくと思っている
これは、過去にそういう経験をした人で、仲良くなりすぎて逆にうっとうしくなったりケンカするようになったり、家族のような仲になっても家族自体で仲が悪かったらその習慣で相手とも仲が悪くなったりします。
これによって自分の中である程度仲良くなり始めるとどこかの時点で心のブレーキがかかり、それ以上進もうとすると距離を置く行動になってしまいます。これを解消するには、過去と同じ出来事になるとは限らないということをしっかりと認識することです。
全ての人が同じ状態になるわけではないことを理解して、仲良くなったらどんな楽しいことになるだろう、ということを想像してみましょう。
ある程度、今までのパターンが身についている人は仲良くなるときに意識していないと過去の繰り返しになる可能性があるので、自分が距離を置こうとしているとき、相手と仲が悪くなりそうなときに「過去は過去、今は今」と意識して、自分が理想な仲が良い人たちをイメージしてそのように接してみるといいでしょう。
イメージしたものが現実になる
脳は、自分がより強くイメージしたことを現実に表そうとします。これは、脳は現実と鮮明にイメージされたことは区別がつきにくいという特徴を持っているためで、よく夢を見ていても体が急に動いたりしませんか?
あたかも現実のような夢を見ているとそれに体が反応します。なので、自分の体が新しいイメージに反応するまで鮮明に理想の人間関係をイメージ出来れば、過去の記憶を繰り返すことなく新しい自分を作っていくことが出来ます。
自分を守るのが体の役目
脳は、痛みを感じることを避けて快楽を得ることを行うという機能があります。そのため、自分では変えたいと思っていて頑張っても、快楽が得られるという確かなものが感じられないと、一向に過去の自分を変えることが出来ません。
過去の自分は過去の記憶によって成り立ってるので、過去に痛みを感じたことを変えようと思っても、それをやろうとすると過去の記憶によって元に戻ります。これは体は自分を守るために行っているため、これを変えるためには将来に快楽を得られることを感じられるようになることが必要です。
その方法としてイメージをすることになります。イメージをすることで未来の自分を自由にイメージ出来ます。それは夢のように感じられますが、どんなことでも人間の脳は現実に表そうとするため、自由度は無限にあるといえます。
自分のことを知ることはとても大切ですが、心理学などを教わらないと自分の心を学ぶ機会がありません。そのため、あたかも自分の性格や生まれが悪いと自分を責めてしまいがちですが、自分の感情や心、体の機能を理解できれば、逆に自分の理想の人生にしていくためにも応用できます。
興味深いのが、大富豪やプロスポーツ選手といった周りから見て成功者といわれる人たちの多くは、脳について詳しいということです。それは、脳には潜在意識といわれる膨大な力を持った部分があることで、この使い方を理解している人はその力を使って自分の力を引き出しているといわれます。
プロスポーツでも天才的なプレーをする人は潜在意識の力を他の人よりも引き出しているといわれ、その研究は今も続けられています。ですが、これは逆にとらえると自分の力を抑えるために膨大な力を使うことにもなりかねないということです。
「自分はだめだ」「自分は出来ない」ということを常に思っていると、それが潜在意識の力によってより強固な力となって、自分の本来持っている力を引き出すことが出来なくなります。
制限よりも可能性に自分の意識を向けることが大切で、これは友達と深い仲になっていくためにも大切なことといえます。