好きな人に信頼されるペーシング術!究極のペーシングとは?
好きな人に好かれようと思うと、先ずは信頼を得る事が必要です。人から信頼されるには、ペーシングという技術が有効です。ペーシングには様々な技術がありますので、その中でもオススメのテクニックを紹介します。
信頼されるためのペーシングとは、あなたが相手にとって同じ種類の人ですよー、仲間ですよー、と安心させるためのテクニックです。ペースを合わせられた相手は、自分と共通の人なんだと安心して、信頼をしてくれるでしょう。ペーシングには様々なテクニックがあります。
言葉を合わせる
相手が使う言葉を自分も使ってみましょう。
相手が「今日はとても暑いですね」と言えば、あなたも「本当ですね、とても暑いですね」と返して下さい。
相手が「今日はメッチャ暑いですね」と言えば、あなたも「本当に。メッチャ暑いですね」と返して下さい。
また、相手が普段よく使う言葉や口癖をマネするのも効果的です。お酒を飲みに行った時の乾杯で、相手がいつも「はいはーい、じゃあ乾杯しましょう」と言うのであれば、あなたに乾杯の音頭が回ってきた時は「はいはーい、じゃあ乾杯しましょう」と言いましょう。
その人が普段「そしたら、お先になりますが失礼します」と挨拶して帰宅する場合だと、あなたも真似して「そしたら、お先になりますが失礼します」と挨拶して帰って下さい。出来るだけイントネーションも合わせる方が効果的です。
速度を合わせる
話し言葉だけでなく、話すスピードを合わせるのも効果的です。もしも相手が早口であれば、あなたも同じくらいのペースで速くしゃべりましょう。もしも相手がゆっくりと話す人であれば、あなたもゆっくりとしゃべりましょう。こうして相手の話すスピートにペースを合わせます。
話だけでは無く、歩く速度も合わせましょう。相手が早足ならあなたも頑張って早く歩いて下さい。相手がゆっくり歩く人であれば、あなたもゆっくりと歩いて下さい。
動きを合わせる
向かい合って会話をしている時に、相手の仕草を合わせましょう。例えば相手が頭を掻きながら話したら、あなたも頭を掻いて話して下さい。
相手がジェスチャーを使って話し出したら、あなたが話す時もジェスチャーを使ってみて下さい。相手がテーブルに置いてある水を飲んだら、あなたも水を飲み、相手が足を組んで座ったら、あなたも足を組んで座って下さい。そういう風に、相手の仕草を上手くコピーして下さい。
ただし、ここで気をつけなければならない事があります。ペーシングをしている事が相手に気づかれてしまった場合は、却ってあなたは相手に悪い印象を与えてしまう事になります。相手には気づかれない様に、さり気なく行うのがコツです。馴れないうちは、ばれても大丈夫な相手で練習をしましょう。
瞬きを合わせる
瞬きを合わせるのもとても効果的なテクニックです。お互い目を見て話す場合などは、相手の瞬きのタイミングをよく観察して下さい。そして、大体の予想のもとに上手く合わせてみて下さい。
大体のタイミングをつかんできたら、後は上手くペースを合わせる事が出来るでしょう。そうして相手の瞬きの速度やタイミングを知ると、同じ人が普段よりも緊張して瞬きの速度が上がっているとか、落ち着いていて瞬きの速度が下がっているなど、同じ人のコンディションも分かってくるはずです。
呼吸を合わせる
最後に、究極のペーシングを紹介します。それは、呼吸を合わせる事です。呼吸は見えない訳ですから、当然他のペーシングよりも難易度が一気に上がります。しかし呼吸を合わせると一体感が生まれ、ペーシングとしては最高のテクニックとなるのです。
相手の呼吸を見分けるためにはいくつかの方法があります。先ずは肩を見て下さい。肩の動きが呼吸と連動して、大きくなったり、小さくなったりする場合があります。
よくスポーツ選手が、競技終了後なんかに見せる、肩で息をする状態。それと同じ動きが現れているはずです。もちろんあんなに極端ではありませんが、よく観察していると、微妙な動きに気づくはずです。その動きにあなたも合わせて呼吸をして下さい。
お腹を見る方法もあります。お腹の動きに合わせてあなたも呼吸をして下さい。夏場などの軽装の時には、お腹の動きを見る事が出来る場合があります。じっくりと観察する訳にはいきませんから、タイミングを合わせる時だけ、上手く見てタイミングを合わせて下さい。
もし、肩やお腹で分からない場合はどうすればいいのでしょうか?その時は口を見て下さい。人によっては息を吐く時だけ口を軽く空ける人がいますから、その動きに上手く合わせて下さい。
この様に、肩、お腹、口を観察しながら相手の呼吸に合わせてあなたも呼吸をする事が、究極のペーシングなのです。くれぐれも相手に気づかれない様に気をつけて下さいね。