「束縛=愛の大きさ」は綺麗事。束縛の激しい女性の本音とは
短いスパンで、今どこにいるのかとメールや電話をしてくる。飲み会のメンバーは誰なのか執拗に聞いてくる。少しでもほかの女の子と話したりしようものなら、怒涛のように怒る…。
束縛の激しい彼女と付き合うというのは、並大抵の精神力ではなかなか厳しい場合が多いようです。
中には、「束縛されるのは愛されている証だ」と思う人もいるようですが、そういった例は男性より女性の場合が多いようですね。
というのは、本来男性は、追われるよりも追いかけるように出来ている生き物なので、追われる側の立場になると一気に気持ちが冷める傾向にあります。
少し考えてみてください。顔も性格も、あなた好みの女性が2人居るとします。片方の女性は、「あなたの事が大好き!」と毎日熱烈なアプローチをする一方、あなたの行動を逐一把握したがります。
もう片方の彼女は、「あなたの事?そうねえ。好きかもしれないわねえ」と、やんわりかわす程度で、普段あなたが何をしているのか全く気にするそぶりも見せません。
さあ、どちらの女性のことが気になりますか?追いかけたいと思いますか?大半の男性が後者の女性ではないでしょうか。
束縛したがる女性の心理は、自分に自信がなくて、常にチヤホヤされていたいという場合が多いです。これは確かにそうだと思います。
自分に自信がないので、自分よりも魅力的な女性が現れたら、あなたはその女性に気持ちが揺らぐのではないかと思っています。要するに、あなたのことを心から信頼していないのです。
そしてもうちょっと掘り下げると、卑屈な性格であることが多いです。「どうせ私なんて」と自分を卑下することによって「いやいやそうじゃないよ、君は魅力的だよ」と言ってほしいタイプです。
さらに掘り下げると、単純に人の幸せを喜べるタイプではありません。自分の居ないところで、彼が楽しんでいることが気に食わない。おいしいものを食べていることが面白くない、などなど…。
女という生き物は、基本的に人の幸せを素直に喜べない汚い部分があります。どの女性でもそういった部分は持ち合わせていますが、大抵の人が上手くコントロールしています。
ただ、束縛の激しい女性には、そのコントロールできていない人が多いです。そして、もっとハイレベルな激しさになると、彼を束縛しておきながら、自分は平気で他の男性とご飯を食べに行ったりしてしまうのです。
信じられませんよね。しかし現に、私はそういった女性を多く知っています。彼には隠しているだけで、それが現実なのです。何も知らない彼だけが、「俺のことそんなに好きなんだな…」と、半ば勘違いに近いうんざり感を抱いているのです。
もし、あなたの彼女が激しい束縛をするタイプであれば、あなたも一度同じように束縛をし返してみることをおすすめします。
そこで彼女が何も言わず、逆にあなたの束縛に満足するようであれば、単純にあなたのことが大好きな、純粋な束縛です。
ただし、あなたが彼女を束縛しだしたことに対して激しい憤りを見せるようであれば、100%やましいことがあると考えていいでしょう。すぐにでも携帯を見せてもらうなどして、今後の二人の行く末を話し合うべきです。