男はお酒にもこだわりを!おいしい焼酎の飲み方BEST5
近年、焼酎のおいしさが見直されつつある。洋酒のような派手さはないものの、静かに焼酎を嗜む男性は何だか男らしくすら見える。そんな焼酎にもいろいろな飲み方があり、それによって味わい方はまた違ったものとなってくる。
麦焼酎・米焼酎・芋焼酎など種類もあるので味そのものの好みも分かれるだろうが、今日は焼酎のおいしい飲み方BEST5を紹介しよう。いろいろと試し、自分のお気に入りの飲み方を知っておくのも大人の男としては必要。ストレートでは飲みづらくてもひと手間加えるだけで口当たりはガラっと変わるので是非試してみてほしい。
冷たい「パーシャルショット」
「パーシャルショット」とは、アルコール度数の高い蒸留酒をボトルごと冷凍庫でキンキンに冷やして飲む方法だ。度数が高いと凍ってしまわずに、ちょっとトロトロになる感じである。焼酎では原酒や初留取りなどの度数が高いもので。
パーシャルショットにすると口当たりが丸くなるので、飲みすぎにはくれぐれも注意。また焼酎によってはボトルごと冷凍庫に入れると凍ってしまい、ボトルが破損する場合があり危険なので、最初はグラスや小瓶に移して軽くラップを掛けてお試しを。
ツウがよく知る「割り水」
焼酎の本場鹿児島でも愛されている飲み方が「割り水」だ。作り方はいたって簡単、焼酎をおいしい水で好みの濃度で割る。それを3日から1週間ほど常温で寝かせる、ただそれだけなのだ。高温多湿の時期は冷蔵庫で。ただ寝かせるだけで味はまろやかになる。
一晩寝かせるだけでも味は変わるのでやってみてほしい。更にこの割り水を燗にするのもツウにはよく知られた飲み方である。
昔ポピュラーだった焼酎の「梅割り」
焼酎の「梅割り」とは、お湯割りに梅干を入れたものではなく、甘い梅エキスを入れたもの。この梅エキスは店頭では取扱が少ないようだが、ネットではすぐ手に入る。
昔は最もポピュラーだったこの梅割りという飲み方、結構やみつきになる。下町ではお馴染みだが、現在は居酒屋でもメニューにはなかったり。焼酎の梅割りを一口飲めば、時代は昭和へタイムスリップ。
今流行りの「緑茶割り」
冷たい緑茶だけでなく、温かい緑茶でも楽しめる焼酎の「緑茶割り」。お寿司屋さんでは、お寿司と一緒に楽しむと魚の生臭みが消える、とファンが多い。緑茶にはアルコールの分解を促進する成分が入っているため、二日酔いにもなりにくい。
手間をかける価値がある「コーヒー焼酎」
最後に紹介するのが「コーヒー焼酎」。これを楽しむにはまず数日の時間と少しの手間がかかる。作り方は簡単で、保存ビンに焙煎されたコーヒー豆を入れ、そこに焼酎を注ぐ。コーヒー豆が沈むまで3日から5日ほど漬け込み、コーヒー豆を取り出す。
漬け込む期間が長ければ長いほど、コーヒーの風味は強くなるし苦味も増す。長いと1か月ほど漬け込む人もいる。甘味がある方がいい人は、漬け込む時に氷砂糖も一緒に投入しておこう。
コーヒー豆や焼酎の種類、漬け込む期間はお好みで。アイスコーヒーのようにロックで飲むもよし、牛乳で割ってもよし、アイスクリームにかけてもよし。自分で漬けた焼酎を飲む、これぞ大人の男の嗜み方に違いない。