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「釣った魚に餌をやらない」男性の心理を女性から見て~前編~

「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるにも拘らず、男性には「釣った魚に餌をやらない」という言葉があります。これは女性に対する男性の甘え何でしょうが、プレゼントはお小遣いの関係上仕方ないとしても、気遣いを忘れていたら幸せな老後を迎えられませんよ。最近の女性は我慢しないからです。

結婚を境に男性のお小遣い事情は大きく変化します

そもそも結婚すると、今まで独身貴族としてお給料を独りで自由に使っていた男性が、結婚を境に「夫」になってからは、多くの場合貯金から毎月のお給料・賞与まで全額妻に押さえられてしまいます。そして悲しい事に夫は毎月妻から貰うお小遣いの中でやりくりしないといけないのです。

煙草を止めて趣味のためにお金を使おうとすれば「煙草吸わないならお小遣いは1万円減らしても大丈夫よね」と妻から冷たいお達しがあるのです。こんな生活なのですから、夫が妻のために独身時代同様プレゼントやデートに連れて行ってくれるわけがありません。

妻だって、贈り物を貰っても会計が一つなのですから、ボーナスで指輪を買ってもらっても「貯金が減る!」なんて思いがよぎり、プレゼントというよりは自分で買ったような気分です。

もし夫がアルバイトでもしてプレゼントしてくれたなら最高なのですが、この不景気に残業の後にアルバイトなんかして体を壊してもらっては元も子もありませんので、妻は始めからそんなことは期待しておりません。

こんなふうに、夫は結婚したら途端に遊ぶお金はもちろん、趣味のお金にも苦労するようになるのです。お弁当代を貰っている人はまだいい方です。お昼代を浮かす事もできます。しかし、妻は抜かりがありません。お弁当を作ってもらったらますます縛りがきつくなるのです。

それでも妻は意地悪で夫のお小遣いを減らしているわけではありません。妻だって一生懸命節約して頑張って貯金しているのです。多くの夫達は「自分の給料が安くて申し訳ない」と思っているのです。但し、夫の知らない妻のお小遣い(交際費含む)もある事に多くの夫達は気付いていないのですが。

妻の言う「結婚前は・・・」という言葉はどういう意味?

では、「釣った魚に餌をやらない」という言葉はどういう事なのでしょう。世の夫達は「釣った魚に餌をやれる」ほどのお小遣いを貰っていません。そもそもこの言葉は女性が言い始めたものではなく、男性が言っていた言葉なのです。

自分に振り向いてもらってデートを重ね、プロポーズに応じてもらうために男性達はお金も使い時間も割きます。仕事がどんなに忙しくても恋人と会う時間を作って「自分と結婚したい」と少しでも思ってもらうために、あの手この手で恋人を大切に扱い優しくするのです。

でも、この苦労は結婚するまでの話です。一旦結婚したら男性は安心してしまうのです。「釣った魚に何で餌をやらないといけないんだ!」と言っているのは男性なのです。バブルの時代によく男性がこんなことを言っていました。バブルの時代の男性はお小遣いもいっぱい持っていたからです。

しかし、結婚すると気を遣わなくなるのは現在も同じです。「言わなくてもわかってるだろう」と思っているのは男性だけです。夫婦は血が繋がっているわけではないのですから、言わないとわかりませんよ。

それに、一旦結婚したら離婚するのも大変なので「よほどのことが無いと離婚しないだろう」という安心もあるのでしょう。しかし、現在は女性の社会進出が進み、結婚しても共働きの夫婦が多いのです。経済的に妻は独立していますから、いつ別れても生活には困らないのです。

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