恋は本当に素晴らしい!恋愛があなたの人生を豊かにする!
誰も一人では幸せになれはしない
どれだけお金と時間があっても、「自分一人」だけでは、まさに宝の持ち腐れだろう。楽しい時、辛い時を一緒に分かちあう人が側にいてくれてこそ人生は輝き、生きる事に活力を見出せるのだから。
女性も男性も相手に求める価値観は様々だが、そんな事を深く考える前に勝手に本能で相手を求めて動き出し、自分の意思とは無関係に恋に落ちている。
本当の恋はするものではなく落ちる物だ。では恋は、貴方に一体どの様なものを与えてくれるのだろう?
誰かを愛するという事
そもそも誰かを本気で愛するという事は、一体どういう事なのか?自分は二の次にして、相手を最優先する事?心も体も全てその人に捧げるという事?
愛を形で説明するのはあまりにも困難で、形や分かるものに置き換えようという事自体が実は愚かな事なのかも知れない。しかし、一つ浮かぶとしたらそれは「無償の愛」ではないだろうか?
親が子を庇い、子が親を庇う。兄弟が弟を、または兄を守る。恋人を必死で守ろうとする。この瞬間に、とても損得の感情が発生しているとは思えない・・・「無意識」で体が動いているはず。
例えばなにか天災があり、救助隊がなんとか駆けつけたが、救助する為のヘリコプターに乗れる定員は「一人」だ。誰かを好きになったり、愛した事のある人ならば、恐らく自分はその場に残るという選択を躊躇せずするだろう。でもこれが友人、会社の同僚でも何の躊躇もせずその場に残るという選択をするだろうか?
人は誰しも自分が可愛い。しかし自分より弱い者や自分よりも愛しいと思う人の為なら自分を犠牲にするという、通常であれば説明の出来ない行動が取れる。この通常であれば説明出来ない事こそ、「愛」なのではないだろうか?
誰かを愛するという事は、自分自身の存在を遥かに超えた力を呼び覚まし、愛する人を守って行くという事なのではないのだろうか。
恋する事で愛に触れ、愛の深さを測ろうとする
動物の本能というのも、もちろんあるのかもしれないが、今まで女性とお付き合いした事のある方はどんな時に愛を感じ、何を以って愛の深さを測ろうとしたんだろう?
親身になって自分の事を心配してくれた時、涙を流しながら離れる事しか出来なかったあの時、女性二人を愛してしまった時、相手に酷い事をして後悔した時・・・。愛は憎しみと紙一重だ。もろくて壊れやすく、その中には喜怒哀楽が蠢き、複雑に絡み合って時には思いすぎて相手を傷つけてしまう事だってある。
自分だけを見て欲しい、自分以外の人に優しくして欲しくない、絶対傷つけて欲しくないと、いつの間にか恋愛は独占欲や支配欲などに囚われて、歪んだ愛となる。しかし、やはりそれも一つの「愛」なんだろう。誰かを死ぬほど好きになるという事は、「他の全てを捨ててもその人の側にいたい」と思う強い気持ちだ。
愛する事で新しい自分と出会う事が出来て、その過程で成長し、周りも幸せに出来る
人は自分以外の誰かを愛し、その人を愛する事で「自分を愛する」という事を知るのではないだろうか?
恋愛は決して良い事ばかりではない・・・。辛い事、悲しい事、苦しい事がこれでもか!というぐらい波の様に寄せては返す。しかし、その中で人と心から真剣に向き合い、相手の立場にたって相手の気持ちを理解しようとする。その中で無意識の内に自分がされて嫌な事、または自分がされて嬉しい事等を学ぶ。
人の温もりに触れて心が落ち着くのを知り、人の厳しさに触れて自分を知ったり・・・。人は弱く、そしてもろい。しかし、支えあって生きて行く事で強くなり、様々な事を乗り越えていける可能性を持っている。
答えなんて山程あっていい。正解なんてなくていい。愛とは、誰かを、自分自身を強く温かい心で想ってあげる事・・・。そう思いたい。